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フォトレコペット撮影会で、アビ蔵がちょっとモデルになった日。
妻からの一通のLINEで、すべては始まった
ある日の昼下がり、スマホにひょいっとLINEが届いた。
送り主は妻。そこには、ひとつのURLと、ひと言だけ。
「おはげ(アビ蔵のこと)、これに参加したらいんちゃう?」
URLの先には「フォトレコペット撮影会」の案内ページ。
モデル募集、なんて書いてある。
画面を見ながら、思わずアビ蔵の頭をなでた。
――おはげ、モデルさんになる日が来たかもしれないぞ。
撮影会のページをスクロールしていくと、「事前予約が必要です」と書いてある。
ほう、予約が必要なんだな。どれどれ、と空き枠を見てみると、撮影日時はほとんど埋まっていた。
「これは、のんびりしていられないな……。」
そう思いながら、残っている時間帯をひとつ選んで、えいやっと申し込みボタンを押す。
ポチッ。
その一瞬で、アビ蔵の「フォトレコペット撮影会行き」が決まってしまった。
こちらはプロ撮影ではなく、素人のぼくがスマホでこっそり撮ったアビ蔵。撮影までの2週間、アビ蔵を“モデル仕様”に整える
撮影日までは、まだ2週間ほどあった。
せっかくだから、毛並みをいちばんいい状態で撮ってもらいたい。
そこで、アビ蔵のご飯を、いつもよりちょっと良い(そして少しお高い)ものにしてみることにした。
「モデルさんなんだから、これくらいはね」と言い訳をしつつ、お皿によそって出してみる。
数日たつと、不思議なもので本当に艶が出てきた。
首まわりから背中にかけて、ライトを当てたみたいに、つやん、として見える。
――よしよし、この調子なら、本番までにもう少し“モデル仕様”になりそうだ。
ペットショップの駐車場に現れた、トラックスタジオ
撮影会の場所は、ペットショップの駐車場だった。
そこに一台、トラックが停まっていて、その荷台部分がまるごと撮影スタジオに改造されている。
順番が近づいてきて、「次、アビちゃんお願いします」と声がかかる。
いよいよ出番だ。妻といっしょに、アビ蔵を抱えて中へ案内される。
スタジオの中には、大柄なカメラマンの男性と、助手の女性。
そこへ妻とぼく、そしてアビ蔵が加わると、思っていた以上に中はぎゅっと狭く感じられた。
震えるアビ蔵と、汗だくの飼い主と、プロの腕前
リュックからアビ蔵をそっと出すと、知らない場所と、知らない人たちに囲まれているせいか、体が小さくブルブル震えだした。
こんなに不安そうなアビ蔵を見るのは、たぶん初めてだ。
いよいよ撮影が始まる。
ライトの下で座っているアビ蔵は、心ここにあらずという感じで、目だけがキョロキョロと落ち着かない。
その様子を見て、こちらもだんだん焦ってくる。
「大丈夫、大丈夫」と声をかけながらも、変な汗がじわっと出てくる。
アビ蔵は、小道具の陰に隠れようとしたり、スタジオの隅に行こうとしたり、なんとかこの場から逃げようとする。
カメラマンさんと助手さんが、おもちゃや音の出る小物で気を引きつつ、「はい、こっち向いて〜」と声をかけてくれる。
そんなこんなで、あっという間の約20分。
バタバタしつつも、どうにか撮影は終了した。
撮影が終わるころには、ぼくはすっかり汗だくになっていた。
アビ蔵をリュックに戻してひと息ついたあと、パソコンの画面で撮れた写真を見せてもらうことに。
おお……。
思わず声が出た。さすがプロだ。
あんなに落ち着かず、キョロキョロしていたアビ蔵なのに、シャッターチャンスをきちんと逃していない。
画面の中のアビ蔵は、毛並みも表情も、とてもきれいに切り取られていた。
さっきまでのバタバタが、少しだけ報われた気がした。
今回の撮影データは、そのままグッズにもできるらしい。(もちろん、別料金だけれど。)
せっかくなので、アビ蔵のLINEスタンプと、アート風の絵画パネルを注文することにした。
初めてのフォトレコペット撮影会に参加してみて思ったこと
撮影データは、後日ダウンロード形式でも受け取れるそうだ。
そのときには、このブログでもあらためて紹介したいと思っている。
初めてのペット撮影会だったけれど、参加して本当に良かった。
最近カメラを始めた妻にとっても、「プロの撮り方がいい勉強になった」とのこと。
アビ蔵にとっては、ちょっと緊張の一日だったかもしれないけれど、
わたしたちにとっては、またひとつ「写真で残せた思い出」が増えた日になった。
📷
写真って、その日の“どきどき”ごと閉じ込めてくれるんだなぁ、とアビ蔵を見て思った。
いつか忘れてしまいそうな一日ほど、そっと残しておきたくなる。
📸 フォトレコペット撮影会の公式ページ
フォトレコペット撮影会|よくある質問(Q&A)
その中で順番に撮影していくスタイルでした。プロのカメラマンさんとスタッフさんがいて、
声をかけながら進めてくれるので、「ちょっと緊張するけれど、ギャラリーは少ないからガヤガヤしていない」くらいの、ほどよい空気感でした。
※会場や日程によって雰囲気や流れは変わると思うので、最新の案内は公式ページで確認してみてください。
それでも、スタッフさんがおもちゃで気を引いたり、やさしく声をかけてくれたりして、短い時間の中でなんとか撮影はできました。
「絶対に平気」とは言えないかもしれませんが、怖がりさんでも工夫しながら撮ってもらえることが多いと思います。
心配な場合は、申し込み前や当日の受付で「怖がりで…」と一言伝えておくと安心です。
・いつもより丁寧にブラッシングして、毛並みを整えておく
・お気に入りの首輪やリボンなど、「これで撮りたい」小物を決めておく
・慣れたキャリーバッグやリュックで連れて行く
・可能なら、おやつやおもちゃを持参して、気を落ち着かせる材料にする
あとは、人間側が「まあ、うまくいかなくてもそれはそれで思い出」と思っておくと、少し気がラクになります。
そのデータを使って、グッズやプリントを注文できる仕組みになっていました。
ただし、受け取り方法やグッズの内容は、開催回や会場によって変わる可能性があります。
申し込みページや当日の案内で、「データの受け取り方法」「オプションの有無」を確認しておくと安心です。
🐾 なんとなくアビシニアンのものを。
こんなのもあってね。うん、あるんです。
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