2013年12月29日22時以降に渋谷区のホームレスを区が強制退去させた出来事について

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12月29日22時以降に渋谷区のホームレスを区が強制退去させた出来事についてどうも不気味すぎて不安が強い。
何故年の瀬の12月29日から12月30日の深夜時間に警察官を数十人引き連れて事前の申告は無しに、
法的な手続きも一切無しで、強制退去させることになったのか?

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渋谷区のホームレスを区が強制退去

該当の公園は過去にも野宿者の退去で揉め事は起きている公園だ。
しかし現状でも該当の公園で野宿生活を行っていた人は居たようで、夜23時ごろに強制的に追い出しを行ったもよう。
行ったのは区役所の土木の担当者と警察官等。公務員だ。
ここで問題視されるのは寝袋や毛布といった荷物を一切確保させないままに無理やり追い出しを行った事だろう。
翌日のAM2時ごろには、東京都内の気温は2度だったのだ。

    twicastやUSTREAMの配信を見ていたが印象としては、

  • 福祉課との連携は無いとのこ。
  • 生活保護や退去による寝床の用意は無いとのこと。
  • 生活保護を受けるべきの世帯に2割程度しか貰っていない。
  • などといった事が語られていた。(正確ではないかも知れないですが。)

区や警察官が行った行為が、
真冬に毛布などの荷物なしで追い出し行為を行った事は、命を危険に晒す行いにしか感じられない。

何故荷物の持ち運びすら許さなかったのか?ということが如何しても釈然としないのだ。

ホームレスとは

ホームレスは家が無いという状態だ。極論ネカフェ難民などと野宿者もホームレスの定義では同じだ。
家賃が払えなくて家を追い出されたらホームレスになる。都市部での持ち家率はそんなに多くないだろう。高齢で定職についてないと、相当家を借りるには敷居が高い国だと思うのだが、本当にホームレスになる可能性が0だと言い切れる人は相当な貯金や財産があるんだろうなとしか考えられない。
一代で財を築き上げたり一族が資産家だったりする世帯は、一般的ではない少数派で、生活困窮者を蔑ろにする人の意見は割りと現実を直視していないようにも感じられ万一自分がそうなったら、ということを考える事が出来ない人にしか受け取ることが出来ない。
食えなくなったらゲームオーバーですので餓死してください。という非常な国ではそもそも無いし法律でも最低限度の文化的生活を保障しているのに、真っ先に生存権を否定している今回の出来事はこんな事が起きるというのが恐ろしい。

住まいの問題

住まいの問題では、現に数年前の派遣村などは住み込みで働いていた人達が仕事が打ち切られたことで寮を終われ住みかが無くなった。
リスク管理を個々人の責任だと言って切り捨てるのは楽な事だが、
もしも会社が倒産して転職できなければ、誰でもホームレスになる。
重い病気にかかって収入が途絶えて、ホームレスにならない補償は無い。
当人の努力だけでは、どうにもなら無い事例も当然あるだろう。

現にここ数年でも生活状況は変わっていない。

  • 最低賃金は極端に上がっていない。
  • 雇用:サービス残業や過労死。
  • 暮らし:物価は上がっている。燃料費なども。税金も上がっている。
  • 生活は苦しくなっていっているのに、生活の底では野宿すらも、まともにできないような日本は本当に正しいのだろうか?
    生存権すら脅かされている気がしてならない。
    大卒で就職できない人が自殺する人数が昨今大きい数が報道されることも、このあたりの生きづらい世の中を反映している気がしてなら無い。

    http://twitcasting.tv/ruri888/movie/31355310

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