インターネットでの炎上の代償と罰

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昨今のtwitterやfacebook起点のインターネットへの写真投稿が大きく炎上しているものから小さなものまで後を絶たない。
destruction by fire fearful
ここにきてやっと代償と罰が注目されてなのか、賠償請求や逮捕事例が出てきたので、整理する。

  • 冷蔵庫に入りバイト先を閉店に追い込んだ学生 人生に悩み中
    http://news.livedoor.com/article/detail/8015553/
  • この事例では炎上直後のツイートは強がっているイメージがあったので、結構記憶が強い。
    ブロコンビリーの事例では退学になってから現実に気付くいたのか或いは炎上してから追求が始まってから気付いたのかどちらにしてもは時は既に遅し。

    民事事件

  • 損害賠償など。
  • 被害額は状況によりけりで、対応と裁判の内容で賠償額は相当変わると思うが、チェーン店や複数店舗に被害が及ぶととてつもない金額になると思う。
    CDケースを破壊している行為も、それだけの被害額を賠償すれば済むというものでもなくなる。

    ブロコンビリーはバイトへの賠償請求。(2000万の訴訟とも言われている)

    刑事事件

    パトカーに乗った行為は公務執行妨害や器物破損の疑いなどが考えられる。
    北海道のパトカーの天井に乗った少年は、逮捕されたことがテレビでも報道された様子。

    今年始めにfacebookで神奈川県のパトカーの天井に登っている写真が存在しているようだがこれはどうなったのかは謎。

    沖縄県警のパトカーの天井に登る人の写真も出回っていた。

    西友は警察に相談だったか(業務妨害だと思う)。
    マクナトナルドの髪の毛バーガーは警察に届けで視野(業務妨害)。
    民事か刑事かは内容によりけり等。

    法律違反

  • 危険行為
  • 線路に侵入したり、電柱に登ったりする危険行為はそもそもそれらは禁じられている行為であり相応の罰があったはずだ。

  • 公序良俗
  • 猥褻写真やヒワイな動画をアップロードすると公序良俗で逮捕もありうる。
    FC2動画などでは最近は逮捕されている事件は見かける。

    公園の水道で大学生がやらかしていたものなどは、公序良俗も考えられるが、市区町村が管理している施設への不当な行動なのでさらに別の罪で問われる感じもする。

  • 盗撮
  • 普通に承諾を得ず他人の写真を撮影するだけでも肖像権侵害などが考えられる。(条件は細かいので一概にはいえませんが)
    下着写真などを撮影すると 更に別の罪(迷惑防止条例等で)問われることになるだろう。

    未成年の違法行為

    未成年者の飲酒や喫煙は、謹慎だったり、退学だったりと色んな処罰は考えられる。
    未成年者に酒やタバコの販売を行っていたり、店舗で飲酒喫煙を黙認していた店舗の責任も追及が発展する可能性もあるだろう。
    親の責任も追及されるだろうし、一人の軽はずみな行為では収まらないだろう。

    炎上したらどうなるのか

    インターネットの世界中のありとあらゆる人に見られる可能性がある。
    削除したところで画像は一人で勝手に拡散されていくので削除できると考えるほうがお粗末である。
    普通に考えると一度炎上してヒートアップしたテキストや写真は一生残る可能性があると考えるべきだ。

    軽はずみな投稿で炎上したら責任が追求されるパターンが多いが、中にはバカな写真を投稿していても発覚しなかったり、炎上していないケースも存在する。
    これは運が言い訳ではない。
    炎上しなかったから今後セーフというものでもない。
    むしろ炎上しないケースの方が今後でっかいリスクを溜め込むことになると思う。

    炎上しなくても、写真画像や名前、学校名・勤務先など数々の個人情報が今後インターネットが存在するかぎりインデックスされて残る事になるだろう。
    将来にわたって、負の遺産を築いてしまう事は肝に免じておかないといけない。
    後で後悔したところで誰にも手がつけられなくなる。

  • 住所(市区町村名や建物の写真などからでも特定されることはある)
  • 氏名(同姓同名がたくさんいるような名前でない限りは、不利益に直結しやすい。)
  • 学校名(学年・学科含む)は他の情報とセットで高確率で炎上する。
  • 電話番号
  • これらの基本的な個人情報はインターネットに記載すべきではない。
    成人していて自己責任でやりとりが可能なのであれば好きにすればよいが大の大人でも炎上することはあるので、そこにどんなリスクが考えられるのかを一度考えたほうがよいと思う。

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