※ファミコンソフト『究極ハリキリスタジアムⅢ』で作った、30000ポイント制限のエディットチームが、
思っていたより強くなってしまったことへの、小さな違和感を書いた記録です。

刺さったままのカートリッジ|究極ハリキリスタジアムⅢ

前回の記事を書いたあとも、「究極ハリキリスタジアムⅢ」は、
ファミコン本体から抜かれることもなく、
カートリッジが、刺さったままになっている。

気が向けば電源を入れて、
特別な理由もなく、また続きを始めてしまう。

その存在は、
まるで途中まで読んでしおりを挟んだ本みたいだ。

猫図鑑みたいなオーダー表|エディットチームの作り方

チームエディット画面を開いて、
猫の種類の名前を選手名にしたチームを整えていく。

あめしょ、そまり、べんがる、ろしあん……。

オーダー表は、
まるで世界の猫図鑑みたいだ。

ピッチャーは軟投派ばかり。
30000ポイントしかないから、
球速にたっぷり割く余裕はない。

そのぶん、変化球とコントロールで、
コーナーを丁寧について、なんとかする。

打線もホームランは少なめだ。
派手な一発より、
内野ゴロの間に1点が入るような野球が多い。

数字だけ見れば、
どう考えても強豪ではない。

究極ハリキリスタジアムⅢプレイ画面157km/h。
それでも、試合の空気はどこかのんびりしている。

30000ポイントと、にらめっこ|エディット配分の悩み

それでも、30000ポイントを振り分けながら考える。

できることなら、
全員を戦力として使いたい。

主力にだけ注ぎ込めば、
勝ちやすくなるのは分かっている。

でも、それをやると、
ベンチに「いてもいなくても同じ」選手が生まれてしまう。

長打力には自信がある。
代走なら任せられる。
不調な主力の穴埋めができる…等

控え選手とはいえ、
どんなに小さくても役割があると、
数字の向こうに、ちゃんと息づかいが生まれる。

究極ハリキリスタジアムⅢ走塁子どもの頃、
ここでいつも息を止めた。

この感じが、続いている|そして、なんとなく違和感

このゲームをやり始めてから、
しばらく、この感じが続いている。

ただ数字を増やしたり減らしたりしているだけなのに、
それがやけに楽しい。

正直に言うと、
最近は少しだけ、違和感もある。

30000ポイントでやりくりしたはずのチームが、
気づけば、あまり負けなくなっていた。

勝つたびにうれしいはずなのに、
同時に、「ちょっと出来すぎじゃないか」とも思う。

弱いままで、ぎりぎり勝つ。
そのつもりで作ったチームが、
いつの間にか、安定して勝ってしまう。

それはそれで悪くない。
でも、どこかで、
「このままでいいのかな」と考えてしまう。

もう少し弱くしてもいいのかもしれない。
あるいは、
あえて使いにくい選手を増やしてもいい。

勝つためじゃなく、
考え続けるために。

究極ハリキリスタジアムⅢ公式戦の勝敗表95勝33敗2分け。
この弱小チームで、ここまで来た。

口ずさまれるBGM|ハリスタⅢの、のんびりした軽やかさ

試合中、妻がBGMを口ずさむことがある。

野球に詳しくない彼女が、
ハリキリスタジアムⅢ特有の、のんびりしつつ軽やかなBGMを
「ターラーラーラーラッタター…♪」と歌うだけで、
部屋の空気が少しやわらかくなる。

時間だけが、先に進む|ファミコンと少年時代

既存チームの選手を見ると、
子どもの頃に憧れたヒーローたちを思い出す。

彼らはもう現役を退いているけれど、
ファミコンの中では、今も全力で走っている。

時間だけが、現実のほうで先に進んでいく。

それでも、このゲームの向こう側では、
野球がいちばん身近だった頃の感覚が、
まだそのまま残っている。

究極ハリキリスタジアムⅢ日本シリーズの相手おめでとう、の直後に、
強敵が待っている。
相手はレジェンド外国人助っ人チーム。


完成なんて、たぶんない。
「もう少し手を入れたい」と思えるうちは、
このチームも、ぼくの野球も、
まだ終わっていない。

よくある質問(Q&A)

究極ハリキリスタジアムⅢって、どんなゲームですか?

ファミスタに近い感覚で遊べる、ファミコンの野球ゲームです。
操作はとてもシンプルで、テンポよく試合が進みます。

もうひとつの大きな特徴が、
ポイントを使って、オリジナルのチームを作れること。
選手の能力を自分で振り分けて、
「こういう野球がしたい」というチームを形にできます。

簡単だけど、考える余地がある。
遊ぶほどに、じわじわ面白くなるタイプのゲームです。

エディットチームは強く作ったほうがいいですか?

強く作ることもできますが、必ずしもそれが正解とは限りません。
エースにポイントを集中させれば勝ちやすくなりますが、
ベンチに出番のない選手が生まれてしまうこともあります。

弱くても、全員に役割を持たせて戦うチームづくりも、
このゲームの楽しみ方のひとつです。

30000ポイントって、やっぱり少ないですか?

正直に言うと、かなり少ないです。
全員を平均的に強くすることはできません。

だからこそ、
「誰に、どんな役割を持たせるか」を考える時間が生まれます。
その悩む時間も含めて、このゲームの面白さだと思います。

裏技を使えば80000ポイントまで増やせますが、ぼくはやりません。

🐾 こういうの、持ってると案外いいんです。

こんなのもあってね。うん、あるんです。

🐾 アビ蔵より

「このへん、ちょっと気になるにゃ」

ABOUT ME
ぬふふ.com
【合同会社桔梗企画:代表】 家族の中心にいるのは、アビシニアンの“アビ蔵”。 そのアビ蔵の『たそがれタイム』に、そっと寄り添う妻。 そして、ぼく。三人暮らし、みたいなものです。 今日もなんとなく、いい日を過ごしています。 書いているのは、猫のことだったり、 ちょっといい物のことだったり、 気がつけばおいしいものの話だったり。 なんの役にも立たない日もあります。 でも、「なんか、好きだな」って思えることを、 すこしずつ集めて、生きてるような気がしています。 最近、「nufufu.com」のドメインを取得しました。 以前までの「ぬふふ.com」の人とは別人です。
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