中学生や高校生のインターネット利用が最近では当たり前のようだ。
最近は、小学生でもスマートフォンなどの端末を利用しているようですが本当に彼らはその機器を使えているのでしょうか?。
しかしながらインターネットサービスは幾らセーフサーチなどで有害情報をシャットダウンしていようと利用者の使い方しだいで危険な凶器になる。
最初に
問題防止のためには、スマートフォンと、PCのインターネットは同一のものだという認識を持たせることが必要。
twitterやfacebookは世界中すべの人が閲覧できる環境になっていること。無料ブログと差は無い。
LINEでも画像を知人がキャプチャして、他のサイトやメールでばら撒かれたら、情報は流出する。アカウント乗っ取りが多いことからも履歴は他者に奪われる可能性がある。一度流出してからてば手がつけられない。
そのスマートフォンがちょっとしたことで、炎上や様々なリスクに繋がる危険性を認識させないとトラブルの元になる。
胃の中の蛙な学生
- 思春期、青春という言葉や色んな言葉で表現されるように多感な時期だろう。
- 中学生・高校生というと思春期に代表される実に血気盛んな世代だ。
- 中二病というワードがしめすように、妄想も血の気も盛んな次期だろう。
個々人がコンビニでたむろしていたり、やんちゃなことをしているだけであればまだスルーできるのだが、自販機破壊動画だとか二人載りしている写真をアップロードしていたり、未成年喫煙や飲酒の証拠的な写真をアップロードしているのはいささか解せない物が有る。
犯罪行為自慢を自分で世界に拡散していたら、もう多いな笑いものだ。逮捕してくれといわんばかりだ。
中には、インターネット生配信を中学生が顔出しで行っていたりする。中学生くらいであれば成人するころには顔つきなども変わっているので、あまり気になら無いとは考えるかもしけれないが、この当たりの利用の段階で注意すべき要素が多々ある。
2013年夏には、簡易的な爆弾を作ってyoutubeに動画をアップロードしていた中学生がいたりしたが、いろいろと危険な行為が見受けられるのはこのあたりの世代だろう。
たまに自分の正義が社会の正義だと勘違いして、違法な行為をアップロードしている変な大人もいるので学生だけが悪いという点は存在しなくもない。親世代も常識が無い人がいることは否定できない。
今と昔
昔は情報にアクセスしようにも、本屋、図書室や町の図書館などでしか書物のデータ得る事ができなかった。
ラジオやテレビなども有るにはあるが、あれらは地域によって放送局のエリアがあるので、東京と同一の内容を沖縄で全て知る事は出来ない。
しかしインターネットはアクセスできさえすれば、世界のどこにいても、ありとあらゆるワールドワイドウェブ上の情報を得る事が出来る。制限がなくなったということに関してはこの1990年代と2000年代以降は極端な開きがある。
『インターネット』の他にも、『携帯電話』や『デジタルカメラ』といった機器も極端な進化を遂げたことも頭の隅にいれておきたい。
やんちゃな若者
昔でも「若い人は似たようなやんちゃなことはやっていた」という論調がある。
しかし当然1994-5年以前は、インターネットは一般的では無かったし、いまの時代のように携帯電話でパソコンと同等のインターネットにアクセスできるようになったのはつい最近のことだ。この事を勘違いしたり錯覚して一様に語る事は無理がある。
スマートフォンが普及する以前は、かなりモバイルのインターネットは制限的なものでありモバイルサイト中心のネットとは規模が異なりる。かつてのモバイルサイトはPCから閲覧できないような設定が施されている物が主体だった。
現状の、スマートフォンでは、PCと繋がっているサイトは同じであり
同一のサイトでも見た目のデザインが異なるというもので勘違いしやすい面も存在している。(モバイル端末向けデザインで閲覧可能というだけ)
デジタルカメラも20世紀では当たり前には存在していなかった。アナログなカメラかインスタントカメラが主体だったのだから。現像という作業がフィルターとして機能していた。
情報も写真もプライベートや地域エリアで管理されていた時代の20世紀までと21世紀においては機器も技術も根本から異なっている土俵で同じ常識は通らない。
現在ここにインターネットの意味をまともに理解していない現代のやんちゃな若者が加わると悪化する。
むしろこれらの差異を気付いていない大人や教育者の存在も痛い。
親の保護下・或いは保護者の元、法律における未成年や少年法という保護の下実際に大暴れする不良とよばれる素行も実に多い。
いじめや、恐喝などの行為も場合によっては多々発生する可能性がある。
中には凶悪犯罪に走る例もあったりする。
当然彼らも携帯電話を保有している事が当然のようで、インターネットサービスをよくも悪くも、何かしら利用する。
凶悪な事件は、中でもさらに一部の事だとは思うものの、やんちゃな行動やグループ内で目立つ為や笑いをとる為に馬鹿な事をしてしまう事例も結構ある。
未成年飲酒や喫煙などもそれの行為の代表的なくらい多い例ではないだろうか。
未成年者で飲酒すると、脳内細胞のダメージや、急性アルコール中毒の危険性は殆ど理解していないのだろうと思える。バカな若者が増えようがしったことではないが、社会悪が増加するという点でも危惧してしまう。
機器は便利になってもバカは馬鹿
学校内でふざけた行動を写真でアップロードするのも実に多い。
- 制服姿で学校は、特定され教室の外観でその学校の生徒であれば
- 盗んだ自転車で帰ってきたと平然とtwitterで投稿する学生や
- 高齢者を自転車で跳ねておいて「死ななかっただけまし」と呟いたりする女子大学生
- 自販機荒らしの様子を生配信サービスで中継する学生など、
- 集団で未成年飲酒シーンを写真で投稿する女子高校生。
- パンツ一枚で教室で座っている生徒の写真。
- 他にも授業中に生放送を撮影配信している女子高生もいたりするので実に呆れる。
どこの教室なのかは、特定されてしまう情報の宝庫だということを彼らは気にもかけてないのだろう。
等など、実に理解の範疇を超えた倫理観の欠如が目に付くのがtwitterだろう。
生配信が携帯端末で可能になった数年前から度々学校内での撮影は炎上で取り扱われていたが、昨今はtwitterが当たり前のように利用されているので拡散の比率も高い。
しかもこれらの投稿は、 “男女問わず”これらの奇行は目立つ。
同様の事象が、20年以上前に存在しなかったかというと生配信などは到底できない所か
デジタルカメラが20年前にはこれほど小型化していないし、携帯電話も存在していなかった。
これらの非行的な行動に関しては有ったかも知れないが、
インターネットが無いとできないことが
今は携帯電話一つで可能になって世界にむけて発信が可能だということが致命的な差だろう。
一度発信したテキストや画像は転載されると手が付けられなくなる。
彼らを監視したり、教育するには、ちょっと手遅れな気がする。
むしろ教育者や学校組織がこの10年間のモバイル端末の進化に追いついこれなかったという感じがする。むしろインターネットやパソコンの教育は義務教育では全く施されていなかったのだろうかという印象まで持ってしまう。
モバイル端末の氾濫も酷い。学校内でどんだけ好き放題写真とっているのだこいつ等はという印象すらうけるアカウントも存在する。
せめて学校内では電波が届かないようにするなどの対策は出来ないものなのだろうか?
各人登校後に携帯電話は教師が預からないといけないような程度にならないと、彼らの非行はすり抜けて行われるだけだとも思えるのだが。
カメラ付携帯電話とインターネットがほぼ融合した形のスマートフォンがどれ程凶器になるのかを自覚すべきだ。行動と、表現によっては人一人の人生を台無しに陥れることも可能な気がする。
社会的な立場も役職も、家族の安全も、知人との関係等、まったく気に留める要素が無いのであれば何をしてもいいとは思うが、そんな人は居ないはずだ。
もし今後これらのモバイル端末が変化し進化しようとも使うユーザーが理解して使っていないと同様の炎上は相次ぐと思う。
カメラと写真、インターネットの使い方を正しく認識させないと一生涯残る傷を負うことになる。
そのことに気付いていないで携帯電話を野放図に学生に使わせているようでは、ロクナことにはならないと思う
最後に
個人的には 子供に携帯電話が必要か?疑問に思う。
機器に触れさせる機会を減らすという意味ではなく、インターネットやモバイル端末の利用の仕方を一度じっくり考察してみるべきだと思う節が感じられる。
タブレット端末を学習の教材として取り入れる学校の話題が
2013年ごろから所々の県レベルで報道がある様だが、教える人間はきちんと危機管理できるのが不安が残る。
ゲームで遊ぶことと、ゲームの危険性や安全な遊び方を把握している事とは本質が異なる。
『プールで泳げること』と『海や山で泳げる事』と、『海や山で安全に泳ぐには?』ということは、大きな違いがあることを認識すべきではないだろうか?
『刃物』ですら包丁を街中で抜き身でもっていたら銃刀法違反という法律がある。
「車の乗り方」と「道路交通法」や「免許制度」があることとは異なり、インターネットは自由に使える今だからこそもうちょっと常識のレベルは挙げるべきだと感じる。
スマートフォン一つでも凶器になりえるアイテムだと思う。
学校やアルバイト先に携帯電話を持っていく必要性があるのだろうか?
インターネットも同じことが言えるはずだ。
自宅でパソコンやタブレット端末を使う程度であるなら理解できる。
スマートフォンを保有させて24時間いつでも使えるような環境を与えることが必ずしも良いとは到底考えにくい。
その後
一向に中学生・高校生のスマートフォンを用いたトラブルは減る傾向にはない。
バカッターような事例こそ報道されるようなものは無くなったがこれは企業が努力しているのだろうと考えられる。(それでも勤務中のスマートフォン撮影事案がゼロなわけではない。 セブンイレブン客が居る前で店員同士で殴り合い?)
友人同士の間のLINEなどを用いたトラブル・事件も報道されるような世の中なので、スマートフォンは学生は禁止してもよいのではと考える。
ネット炎上対策の教科書