「アビシニアンって、見た目は美しいけど…鳴き声はどうなの?」
そんな疑問を持つ人、けっこう多いんです。
SNSでは「鳴きすぎて困る」「やたらおしゃべり」なんて声も見かけるし、実際どうなんだろう?と気になっている方も多いはず。
この記事では、アビシニアンと暮らして8年目になる筆者(とその妻、そしてアビ蔵)が、実際の鳴き声の様子や性格との関係性、さらに“鳴きすぎ”と感じたときの対処法まで、体験をまじえてわかりやすくお伝えします。
Contents
🟥 アビシニアンの鳴き声の特徴とは?
🟨 一般的に「鳴きやすい猫」と言われる理由
アビシニアンは、“おしゃべり好きな猫”として知られていることがあります。
これは、飼い主とのコミュニケーションをよくとろうとする傾向があるから。
単純に「にゃーにゃー鳴く」というよりも、声を使って何かを伝えようとしている感じが強いんです。
鳴き方も単調ではなく、「ぷるにゃーん」「ころころにゃーん」「んにゃーん」とバリエーションが豊か。
まるで、猫語で一生懸命話しかけられているような気分になることもあります。

🟨 鳴き声の“音質”や“音量”はどれくらい?【アビ蔵版】
アビシニアンの鳴き声は、比較的高めで、やわらかい響きをもっています。
よく「鈴声(すずごえ)」なんて表現されることもありますね。
「ミャウ」というより、「んにゃ〜ん」「あーん」と、鼻にかかったようなやさしい小声で鳴くことが多いです。
いわゆる“うるさい鳴き声”とは、少しも感じません。
我が家のアビ蔵(ルディ)は、特にその傾向が強く、
声のボリュームがとても控えめ。
隣の部屋にいたら、耳をすませないと聞こえないくらいのささやき声で話しかけてきます。
鳴く頻度はそこそこあるけれど、音そのものが小さいので、
集合住宅でも安心して暮らせるタイプだと感じています。
🟨 他の猫種との違い(シャム・ロシアンブルーとの比較)
よく比較されるのが、「シャム」と「ロシアンブルー」。
シャムは“よくしゃべる猫”として有名で、大きな声で自己主張するタイプ。一方、ロシアンブルーは控えめでおとなしく、あまり鳴かない猫種です。
アビシニアンはそのちょうど中間くらいで、表現したいときは鳴くけれど、無駄に鳴き続けることは少ない印象。
飼い主との距離感によって、鳴き方にも個性が出るのが面白いところです。
🟥 アビシニアンと暮らして感じた“リアルな鳴き声事情”
🟨 鳴く頻度は?朝・夜で違う?【アビ蔵版】
アビシニアンの鳴くタイミングでいちばん多いのは、やっぱり「朝」。
起きてくるとすぐ、「おはよう」の一声(たぶん)があって、
こちらの反応を見ながら、「ぷるにゃーん」と小さくひと声。
そのあと、ごはんの催促モードに切り替わり、「ころころにゃーん」と続きます。
朝は、そんなふうにかわいい鳴き声のオンパレード。
夜は逆にとても静かで、寝る前には、どこか落ち着いた空気に変わります。
もちろん個体差はあるけれど、うちのアビ蔵は、
夜中に目を覚ましたとき、そっと「ふにゃーん」と鳴くことがあります。
でも、それもささやくような小さな声だから、ぼくとしては「オッケー」と思っています。
🟨 どんなときに鳴く?(要求・不安・甘え)【アビ蔵版】
鳴く理由は大きく分けて3つあります。
それは、「要求」「不安」「甘え」。
ごはんの催促
「そろそろ?」と目を見て、小さな声でおねだりしてきます。
アビ蔵は、この理由がいちばん多いなぁ。
「ごはんくださーい」「おやつくださーい」って、ちゃんと伝えてきます。
ひとりにされて寂しいとき
「どこ行ったの?」と探し鳴きをすることも。
とはいえ、アビ蔵はわりとマイペースで、ぼくが別の部屋にいるときに鳴くことはあるけど、頻繁ではありません。
甘えたいとき
目を細めながら、「ぅにゃ〜ん」と鳴いて、すり寄ってくることもあれば、無言でそっと寄り添ってくるときもあります。
声に頼らず、からだ全部で甘えてくる──そんな時のアビ蔵もまた、たまらなくかわいい。
声だけでなく、しっぽや耳の動きと一緒に見ると、アビ蔵の気持ちが手に取るようにわかるようになります。
🟨 アビ蔵の鳴き声エピソード【香川編】
一番印象的だったのは、香川県に引っ越した当日の夜のこと。
荷解きでバタバタしていたなか、
部屋の隅っこから、「んんー」と、小さくもはっきりした声が聞こえました。
いつもは静かなアビ蔵が、
そのときばかりは不安そうに、
「ここ、知らないとこだよ…」って伝えてきたような気がして。
胸がきゅっとなりました。
そのあとアビ蔵は、部屋の中をウロウロと探検して。
きっと、どこか落ち着ける場所を探していたのでしょう。
そして、疲れたのか──
ぼくの腕のなかにすっぽりおさまり、
「んーんー」と小さな声を出しながら、すぅっと眠っていきました。

鳴き声は、その子の“ことば”。
アビ蔵は、あの夜、ちゃんと自分の言葉で、不安も、安心も、伝えてくれていたんだと思います。
🟥 アビシニアンの鳴き声、困ったときの対処法
🟨 うるさいと感じる場合の工夫(おもちゃ・環境)
「うるさい」と感じるタイミングは、たいてい“退屈しているとき”や“構ってほしいとき”。
そんなときは、シンプルに「遊び」と「環境見直し」で変わることが多いです。
好奇心をくすぐるおもちゃ(電動系・フェザー・トンネル)
見晴らしの良いキャットタワー
隠れられる安心スペース(段ボールでもOK)
アビシニアンは刺激を求めるタイプなので、退屈=鳴くにつながりがち。
「うるさい」ではなく、「退屈してるんだな」と考えると、ちょっと見え方が変わるかもしれません。
🟨 鳴き声でわかる健康サインや異変
普段は静かな子が急に鳴き続けたり、声の調子が明らかに変わった場合──
それは体調不良やストレスのサインかもしれません。
声がかすれている
夜中に突然鳴くようになった
同じ場所でじっとしながら鳴く
こういった場合は、かかりつけの動物病院に相談を。
鳴き声は“わかりやすい異変のサイン”として、意外と見落とされがちです。
🟨 病院での注意点(通院時の鳴き方)【アビ蔵版】
通院時のアビ蔵は、キャリーバッグの中で低く、のどを震わせるように「にゃ~ん」と鳴きます。
移動手段は、愛車のEP3シビックタイプR。
けれど、どうやら車の振動が怖いのか、エンジン音が不安なのか──
車に乗っている間中、ひたすら小さい声で「にゃ~ん、にゃ~ん」と鳴き続けます。
このときの声は、普段の落ち着いた鳴き方とはまったく違っていて、はっきりと不安を訴えているとわかります。
ただ、病院に到着するとぴたりと鳴きやみ、
診察室では、緊張のあまり一言も発さず、無言でじっとしているのがアビ蔵のスタイルです。
こんなふうに、移動中と病院内での鳴き方の違いを知っておくと、
動物病院で先生に伝える際にも、より正確に様子を説明できると思います。
🟩 まとめ|アビシニアンの鳴き声は“個性の一部”
🟨 「静かさ」よりも「表現力」と向き合う
鳴く猫=困る、というイメージを持っている方も多いかもしれません。
でも、アビシニアンの鳴き声は、ただの「音」ではなく、その子なりの“表現”なんです。
声があるからこそ、気持ちが伝わる。
日々の中で「この声はきっと、こういう気持ちだな」と想像する時間が、だんだんと愛おしくなっていきます。
🟨 鳴き声に寄り添う暮らしのすすめ
「うるさい」か「かわいい」かは、人間側の受け止め方次第。
アビ蔵と暮らすなかで、「鳴き声って、意外と奥が深いなぁ」と思うようになりました。
アビシニアンの鳴き声は、暮らしに小さな変化と気づきをくれる“ちいさな言葉”のようなもの。
あなたがその声に耳をすませば、きっとその子も、もっと安心して鳴いてくれると思います。
よくある質問
- アビシニアンの鳴き声はうるさいですか?
- 個体差はありますが、比較的やわらかく小さな声で鳴くことが多く、集合住宅でも気になりにくいです。
- アビシニアンはよく鳴く猫ですか?
- 鳴く頻度はそこそこありますが、鳴き方にバリエーションがあり、“おしゃべり好き”な猫として知られています。
- 鳴き声でわかるアビシニアンの気持ちは?
- 「ごはんの催促」「甘えたい」「ちょっと不安」など、気持ちを声で伝えようとします。鳴き方としっぽや耳の動きを一緒に見ると、気持ちがより伝わりやすくなります。
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