マクドナルドやモスバーガーなどのファーストフード店の時給を1500円にすると、営業ができなくなるらしい。
むしろ店舗側は、機械化とか本格的にやりだして人雇わなくなる事が推測されている。
「ファストフード店の時給を1500円にしろ」は非現実的か? 世界の常識か?
– HARBOR BUSINESS Online(2015年4月22日07時03分)
<時給が低いから生活が困窮している、だから時給を上げれば生活は改善する、という事なのだろう。さて、これは正しいのだろうか。結論から言うと100%間違いだ。もしファストフード店の時給が1500円以上になればマックもロッテリアもモスもすべてのお店がつぶれる>
『すべてのお店がつぶれる』となっているが、正しくは、国産品を使わないようになったり、海外に逃げたり機械化して人件費を削ったりすることなどが考えられるとのこと。
ファストフード店の時給を1500円したらどうなるのか
他にも、人件費が高騰化すると企業は人を雇わなくなると断言している。
いかに少ない人材で回せるかを最大目的にするため、雇用されない人が大量に発生するため、最低賃金を上げることではなく
生活保護などの福祉を国家が補償するべきだと提案されている。
10年後から20年後には、日本の労働人口の49%、人工知能・ロボットで代替可能|仕事
意見も色々在る
しかしながら
これらは必ずしもこれが正しい、これが間違いというものでなはい。
現実的に考えても、2020年にはコンビニの店員やすき家の店員が完全に無人化で運営できるようには到底ならないだろう。
何時という未来予想は必ずしもできないだけで、人を機械に代価できるのであれば、雇う側は機械の方がコストが低ければそちらを使うだろう。
過去の産業の移り変わりでも無くなった仕事というものは存在する。
技術の進展と、時代の変化で、コンビニ店員やファーストフード店の店員が極力減らされる可能性は在る。
実態との乖離
現に仕事を失うと、困窮することになってホームレスになると社会復帰すら難しくなる現実が日本にあり
ネットカフェ難民や若者ですから困窮している現実で高齢者だったら尚のこと更生活に困る事は見え見えな事実なのだが、
政治家はあまりこのあたりの問題直視していない感じがする。
時給1500円に拘るのであれば
東京都の最低賃金の900円程度で働くのが嫌だと思っているのであれば、
時給1500円に拘るのであれば時給1500円の仕事に応募しろ。
残業手当とか過剰労働時間の手当てが支払われていなかったりする問題は度々起きている問題だが、そういうことでなければ雇用時の賃金は雇用主と労働者の対等な契約で嫌なら辞めるのは自由だし転職の自由も有る。
未払い残業代は、実はカンタンなお手続きで取り戻すことが出来ます!それなのにも関わらず現在の仕事でアルバイトという雇用などで賃上げ要求するくらいであれば
転職したほうが実現は近いだろう。
雇用主が賃上げしないなら辞めた方がマシ
介護のように過酷な勤務で人材不足などで過密な勤務で賃上げ望むのとは
ファーストフード店のアルバイトで賃上げ要求は、問題の根底が異なる感じが強い。
飲食店の人材不足はすき家のワンオペから度々言われていることだが、飲食店業界が最低賃金スレスレの時給で募集しているのだが当たり前のことなのだろうと思う。
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追記
記事公開日時は2015年4月22日でしたが2016年8月に面白い報道がなされていた。
日本で1人暮らしで人並みの生活をするには1500円という時給でないとやっていけないという統計が出されたのだ。
これは東京などの都市群だけでなく各都道府県から出された値であり、このことが最低賃金がどれほど低い賃金設定だったのかが見て取れる。
飲食店・コンビニエンスストア他、アルバイト募集は東京都内でも都内の最低賃金の900円前半~1000円程度である2016年現在、少子高齢化に拍車が掛かっているのは必然の事だろう。
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