和牛というと日本産の肉と勘違いしやすいが、
『国産牛肉』と『和牛』では意味が異なる。
『和牛』は銘柄が決まっており厳正な審査のうえで出荷される牛肉
『国産牛肉』は日本で育てられた牛肉のことで生まれたときは海外の可能性も有る。
品種
三大和牛と言われる松坂牛や神戸牛、近江牛か米沢牛を指す。
他にも各地のブランド牛などは存在する。
霜降り肉が好まれ、価格も高いのが特徴。
輸入牛が100g単位数百円なのに対して、日本のブランド牛だと100g数千円~数万円という単価のものまで有る。
和牛の銘柄牛とは
ブランド牛とも呼ばれることもある銘柄牛。
銘柄牛とは全国の肉用牛の生産地で
品種・血統飼料・飼育方法で
長い期間の経験と工夫で独自の生産が行われている牛のことです。
全国で300程度いるといわれており各地域で銘柄牛の数も年々増加している。
- 北海道産だと
- 北海道オホーツクあばしり和牛
- 十勝ハープ牛
自らの牧場の名前をつけている事例もあり
「はざま牧場の黒毛和牛」という呼称などが存在している。かなりの数があるためデータベース検索など利用しないとピンとこない情報量です。
和牛の等級
- 歩留等級 ABCのランク (AがよくCが劣る)
- 肉質等級 1から5までのランク (数字が大きい方が良い)
A5という表記がオイシイ肉という目安になる。C1が劣る。
ただ必ずしも数値が低いからといっておいしくないという物でもない。
霜降り信仰やランク表示に惑わされがちな一般消費者が多いことも問題である。
このことはお米の等級でも同様のことが言える。
スーパーで購入した、黒毛和牛の肉4~5等級と書かれた牛肉。
産地などの詳しい情報がwebサイトで調べる事ができるコードがついている。
飛騨牛
岐阜県の黒毛和牛。
和牛の種別
黒毛和種
褐毛和種
黒毛×褐毛
日本短角種
無角和種
和牛間交雑種
厳選 黒毛和牛 最高A5ランク 雌牛 限定 霜降りイチボ ステーキ 180g 2枚
厳選 黒毛和牛 最高A5ランク 雌牛 限定 霜降りイチボ ステーキ 180g 2枚
人それぞれの好み
肉の好き嫌いは、好みが分かれる。
中には「霜降り肉が嫌いだ」という人も存在する。
赤身の肉の方が自然で美味しい人も少なからず居るため、
内臓のホルモンを好む人がいれば、硬い肉は嫌う人がいたりするため、一概に霜降り肉最高ーというものでない面がある。
目的と価格
糖質制限では赤身肉が好まれ、霜降り肉は否定的な意見が多い。
その中でもアメリカ産牛肉などは成長ホルモン剤などが危惧されているため放牧で飼育されているニュージーランド産の牛肉をケトジェニックダイエットの本で推奨していましたが、あれはあれで別の意味で価格が高かったりする。
アメリカ産オーストラリア産は安価ですが
ニュージーランド産等の牛肉は高いことがネックだろう。
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