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ていねいなくらしに憧れて。
雑誌やテレビで見る“山奥のポツンと一軒家”。
薪で炊くお風呂、畑の野菜、囲炉裏で煮るおでん。
なんだか、時間がゆっくり流れてるようで、心がほどける。
そんな生活、いいなあ、って思う。
でも、現実はマンションの3階。
フジのめざましテレビと、電子レンジのピーピーで1日が始まる。
アビ蔵にごはんをあげて、スマホをいじって、コーヒーを淹れる。
自然とともに…なんて遠い話だけど、
それでも「ていねいに暮らしたいな」って気持ちは、やっぱりある。
たぶん、それって、場所じゃなくて、心の姿勢みたいなものなんだと思う。
何かを「ちゃんと手でやる」こと。
ほんの少しだけ、未来の自分のために手間をかけてみること。
そういう時間を、自分に贈ること。
本屋で出会った、“あこがれのヒント”
ある日、ふらっと立ち寄った本屋。
とくに目的もなく歩いていたはずなのに、ふと視線の端に入った一冊。
タイトルは、『365日、おいしい手作り!魔法のびん詰め』。
ページをめくると、そこには――
ちょっとだけやさしく変えてくれそうなビン詰めレシピたちがならんでた。
季節のものを少しだけ手をかけて、ビンに詰めて、冷蔵庫へ。
台所の片隅が、まるで“暮らしの宝箱”になるような感覚。
あぁ、これは、ぼくの目指してたものかもしれない。
そう思って、その場でレジへ向かった。
✅ なんだか気になる、っていうのは、たぶん「ちょっと、いいかも」ってことです。
『365日、おいしい手作り!魔法のびん詰め』のこと、もうちょっと知りたい人はこちら。
実山椒との出会いは、イオンの野菜売り場だった。
休日の買い物ついでにふらっと立ち寄った、いつものイオン。
野菜コーナーの片隅に、ちょこんと並んだ小さなパック。
「実山椒」って札に、なんだかピンときた。
もしかして、これは――
あの“ちりめん山椒”の香りのもと?
作れるかどうかはわからないけど、
ふと読んだあのレシピが背中を押してくれた。
帰り道、頭のなかでは、もう炊きたてごはんの香りがしてた。
塩漬けを仕込んでみる。
用意したのは、
買ってきたばかりの実山椒と、イオンで買った粗塩。
小さなガラス瓶も、今日はきちんと煮沸しておいた。
実山椒の軸を取る作業がいちばん手間だった。
地味で単調。でも、どこか無心になれて気持ちが落ち着いた。
ていねいなくらしって、たぶん、こういう作業の積み重ねなんだと思う。
軸を取った実山椒は、たっぷりのお湯で10分ほどゆでてから、
粗塩をまぶしつつガラス瓶に詰めていく。
今はまだ、さっき詰めたばかりだから、変化はない。
でも、これからどうなるかが、ちょっと楽しみ。
冷蔵庫のすみっこに、ひとつのビンがあるだけで、
なんだか暮らしが少しだけ“整って”見えるのが不思議だ。

あとは、まかせたよ、って気持ち。
保存食って、なんでこんなにワクワクするんだろう?
新生姜の甘酢漬け、いちごミルクジャム、きのこのオイル漬け、梅シロップ…。
『魔法のびん詰め』には、そんな“やってみたいレシピ”がたくさんあって、
ページをめくるたび、気分がちょっと上向く。
保存食って、なんでこんなにワクワクするんだろう?
ビンをひとつ仕込むだけで、
暮らしに未来が加わるような気がする。
🐾
ていねいなくらしの材料は、たぶんこんなもの。
塩と山椒と、「それ、なにしてんの?」って顔のアビ蔵。
✅ なんでもない日を、ちょっとだけよくする。
「暮らしの中の“ちいさな手しごと”」にまつわる記事です。
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