今年も福島からさくらんぼが届いた。|佐藤錦と、おすそ分けの旅

※今年も福島の実家から、さくらんぼ(佐藤錦)が届きました。甘さの話というより、毎年変わらず届くことの話です。
🐾 この子がいる未来を、否定しない人と。
結婚してから「動物はちょっと…」と言われたくない人へ。
最初から“好き”が揃っている出会いも、あるそうです。
登録は無料。まずはのぞいてみる、くらいでもいいのかもしれません。
Contents
今年も、その箱が届いた。
毎年この季節になると、福島の実家から箱が届きます。
届くことは、なんとなくわかっているんです。
だいたい時期もわかっています。
それなのに、届いた箱を見ると、少しだけうれしくなるんですよね。
福島から届いた、今年の佐藤錦。箱を見るだけで少しうれしくなるんですよね。中身は佐藤錦です。
箱を開けると、赤い実がきれいに並んでいます。
ひと粒ずつ整列していて、急いで食べるのが少し申し訳ないような気もします。
子どもの頃は、こういうものを特別だと思っていませんでした。
実家にあって、季節になれば食べる。
それだけのことだったんです。
ところが福島を離れて暮らすようになると、その「普通」の見え方が少し変わりました。
人は当たり前だったものを少し離れた場所から眺めたときに、ようやく輪郭が見えるのかもしれません。
なんてことを考えるんですけどね。
結局のところ、ぼくは届いたさくらんぼを眺めながら写真を撮っているだけなんです。
まぁ、そういう話だったりするんです。
ふたを開けると、きれいに並んだ佐藤錦。今年も変わらない六月の景色です。離れてみてわかること。
香川へ来てから、店頭でさくらんぼを見ることがあります。
値段を見て驚くこともあります。
そして実家から送られてくる佐藤錦を見ながら、
「あれはずいぶん贅沢なものだったんだなぁ」
と思ったりするんです。
子どもの頃には気づかなかったことが、大人になると見えてくる。
そんなことは果物にもあるんだなぁ、という気がします。
当たり前だったものほど、その価値はあとから見えてくるのかもしれません。
さくらんぼは旅をする。
今年は三箱届きました。
一箱は我が家。
一箱はお義母さんのところへ。
残る一箱は、おすそ分け用ということになりました。
そう決めていたわけではないんです。
でも、おいしいものというのは不思議なもので、誰かに渡したくなるんですよね。
妻は職場へ持っていきました。
同僚や上司の方にも食べてもらったそうです。
「甘かったよ」
「おいしかったよ」
そんな感想が返ってきたらしい。
福島の果物って、やっぱり評判がいいんですよね。
お義母さんも近所の方へおすそ分けしたそうです。
喜んでもらえたと聞きました。
そういう話を聞くと、こちらまでうれしくなります。
気づけば、さくらんぼはあちこちへ旅をしていました。
実家から送られてきた箱が、
近所へ行ったり、
職場へ行ったり、
誰かの食卓へ行ったり。
さくらんぼは果物なんですけど、運んでいるのは果物だけじゃないのかもしれません。
そういうことって、案外あるんですよね。
箱のそばのアビ蔵。
箱を開けていたら、アビ蔵もやって来ました。
もちろん猫なので、さくらんぼは食べません。
でも何かいいものが届いたことだけは分かるようです。
箱の近くまで来て、ひととおり様子を見ていました。
そして納得したのか、興味がなくなったのか、そのままどこかへ行ってしまいました。
猫というのは、そのあたりがよく分かりません。
去年もこんなことをしていた気がします。
その前もそうだった気がします。
来年もたぶん同じなんだろうなぁ。
そういう変わらない景色って、あとから振り返ると意外と貴重だったりするんです。
箱の様子は見に来たものの、興味がなかったのか、このあとどこかへ行ってしまいました。今年も冷蔵庫へ。
佐藤錦はおいしいです。
それは間違いありません。
でも年々うれしくなっているのは、味そのものではない気もします。
今年も届いたこと。
送ってくれる人がいること。
受け取る人がいること。
そして、それをまた誰かに分けたくなること。
その先で「おいしかったよ」と言ってくれる人がいること。
そういうことなんだと思うんです。
いや、思うというより、そういう感じです。
箱の中には、もちろんさくらんぼが入っています。
でも、届いているのはそれだけじゃないような気もするんですよね。
ま、考えすぎかもしれませんけど。
とりあえず今年も冷蔵庫で冷やしておこうと思います。
それで十分なんです。
🍒
来年もまた届くと思っている。その当たり前が、案外ありがたいものなのかもしれません。
よくある質問(Q&A)
🐾 こういうの、持ってると案外いいんです。
🍒 なんとなく『佐藤錦』のものを。
こんなのもあってね。うん、あるんです。
🐾 そばに置いておきたい、ちいさな寄り道。
🐱 小さなサインを、見逃さないために。
猫は、体調の変化をぎりぎりまで隠すらしい。
だからこそ、数字で見守るという方法もあるのだとか。
留守中の様子や、トイレの変化まで記録できる仕組み。
まずは知るところからでも、いいのかもしれません。
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