インターネットネイティブといった単語が、ニュータイプであるかのごとく注目されたことがあったが、結局蓋をあけたら劣化版の利用者だった故に最新の注意と教育が必要であるという話。
twitterのまとめが語られている。
http://togetter.com/li/552523
物心付いたときからインターネットがあることで及ぼした、弊害。
携帯電話と、インターネットサービスの区別も付かない世代。
従来はパソコン→インターネットと並列で
ガラパゴス携帯(モバイルインターネット)→スマートフォン と存在していた大人たちとは違い
昨今の若者はPC離れが加速したせいなのか
ガラパゴス携帯(モバイルインターネット)→スマートフォンに進化した為
携帯電話サービスと、”インターネット”の違いに気付かなかった様子。
このことから、携帯電話とtwitterとLINEの違いも見抜けない彼らでは到底、アナログの電話と、IP電話、光電話の区別も多分彼らには付かないだろうと思う。
電話の加入権が何十万円という時代が彼らには到底及びもしないのかもしれない。
インフラとサービスの種別がITに関しては法律も合わせてさらに難解なので多分成人でも把握できる人は少ないとは思うが、無灯火運転や自転車の二人乗りなどという交通法すら尊守できない彼らにスマートフォンは凶器でしかないとも思えたりする。
大人でも炎上する
自転車で中学生を追いかけて怒鳴り散らす車のドライバーがその様子をYoutubeにアップロードして炎上した事件があった。
ブログで病院の対応に怒った県議会議員が炎上した事件があった。
残念なことに、共に炎上後、亡くなっている。具体的な因果関係は不明だが起因する原因は炎上の直後ということか。インターネットを甘くみて利用していると、恐ろしいことになる。
インターネット上だからとはいえ、煽るのもよくはないが、既存の新聞やテレビ等のマスメディアがインターネットの炎上に乗っかる事の重さだと手がつけられないレベルにまで広がる。
官僚ですら炎上する日本という国
現に経済産業省の官僚ですら2013年9月末日に炎上している。
復興は不要だと正論を言わない政治家は死ねばいい――。2年前、匿名ブログに書き込まれた一文が、ここ数日、インターネット上に広まり、騒ぎになっている。閲覧者らが身元を割り出し、筆者が経済産業省のキャリア男性官僚(51)であることがばれたためだ。事態をつかんだ経産省も「遺憾であり、速やかに対応する」として、処分を検討し始めた。匿名ブログで「復興は不要」 経産省官僚、身元ばれ閉鎖
俗にエリートとよばれる官僚の人達でこの程度の様子。
これじゃあ中学生や高校生がスマートフォンとソーシャルメディアで炎上することを教師などが教えて聞かせる事が出来ないのも当然だといえる。
携帯電話やインターネットが無ければこういう炎上は起きないのですが、ネットを使わなければいいではないというところが味噌で、車で行動を走るのには免許が必要であるように、知識が必要な事が前提にも感じる。
しかしそれでもPCやスマートフォンを使うということが操作方法だけ理解してリスクの部分は理解していない様子なのでこれもまた不気味な事実である。
個人特定は可能
IPアドレスで、プロパイダや、どこの携帯電話会社を利用しているのかは調べる事が可能。web検索で特定可能だ。
そのIPアドレスを回線事業者につきつければ、個人情報開示の手続きに則れば個人の特定は可能だ。
これらの携帯電話機のカメラで撮影すると、地域情報や撮影日時、機種情報などの情報が画像に添付される。このことを知らずにweb上の各種サービスに投稿すると、それらのデータがそのまま保存される。(端末や・設定などによりけり)
他の身元バレの要素
IDなども同一の物を色んなサービスで利用していると、一気に連鎖して特定される。
当然炎上したりするとそれらの情報はガンガン参照されてソース情報として利用されたりするので、見バレのリスクに繋がる。
twitter、facebook、mixi、無料ブログ、Googleの各種サービスなど、どれか一つで炎上しただけで連鎖してばれて、徹底的に窮地に立たされることもあるので、IDの設定も多少リスク分散するか 危険な行為はしない方が無難だろう。
リスクを抑える方法
- 本名を投稿することも非常に危険
- 顔写真は載せない
- 学校名や勤務先バイト先なども記載するのは危険
- ネットで炎上、就活に不利?
教えて!ウォッチャー2013年05月04日07時00分
http://news.livedoor.com/article/detail/7647128/
氏名を堂々と公開しているひとが怖い。山田とか佐藤などといった日本人で多いとされている苗字と名前であるのなら多少リスクは低くなるのかもしれないが顔写真や他情報とセットだと致命傷を追う。たとえ炎上しなくとも実名でネットサービスを利用するには、よっぽど社会と接点があって利益を得ることが出来る人でないとメリットは無いと思う。
自撮りが好きな女性は多い様子ですが、カメラで自分を写したり近所の様子を撮影する事は、身元がばれる事に繋がりやすい。ネットの中で粘着な人はわりと多いことに気付いていないだけかもしれないが、写真は一生残るし意外と情報を含んでいることが多い素材だ。アップロードは控えたほうがよい。
学校名や勤務先の情報を掲載している人は、何なのだろうか。それらにブランド力があったりするのかどうかは知りませんが、万一炎上しようものなら、これらの団体に迷惑が掛かるだけになる。
炎上しなければ、どこどこの誰々ということを表すのに最適なのかしれないが、インターネット上の不特定多数に対して公開していても何かメリットがあることなのだろうか?
まぁ、一度炎上したらサラリーマンは難しいということだろう。
見えない前科持ちと大差ないくらいの社会的な視線を注がれるというだけの話だ。
問題なのは同姓同名の同一の年齢の人達だとは思うが潔白を証明する事も困難なので実に難儀な話だと思えたりもする。
こぞのステーキ店の元アルバイトが引きこもり状態になったというニュース記事が出ていたが、結局神経が図太い人は早々いないということだろうか。
最後に
外国においては未成年者の不適切な投稿で炎上した事例を検索結果に表示させないような仕組みを当事者ができたりするような国もあったりすするようですが、果たして日本だとそいう仕組みを執り行えるのだろうか?政治も国の機関もあまり国民生活のことは見ておらず、特定の団体にたいしてペコペコしているようなお国柄ですし・・。
ニートとして一生暮らせるほど裕福な家庭環境だと安泰なのでしょうけど、得てしてそんなに裕福な世帯というのはこの日本にはそんなに多くはないわけだ。