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【伯方の塩まんじゅう】帰宅の日に届いた“やさしいしょっぱさ”
福島から帰ってきた日。
荷ほどきを終えて、ひと息ついていたところに、妻がぽんと渡してくれた。
「これ、お母さんが愛媛に行ったときのお土産なんだって」
見ると、箱の外装に「伯方の塩まんじゅう」の文字。
あの有名な「は・か・た・の・しお」で知られる、伯方の塩を使ったおまんじゅうらしい。

まあるくて、小さな和菓子。手のひらにちょこんと収まる、一口サイズ。
見た目の通り、かわいくて、食べやすい。

伯方の塩が引き立てる“甘すぎないあんこ”のまんじゅう
ぱくっとひとくち。
しっとりした生地の中には、つぶあんがたっぷり。
でも、甘すぎない。塩気がやさしく効いていて、後味はすっと引いていく。

生地は薄め、甘さはひかえめ
なにより、生地が薄めだから、あんこの風味がちゃんと主役になっている。
このバランスの良さが、クセになる。
ひとつ食べたら、もうひとつ。気づいたら、手がのびていた。
気づけば、アビ蔵まで伯方の塩まんじゅうを狙っていた。
じーっとこっちを見ながら、前足をそっとのばしてくる感じが、なんとも言えずかわいい。
あの白くてふわふわのなかに、しょっぱくて甘いやつがいるって、知ってるんだろうなぁ。
人の気配を読むのも上手だけど、
まんじゅうの袋を開ける音には、もっと鋭い。
けれどこれは、人間だけの楽しみにしておきたい。
(もちろん、猫にはあげません。見るだけね。)

お義母さんからの“やさしい手紙”は、まんじゅうのかたちをしていた
福島から帰ってきてから、まだお義母さんには会っていない。
けれど、この小さなおまんじゅうには、どこか“手紙みたいな気配”があった。
今治城の石垣、道後温泉の湯けむり、しまなみ海道の海風。
きっとそんな景色の中で、「これ、あの子たちにいいかも」と思ってくれたんだろう。
お菓子って、ときどきこうして、気持ちの通り道になる。
それは、すごく、ありがたいことだと思う。
✅ なんだか気になる、っていうのは、たぶん「ちょっと、いいかも」ってことです。
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