若者と貧困と今後

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若者と貧困と今後について
「将来に期待が出来ない」このことが言われるようになってずいぶん経ちますが
現在の20代を中心とする若い世代が背負わされている負の要素は非常に大きい。
20代だけでなく大きく見積もると40代未満は等しく不利な世代だと言える。

  • 仕事先は非正規雇用が当たり前(派遣社員含む)
  • お金のために実家住まい
  • 大学に進学するのは奨学金
  • こんな世の中が当たり前であるため、20年前とは劇的な差があるといえる。

10年前から新卒の初任給は殆ど変わっていない。
むしろ低くなっている会社もある。
消費税は高くなっている上に他食費などの原料費は高騰化しているため実施的な負担は増加してる

若者と指すのは、
若い人と言いますがここでは青年という名目から20代を基準とします。
中年が30代以降であるため。
老年だと45歳以上が初老期にあたる(WHO基準)

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若者の貧困とは?

若者 貧困化はどこに問題があるのか?
ひとえに批正雇用の拡大が大きい
貧困率
若者の貧困率
は男女差がある。
地方と都市部でも貧困の定義が異なるため日本全体の収入からは一重に比較できない面が有る。

若者 貧困 少子化

若年層が貧困化したことで晩婚化が増え
少子化につながることは分かり切っていることだ。
30年前以上であれば会社に就職して結婚 そのまま子育てというプランがあっただろうが
いまその子の世代はそういう親の世代の価値観では全く通じない世の中が出来上がっている。
実家住まいで勤務する若者が増え
結婚に消極的になる世の中。
非正規雇用が世の中の五割であり就職難。
ブラック企業に代表される働いてもきつい現実。

  • うつ病が増えたり
  • ニートが増えたり
  • 男女差と貧困

    女性の貧困と男性の貧困でも報道などでは取り扱いが違いあまり男性側には焦点が当たらない問題にも感じる。
    しかしながら女性には女性の問題があり、
    男性には男性なりの社会的な悩みが大きいため一概に比較もできないと考えるべきだろう。
    女性が「家事手伝い」というのは有りで、男性が「主夫」が通じない世の中というのも、ジェンダー的におかしな現象ではある。
    特に日本では女性が家事などを行うことが一般的とされている文化が今なお当たり前に定着しているので
    貧困のシーンでも見方が違うのは頂けない感じがする。

    若者に対しての貧困対策

    若い世代が貧困であることに対して対策がどの程度取られているのか?
    例えば職業安定所に行けば職業訓練は若者向けにも容易されているが課題も有る。

  • 雇用保険受給資格の有無?
  • 職業訓練を受けている間の生活費
  • 就職先が有るのか?
  • 例えばアルバイト先が雇用保険に未加入だったりすると解雇された後に何も保証が無いということはざらに有る。
    (そういうことを平然とする企業は存在する)
    職業訓練の資格(試験などが有る)ができたとしても、期間中貯金が無く生活が出来なければ元も子もない。
    訓練を終えたとしても即働けるか?と希望する仕事が見つかるかは別問題だ。

    若者と生活保護

    貧困による生活苦で生活保護をうけることは、「若いから就職先あるでしょ」で従来はあっさり窓口で受け付けすら拒まれていたが
    2000年代に入り様々な事件を受けて多少は緩和された感じは存在する。
    しかしこれも地域差・担当者の差があるため未知数な部分は残る
    条件にも借金が無いことや(生活保護費を返済に充てないようにとの理屈)
    資産(株式や家)等が無いことが前提であり
    生活を立て直すとしても課題は大いにある。
    まだベーシックインカムでも導入されたほうが若い世代の負担は減る気がしてならない。
    反対に高齢者の生活保護世帯の受給額削った方が理には適っていると感じる。
    ホームレスになってしまう前に生活保護は検討すべき『案』だ。
    家が無いとバイトも見つからない。
    万一賃貸といえども家が無くなってしまうと住所がなくなり、携帯電話の支払いや各種契約が滞ったりすることで生活基盤が吹き飛んでしまう。
    結果社会復帰が困難になるため、最低でも住処がある時点で貧困の最低ラインは死守すべきだ。
    シェアハウスの落とし穴
    複数の人が利用するシェアハウスは、個人での運営も多く利用費用は安い為家が無い人にはうってつけで魅力的なサービスに感じるだろう。
    しかしここにも罠が有る。

      同居人は見ず知らずの他人

    • トラブルが多い。(実に様々)
    • 生活習慣の違いによる軋轢。

    制服リボンタイ

    若者の貧困と経済的徴兵制

    若者の教育面でも様々な課題が多い。
    就職先が無いから大学に行く若者が多い
    奨学金名目の借金してでも大学に行く。
    それでも学力を伴って一流の大学に行けて卒業できればまだ御の字。下手に専門学校やDランクの大学に行くのは無謀。
    四大卒でも新卒では9割が就職できるという物でもない。
    卒業したら奨学金を返さなくてはならないのに収入がゼロだと首が回らなくなる。
    奨学金名目の借金は、延滞金と利子も付いてくる。
    現に40代が自己破産する事例も出てきている
    40代でも奨学金が返せず自己破産する事例が発生
    返さないのではなく返せないのだ。
    これが若い世代にも等しく襲う可能性は大きい。
    国立大学の入学金・授業料が上がれば、つられて私立の大学も上がる。

    アメリカのパターンなどでは軍隊に所属することで学費の援助があったりするシステムがある。
    今後高校生をターゲットに自衛隊勧誘の話題が増えてくる可能性は大いにある。
    ※自衛隊自体は行きたい人が行くのであれば何も問題は有りませんが、国策としてそういう流れができてしまうのは頂けないだろう。

    中卒・高卒から仕事に就こうと思っても教員に就職活動のノウハウが無いという問題もある。
    就職先の充てや、17歳未満の人だと就労に制限がある法律もあることと、肉体的にも成人には程遠いという生物学的な問題。
    学生の資格や・運転免許が無いことや社会経験の無さから、必然的に進学が大学や専門学校まで先送りされている。
    大学などが社会に出るまでの時間稼ぎの場となっている事は否定できないだろう。

    大学に進学しても悲惨な若者

    心機一転なんとか大学に進学したものの授業料はどうにかなっても生活費を稼がないといけない。
    そこで応募したバイト先が『ブラックバイト』と呼ばれる仕事先だったとする。
    アルバイトで勉強の時間が取れない。
    こうなると学業に支障をきたすシフトと、安い賃金・休みたいときに休めないなど本末転倒にことになる。
    奨学金の罠が有るだけでなく貧困の種は、バイト先という場所にすむ雇い主にも存在するのだ。

    就職しても地獄

    なんとか大学を卒業したとして就職先も決まっており就職する。
    しかし過酷な仕事家に帰れるのは日をまたいでから。
    ストレスによる過労。

    結果は行き詰って退職しても
    再就職先も無く、奨学金返済だけが残る。

    仕事と薄給

    介護士や、保育士の仕事が薄給だったりする。
    探せば仕事はあるというのは建前だけの空論で
    働いていても生活が苦しい人が多いのが実態。
    トラック運転手なども昔は収入は高い仕事だったが今では安くキツイだけの仕事になっている。
    タクシーも同様だ。
    人手が足りないといって賃金あげて募集したすき家だって1500円で募集したのは都内の有名どころの駅近くの店舗だけであり、この時給でもフルで働いても月収20万円台にしかならないのだ。
    若い人が、まともな生活を送りたいと考えた場合には、運による匙加減が大きく必要になるだろう。
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