性同一性障害のフィットネス会員が提訴へ 京都

性同一性障害のフィットネス会員が提訴へ 京都のニュースらしいのですが、
論点がわかりにくかったことと、ナゼこういう訴訟になったのかが
ピンとこない要素があったので紹介したい。

性同一性障害のフィットネス会員が提訴へ 京都

2015年12月18日17時50分

性同一性障害で女性に性転換した京都市の40代経営者が、フィットネスクラブから戸籍上の男性として施設を使うよう求められ人格権を侵害されたとして、運営元のコナミスポーツクラブ(本社・東京)に賠償を求める訴訟を近く京都地裁に起こす。性同一性障害特例法の規定で戸籍の性を変えられない事情があり、「人の生き方を不当に制約する法のあり方も問いたい」と訴える。
http://digital.asahi.com/articles/ASHD77593HD7PTIL02K.html?rm=920

外性器と戸籍

戸籍変換には、性同一性障害の診断と望む性への外性器の形成を終えていることが最低限必要だ。
ゆえに診断と外性器の二点さえそろっていれば、望む性として取り扱ってもらうには十分な要素といえる。

見た目と性別との差

もしも、おっぱいがあってちんこなければ、女性更衣室利用させてやっても何ももんだいないと思うのですが、その状態で男性更衣室利用を強要されたらそれこそ差別だろうに。
あきらかに見た目おっさん膣+子宮ありの、戸籍性が女性だった場合にどう扱うのか見てみたい事例である。この場合その女性が権利を侵害される事が起きるのは考えにくいからだ。

偏見と無理解

コナミスポーツだけの話ではなく大企業や中小企業でもこの手のことは起きると考えられる
性同一性障害だけでなく性別再適合手術やSRSといったことに対して偏見こそあれども正しい知識がない人が多数派なのだ。
この手の多数派の間違った偏見にさらされるくらいなら裁判起こしてでも是正させることはありだと思う。

関連ツイート

性同一性障害の医療と法: 医療・看護・法律・教育・行政関係者が知っておきたい課題と対応

性同一性障害の医療と法: 医療・看護・法律・教育・行政関係者が知っておきたい課題と対応

  • 著者: 川﨑 政司,針間 克己,川﨑 政司,針間 克己,南野 知惠子
  • 出版社: メディカ出版
  • 発行日:2013-02-25
  • 性同一性障害の医療と法: 医療・看護・法律・教育・行政関係者が知っておきたい課題と対応

    タイトルとURLをコピーしました