若者を『東京圏から転出4万人増の目標』と言っているが日本政府はとうとう狂いだしたか?
東京圏から転出4万人増の目標という計画を立てて若者の雇用を行う政策を検討しているらしいが、動機が謎に感じる。
ただてさえ地方は車がないと生活できなかったり医療などの面でも利便性が低いのに若者を地方に送ってどうしたいのかが疑問だ。
東京圏から転出4万人増の目標 総合戦略で明記、若者雇用
政府が27日に決定した人口減少対策の5カ年計画「まち・ひと・しごと創生総合戦略」は、地方に若者の雇用を創出、2020年時点で東京圏から地方への転出者を13年より4万人増やすといった数値目標を明記した。東京一極集中に歯止めをかけ、疲弊した地域経済を活性化させる狙いだ。
転出ありきで話しているのは問題に思う。
そもそも地方に仕事がないから東京集中の若者の流入があり、
地方に仕事があれば地元で働く人はいるだろうに。
転出させてまで地方で働かせようとする動機が不明瞭だ。
「若者はかわいそう」論のウソ データで暴く「雇用不安」の正体
こんな論調まであるが胡散臭すぎた。
「若者はかわいそう」論のウソ データで暴く「雇用不安」の正体 (SPA!BOOKS新書)
就職難・派遣叩き・ロスジェネ・貧困などの問題を『エンゼルバンク』“転職代理人・海老沢康生”のモデルでもある海老原嗣生氏が、得意のデータ分析と実地調査をもとに覆す。
「若者の3人に1人は貧しい非正規社員」「終身雇用と年功序列は崩壊した」「派遣は貧困の元凶」「若者の安月給は“搾取”のせい」「新卒就活で敗れたら、リベンジは一生ムリ」……は、全部ウソ!
本書は、『エンゼルバンク』の“カリスマ転職代理人・海老沢康生”のモデルにもなった海老原嗣生氏が、得意のデータ分析と実地調査をもとに、そんな「若者はかわいそう」論をバッサリ斬る。ロスジェネ、就職難の学生、その上司・親世代にとっての必読の書。著者: 海老原 嗣生 出版者: 扶桑社 発行日:2010-05-31
派遣が「対人関係が苦手な人を救うのが派遣である」ということがレビューで紹介されているが、派遣といっても電話や営業、各種職業でも派遣社員は使われており、対人関係なしで派遣として勤める事ができる仕事は無いので、これは冗談が過ぎる気がする。
現に晩婚化やネカフェ難民などのような家すら借りる事が出来ない人がいることは無視して若者の不当な雇用を亡き者にしようとしているのはどうかと思う。
若者には厳しい日本社会
路上生活に追い込まれてね生活保護すら「若い」というだけで受けられない日本の若者は不憫なのが現実だと思うが。
海老原嗣生
という著者は、代表取締役らしいが、、株式会社リクルートワークス研究所 特別編集委員も兼ねているということで、色々と胡散臭さは強い。
仕事の記事
これが是正されることは無いのは何故か?一言で会社の売り上げではないことは言うまでもない。