定期的に出てくる「PPC出稿が儲かるよ」的なノウハウについて。
奴らが言っているPPCアフィリエイトの罠について。
稼げるキーワードが分かっていたら本人がやり尽くしている。
分からないからノウハウとして販売する。
結果 やみくもにPPCアフィリエイトを進めているノウハウを購入した人は儲かる確率は少ない。
穴場キーワードと広告があれば、誰かがやっている。
これは椅子の取り合いでしかなく、
それが単純な競争と労働の積み重ねでしかないのは分かり切っているのだが・・・楽して稼げる『方法』は存在しないよ。
最初にアフィリエイトの種類について解説しておきます。
媒体によって異なるアフィリエイトの手法
- メルマガアフィリ
- メールマガジンに登録した人にメールを送りそこに掲載したアフィリエイトリンクから収益を得る方法
- ホームページ型
- ブログアフィリ・サイトアフィリ
WEB上に公開した記事に広告を掲載して収益獲得につなげる方法 - SNS型
- Twitterアフィリ・facebookアフィリ
SNSという特殊な閲覧環境を利用しそこの投稿にアフィリエイトリンクを掲載するパターン。
規約変更などでアフィリエイト広告が掲載できなくなる可能性が有る - Youtubeアフィリ
- これは動画サービスのYouTubeで広告掲載をして収益化するパターン。
他にアフィリエイトURLを掲載して稼ぐことも可能ですが、トラフィック獲得には繋がりにくい。
※Googleアドワーズ(PPC)で動画を出稿することも可能 - PPCアフィリ
- PPCアフィリエイトは、上記に該当せず
ホームページなどにアフィリエイトリンクを掲載することで
そののページを宣伝し集客することで利益を得る方法。
自サイトに集客する手法の一つであり、PPCで直接アフィリエイトURLを流すのは原則禁じられている。
PPC広告とは?
- PPC広告というと提供している会社は日本国内では大手は検索サービスの大手二社が有名所。
- Yahoo
この二種類。
検索エンジンで検索したら表示される上下右サイドなどに表示される広告だ。
モザイクが掛かったところが広告部分
広告をクリックすることで
自分のページに集客が出来る
⇒さらにアフィリエイト広告をクリックしてくれた人が契約などすれば収益が上がるという仕組みだ。
共にコンテンツが重要。
単純なペラサイトは、現行では無理が有る。
コンテンツを作った方が有利で
キーワード単価や露出率でも効率が良くなる傾向が大きい。
価値のない質の低いコンテンツとGoogle の品質に関するガイドライン
広告費のメリット・デメリット
メリットは広告費かければ、相応に上位の獲得は出来るため、トラフィック獲得には即つながる事。
即効性が有り短期間のキャンペーンなどでは優位に作用する。
デメリットとして、最も致命的な悩みに上がるが広告費だ
SEOを主とした検索上位表示に関しては、無料で集客できるのが最大の強みだ。
かけたとしてもテンプレートかコンテンツの費用で
一度作ればその後は継続の費用は掛からない
広告費はかけた金額-収益で賄えるかどうかが勝敗の分かれ目になるため、初心者には参戦しにくい分野だ。
SEO対策は意味が無い?価値が無い?
PPC広告で運用する際の課題
- 収益が下がれば広告張替なども必要になるため楽して儲けるというのは困難だ。
⇒定期的なメンテナンスが必要な張り付き型になる。 - SEOで上位表示ができていれば、放置でも収益は気にせず運用できる。⇒他のコンテンツページ作成に回せる。反対に広告集客は広告切れとかにも対応しないといけないため、管理がどうしてもコストになる。
PPCでアフィリエイトするよりも自分が販売している商品があるコンテンツを収益化していたほうが管理はしやすい。
例としてECサイトのぺージ、Kindleコンテンツや、有料note、有料サロン等月額課金タイプだと一層良い。
物販していないというのであれば、他社の広告で収益化するしかないため他者依存になってしまい管理しにくい。※広告出稿が期限切れになるとページから一円も利益が上がらなくなる。
・承認率が不透明で信頼しにくい。この点においては、1次販売者の方が収益の確立は高い。
・店舗など十店舗の宣伝だとコンパーションが図りにくい為実際の収益率が判明しにくいメリットは有る。
※現状、動画広告は収益率が高いとは言えないためPPCには不向き。
1契約で1000円以上の収益が見込めないと、PPC広告は難易度が高い。(キーワードの単価による)
「SEO対策」ってそんな重要なことですか?
テンプレート
ホームページ作成のデザインの要となるひな形はシンプルで良い。
これはスマートフォンが普及したことでAMPやレスポシブWEBデザインが当たり前となった現在、PC向けのWEBサイトデザインは後回しの評価に入れ替わったことが大きい。
今でもPCのデザインに無暗に予算をかけているWEBサイト担当者は愚かだと言える。
シンプルで十分
見やすいページ作成の方が何倍も必要なのに、無駄に動的なサイト表示にお金をかけている事例が割と存在しているのは無駄だ。
何が閲覧者にとって「良い」のかを考えられないWEBページ作成は無駄。
気をつけるべき要素が有る。
コンテンツが重要なのはSEOもLP(ランディングページ)も同様。
これは検索エンジンを媒介としている以上切っては切れない因果関係がある。
裏技的にPPC広告でペラページを作成していても何も積もらない。
結局はオリジナルコンテンツを積み重ねていくことで、サイトの価値は高まるのだから。
- コンテンツの例
- 文字(適切な文章)
- 写真画像
- 動画(音声)
- データ(商品データ等)
PPC広告出稿用のページだからといってこれらをおろそかにすることは好ましくない。
とはいえコピペしたようなテキストを画像で表示したり、
記事作成業者に依頼したりするのも悪例なので進んで利用するべきではない。
商材ノウハウに揺さぶられない
PPCアフィリエイトは出稿したら利益が稼げると謳う商材業者は多い。
しかしキーワードと商材が、どうしても欠かすことが出来ない。
この二点を詳しく教えてくれる神のような販売者は存在しないため
このことは自分で探すしかないため、椅子取りゲームになる面が強い。
もしもアフィリエイト広告で、収益化を目指すのであれば、他の要素がきちんと必要だということを忘れてはならないし
広告出稿することで得られる利益の管理を継続して行う必要がある事を覚悟しておくべきだ。
- 単価が安いキーワード
- とても儲かるキーワードと広告
その上で
この二点が分かっていれば誰でも無双することが出来るが、穴場を見つけるのは困難です。
PPC広告は10年以上使われてきたサービスであり、今更画期的なことは存在していない。(広告位置やサイズ・表示の変動などは起きたが抜本的な仕組みは変化が無い)
キーワード解析やサイトの解析もとことんやり尽くされた感じは有る上に、
検索結果にAIが搭載されているという変化で、様々な面での変化も大きい。
アド型広告は一強
ブログなどへの広告配信サービスのYahooアドがサービス終了した経緯から考えても
日本のAD型広告はアメリカよりも消極的・収益的にも低く、
その実態は適当なサイトしか、Googleアドセンス以外は掲載していない実態もある。
動画に表示される広告はYouTubeはGoogle一社の完全独占で、他動画サービスは、中小がゴロゴロしているだけで完全に勝者が確定している。(ニコニコ動画も収益化可能ですが広がりは狭い)
このことからGoogleアドワーズを理解できていないと、Yahoo!Japanの広告出稿も満たせない流れにはなるのは予想がつく。
インターネット検索も、PPC広告も最大手はGoogleなのだ。
SNS特化だとFacebook広告・Twitter広告も存在するが、
『検索』するという人の行動はすべてGoogleに集約される。⇒PPC広告はGOOGLEが握っている。
中小検索エンジンの広告出稿案件をたまに営業でしかけてくる所も存在しましたが、
PPC広告に関しては、Google・Yahoo以外に手を出すのは、メリットは一切ない。
鴨られて資金溶かすだけだろう。
この先もPPC広告に関してはGoogleが扇動する形になるのだろう。
総じて言えること
- 広告費が掛かる。⇒資金が物を言う。
- 収益化が旨く回らないと損失が積もる<。⇒PPC広告まで出して赤字は地獄
- ページ作成は必要(コンテンツ内容は必要)。⇒基本的にはSEO対策とすべきことは同一目線が必要
- 広告切れは死活問題⇒PPCは設置したら放置は嘘である。
- オフラインの収益にどれだけ結びついたかは、効果が見えにくい⇒正しい戦略が無いと、運用しにくい。
インターネットの広告について「否定する人が幼稚に見える」|アフィリエイト
アフィリエイトやPPC自体は怪しいものでは無い。
しかしこの二つを用いて「稼げますよ」というノウハウや商材的なものは、再現性が低いものが殆どだ。
必要なのは稼ぐことが出来るキーワードと広告だけであり
この二つが見つけることが出来ない人はPPC広告に出稿したところで稼げる結果にはつながらないのだ。
マーケティングやキーワードの発想力を高めた方が収益に結び付きやすい。
キーワードが見つけられない人には、効率よく稼ぐ事は無理です。
※だからと言ってツールにそそのかされるのもNGパターンです。
PPC広告に出稿するスキルは様々な企業で役に立つことが出来る。
WEB集客の基本的なノウハウとも言えるため、これが出来ることと出来ないのとでは差が有る。
趣味サイトで良いと考える人は広告出稿することは関心を持たないと思いますが、収益化を第一に考えている人は避けて通れない手法だ。