インターネットで行うコミュニケーションの特徴。

昨今では高速インターネット通信は当たり前になって、インターネットで行うことが可能なコミュニケーションのツール(手段)は様々な方法が可能になってきた。
昨今では、携帯電話でも動画配信が可能な時代になっているのでそのスペックの進化は10年前とは比較になら無い進展だ。
しかしコミュニケーションという点においては、可能なことがあまり10年前と進化(変化?)していないことも注意したい。

  • コメント形式
  • チャット形式
  • 仮想空間(ゲームやゲームでないもの)
  • リアルタイムの動画
  • 中には複合的に相互方向でリアルで動画通話を行う事も無料サービスで可能だ。
    しかし不便難点があることを忘れてはいけない。

    テキストのみ

    相互方向からでも書き込みできる掲示板やコメント twitterなどのツールでも時系列でおっていっても齟齬が生まれやすい。
    チャットでもテキスト以上の言葉(ニュアンス)などは伝わらないのでテキスト情報しか伝わらない。
    後のログを第3者がみたりしても意味が理解できないものだったり途中の箇所を抜き出してみたりすると全く意味がことなる文章に見えたり連想されたりする部分も有るので相当厄介な点があるのがコメントやテキストだ。
    この点ではtwitterまとめなどは恣意的に別のニュアンスに読み取れるように時系列やツイートをずらして、まとめられたりする事例も稀にある。
    ブログなどの、コメントやSNSなどの書き込み以外にも
    メールなどもテキストによるコミュニケーションだ。
    手紙などは基本的には、何十年もしかすると何百年何千年も前からの文化ではあろうものの、ツールが変化したことと文化的な面で言葉が変わるように、文章のみでのやり取りにも重みが薄くなってきている部分も感じられる。

  • サービス例:ブログのコメント欄、twitter、SNS(mixi、facebook)、掲示板(2ch等)、メール等、メッセンジャー
  • 音声のみの通話で考えると

    電話は歴史は長い。しかし電話の業務を行うと分かることだが、人と直接あって話すことよりも相手の同意を得たり安心してもらうのは相当難儀な事がある。アンケート調査や、サービス変更に関する同意を得る確認の発信の電話であっても高齢者や契約者では無い家族が出られると取り次いでもらうことすら苦労することも有る。
    音声だけで話を理解してもらうのは結構難儀なものだ。
    音のみでは、名刺も顔も伝える事は出来ない。

  • サービス例:スカイプなどのメッセンジャー
  • 仮想空間

    アバターと呼ばれるキャラクターを用いてゲームを想像してもらうと分かりやすい空間(2Dもしくは3Dかは問わない)を自由に歩き回ったりすることが出来る空間で他のプレイヤーと交流が可能なもの。

    自由度はサービスによって大きく異なりMMORPG等のゲームではゲームプレイが主であるのにたいし、交流が目的の場にオプションとしてゲームが存在するものだったりとサービスによって異なる。

    MMOなどの空間など仮想の空間サービスはSecondLifeで一時期仮想空間が持てはやされた時期が2006年~2007年頃だったものの当時Googleも仮装空間的なサービスを開始したが速攻で潰れていた。

  • Google製3D仮想空間「Lively」が閉鎖へ
    http://www.ctrlshift.net/blog/?id=20081121_google_closes_lively
  • http://googleblog.blogspot.jp/2008/11/lively-no-more.html
    2008年の12月終了ですね。

    他にも多種多様なバーチャルサービスはMMORPGなどのゲームとは異なるものとしてサービスがどんどん出ていたが即消えた。
    アメーバピグが唯一残っているくらいだろうか。にこっとタウンは、ハンゲームのアバターサービスに近いとも思うが、あバター同士で交流できるサービスの中でも音声や映像、その他のものでもひとまずSecondLifeは日本人の人口は感じはするものの一応2013年度時点でも健在だ。
    ただこれらのサービスも上記のテキスト(チャット)や、音声通話のみとコミュニケーションの技術においては差が無い。

  • サービス例:SecondLife、アメーバピグ、ハンゲーム、各種MMORPG
  • テレビ電話

    スカイプが分かりやすいと思うが、webカメラで映像を写して、音声はマイクで拾って相互間(もしくは一方通行)で通話が可能だ。PCとマイクとwebカメラがあれば出来る。通話料は無料だ。インターネットに繋がっているPCさえあれば可能なのだ。
    動画と通話を同時に行う以上のコミュニケーション能力は今のところのインターネット上には無い。
    PCの操作だけであれば、遠隔操作などはソフトやOSのアプリを用いれば可能ではあるが、相手に自分の意思を伝えるには、テキストや音声だけでは表情やニュアンス、仕草(動作)、を伝える事が難しい。

    テキストだけで物事を正しく伝えたい事を伝える為には文章能力が必要だろう。相手が何を言おうとしているのか意図を読み取る力も必要だ。

    音声だけでは、話し方も必要になる。話す速度や発声の正確さも必要だろう。

    リアルタイムの動画通話であればリアルと同等に近いのかもしれないが、オフラインは自分に自信が無いとか人と話すのが苦手という人もいると思うのでこれもこれで難があることはいうまでもない。

  • サービス例:スカイプなどのメッセンジャーサービス
  • 公開日時: 2013年10月5日 @ 8:55

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