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アビシニアンが飽きない“たったひとつのおもちゃ”とは?
――その名は、緑のねこじゃらし。
段ボールのトンネルから、じっとこちらを見ている。
まんまるの目、ちょっとだけ緊張した前足。
その目の先には、“あれ”がある。
――ねこじゃらし。
緑のふわふわが先っぽについた、いつものお気に入り。
振ればすぐに飛びかかるわけじゃない。
まずは距離をはかって、風の流れ(たぶん)を読んで、
すこしずつ、気配を消していく。
……いや、完全に見えてるけどね。
それでもアビ蔵にとって、これは大事な儀式。
ちいさな狩りのはじまりなんだ。

そんなふうに見える、段ボール要塞のアビ蔵司令官。
猫はどうして段ボールが好きなのか|“要塞”にこもるアビ蔵の理由
段ボールは、アビ蔵にとって「戦いの拠点」であり、
「くつろぎのベッド」であり、「隠密のための基地」でもある。
なぜ猫は段ボールが好きなのか?――たぶん、安心するんだと思う。
囲まれてる感じが、ちょうどいいんだろうな。
そしてその中から、じっと“緑のじゃらし”を狙っている。
それがアビ蔵の“出撃前”の定位置なんだ。

でも、目だけはもう、じゃらしの向こうに飛んでいた。
羽つきも電動もダメだったのに。アビ蔵が選んだ“ふつうのじゃらし”
他のおもちゃには、わりとすぐ飽きるくせに、
このじゃらしだけは、なぜか飽きないんだよなぁ。
羽がついた高いやつとか、
電動式のやつとか、
シャカシャカ鳴る最新型とか、
いろいろ試してきたけど、結局、戻ってくるのはこれ。
猫のお気に入りって、本当に不思議だ。
こっちは似たようなものを買ってきたつもりでも、
「違うんだよなあ」って顔をされたりする。
たぶんね、ただの「おもちゃ」じゃないんだと思う。
そのじゃらしと一緒に遊んだ時間とか、
ぼくや妻が笑ってた顔とか、
そういう“いっしょの記憶”ごと、アビ蔵は覚えてるんじゃないかな。
だからなのか、ちょっとくたびれてきても、
“いつものやつ”にしか出ないテンションってあるみたい。
✅ アビ蔵が飽きずに遊んでる、わが家のロングセラー。
壊れても、また買っちゃう。それくらい、うちでは信頼されてる“ねこじゃらし”。
「またこれか」と言いながら、今日もやっぱり、これに飛びつく。
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遊びと狩りのあいだで生きる|アビシニアンの日常にある“本気”
本気の顔をして、飛びかかってくるアビ蔵。
でも、そのあとの「やったぞ」みたいな顔は、
なんだかちょっと、うれしそうで、ちょっと照れている。
たぶん、“楽しい”のか、“獲物を捕らえた”のか、
そのあたりの境界線は、もう本人にもわからないのかもしれない。
それでも、アビ蔵は毎日戦う。
段ボールの要塞から出撃して、
大好きなねこじゃらしと、また今日も向き合う。
そしてぼくは、
じゃらしを振るふりをしながら、
その小さな物語を、ちょっとだけ応援してる。
おもちゃは消えても、記憶は残る|アビ蔵が教えてくれたこと
🐾
あの日から今日まで、
いくつものおもちゃが来ては去っていった。
でも、アビ蔵が“選び続けてる”のは、この一本。
それだけで、なんだかもう、ちょっと泣きそうになるんだよなぁ。
✅「お気に入りのおもちゃ」って、きっと飼い主との時間のことなんだ。
『アビシニアンとの一日』のこと、もうちょっと知りたい人はこちら。
アビシニアンとの暮らしで気になること、ちょっとまとめてみました
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