サンライズ瀬戸の旅と皇居ランの朝。東京駅から始まる小さな記録

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サンライズ瀬戸という、夜の小さな秘密基地。
この日は、妻といっしょに高松から福島県へ帰省する旅のはじまりだった.
旅のはじまりに選んだのは、寝台特急・サンライズ瀬戸。
この列車で夜を越えると、旅が“少しだけ特別なもの”になる気がする。
夜行列車の入口は、いつも少しだけ胸が鳴る。サンライズ瀬戸では、シングルツインという、
二段ベッドになった“ちょっとした秘密基地”みたいな部屋を予約した。
喫煙可の部屋だったから、扉を開けたとたんにタバコのにおいがする。
禁煙をしてからというもの、こういう匂いにだけは、やけに真面目な鼻になってしまった。
それでも、部屋に入った瞬間の安心感は変わらない。
この狭さが、妙にしっくりくるんだよなぁ。今夜の暖房は、誰かが少し張り切ったみたいに妙に暑くて、
まぁ、寒いよりはいいか、と半袖Tシャツで眠ることにした。
列車の中で半袖になる冬の夜なんて、子どもみたいだなぁ、と自分でも思った。
朝6時ごろ、ふっと目が覚める。
カーテンの隙間から、まだやわらかい光が入ってくる。
窓の外をぼーっと眺める時間には、
“旅をしている自分”と静かに握手するみたいな気配がある。
ぼくらの朝と、あちらの朝が、しばらく並んで走っていく。東京の朝は、風がひとつ大きい。
東京駅に着いたのは、7時を少し過ぎたころ。
サンライズのぬくもりを引きずった状態でホームに立つと、
外の冷たさが、急な現実みたいに身に染みた。
駅周辺では風がごうごう吹いていて、
「やっぱり冬なんだねぇ」と、
誰に言うでもなくつぶやきたくなる。
妻は、東京駅近くのアシックスのランステで
シューズとウェアを借りて、身支度を整える。
そのあと、一緒に皇居まで歩いた。
走る前の妻は、どこか
“これから自分の時間に入りますよ”という顔をしている。
🏃♀️ 皇居ランの拠点に便利です
妻が走り出したあと、
ぼくは皇居を少し歩いて、前回も立ち寄った東京商工会議所ビルのタリーズへ向かった。
温かいコーヒーカップを手にして妻を待っていると、その時間まで旅の一部みたいに思えてくる。
冬の朝は、石垣まできりっとして見える。
朝の光に照らされて、門がひとつ深呼吸していた。
かたい石垣と、やわらかな水面。冬の朝はその差がきれいだ。やがて、皇居ランが終わって、
シャワーも浴びたと連絡が来る。
合流した彼女は、
風の強さなんて笑い飛ばすような、すっきりした顔をしていた。
ああ、いい朝だったな、と
その笑顔を見て、ようやく気づく。
しめのひとこと
✍
旅の朝って、特別じゃないのに、どこか「新しくしてくれる」ような気がします。
よくある質問(Q&A)
ただし喫煙車の場合、においが残っていることがあるため、気になる方は注意が必要です。
レンタルウェア・シューズ・ロッカー・シャワーがそろっており、手ぶらでも利用できます。
席も多く、朝の時間帯でも比較的ゆったり過ごせます。
📍 アシックスラン東京丸の内へのアクセス
📍 タリーズコーヒー 東京商工会議所ビル店へのアクセス
こういうの、持ってると案外いいんです。
👟 なんとなく皇居ランのものを。
こんなのもあってね。うん、あるんです。
🐾 そばに置いておきたい、ちいさな寄り道。
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