🍴【ぬふふのグルメ日記】やさしいごはんと、なにげない日々の記録。 PR

オムココと名物かまどで過ごした日曜日|ふわとろオムライスとモンブランの午後。

オムココのオムライスと名物かまどのモンブランとアイスコーヒー
この記事には、ちょっとだけ“おすすめしたいもの”がまぎれこんでいます。

ふわふわの午後と、ちょっとした偶然のこと。

日曜日の午後のこと。
妻と、ひさしぶりにバスに乗って、街へ出かけた。

車じゃなくてバス、というのがなんだか新鮮で、
ふたり並んで、なんとなく口数が少ないのも、それはそれで心地よかった。
少しだけよそいきな気分で、高松の街を歩く。

お昼時で、何か変わったものを食べたかった。
そんな気分のまま、ふと目に入った看板にひかれて入ってみたのが──
丸亀町グリーンの2階にある、ふわとろオムライス専門店【オムココ(OMUCOCO)】だった。

オムココで、ふわとろオムライスと出会う午後。

ふわふわで、とろとろ。だけど、しっかり。
オムライスって、子どもが好きな食べ物のはずだったのに、
ここでは、大人の午後もやさしく包み込んでくれる。

ぼくが選んだのは、
モッツァレラチキンデミグラスのオムライス。

とろけるモッツァレラチーズ、ふわふわの卵、
そして線のように丁寧にカットされたチキンが、そっとのっている。
食感もやさしくて、ちゃんとお腹に届く。

オムココのモッツアレラチキンデミグラスのオムライスとアイスコーヒー「とろとろのチーズって、なんだか“人のよさ”みたいだと思った。」
ふわふわの卵に、線のようなチキン。デミグラスが、全部をまとめてくれる。

店内は、背中を丸めたくなるくらいに狭い。
でも、オムライスとの距離は近い。
たぶん、そういうことだと思う。

サラダとアイスコーヒーのセットをプラスして、
「ちょっとていねいな午後」が、そこに完成した。

アイスコーヒーは、たぶんドリップじゃない。
注がれた瞬間から、すでに“できてる味”がした。
でも、それがこの店の空気にはちょうどよくて、
いまのぼくには、ぴったりの冷たさだった。

名物かまどの喫茶スペースで、まさかの“同じ味”に出会う午後。

オムココを出たあと、
「まだ帰るには早いよね」とか言いながら、ふらりと立ち寄ったのが──
名物かまど。

和菓子で有名なこのお店。実は2階が、静かな喫茶スペースになっている。
階段をとことこと上がると、そこは少し薄暗く、やさしい光が障子越しににじんでいた。
椅子には畳が使われていて、
どこか昭和の旅館のラウンジのような、落ち着きがあった。

注文したのは、モンブランとアイスコーヒー。

モンブランは、しっとりとして甘さ控えめ。
添えられていた抹茶の粉末を、そっとすくって付けてみたら──
これが、びっくりするほどよく合った。
ほんのりとした苦味が、甘さを引き締めてくれる。
和と洋のまじわりって、こんなところにもあるんだなと思った。

名物かまどのモンブランとアイスコーヒー「そのお皿の笑顔に、ぼくは先にやられていたのかもしれない。」
モンブランの甘さに、抹茶の粉末をひとすくい。やさしい午後の味がした。

そして──
アイスコーヒーをひと口飲んで、思わずふっと笑ってしまう。

……まさかの再会。
さっきオムココで飲んだのと、まったく同じ味だったのだ。

注文したのはぼくだけだったけれど、
妻も「あれ? もしかして…」という顔をしていて、
ふたりして、なんともいえない空気に包まれた。

違うお店なのに、同じ味に出会う午後。
どこかでつながっているのかもしれないし、
もしかすると、高松のアイスコーヒーはこの味で統一されているのかも?(妄想)

ちょっとした偶然がうれしくて、くすっと笑いながら飲み干した。

今思えば、ここでは抹茶を頼んでみてもよかったな。
“名物かまど”という名前のとおり、
きっと、和菓子とお茶の午後も、しっくりきたに違いない。

“名物”は、味よりも空気かもしれない。

🍵
「なんでもない午後に、ちゃんと雰囲気があるって、
それだけで“名物”だと思うのです。」

📍オムココ(OMUCOCO)へのアクセス

📍名物かまど 高松店へのアクセス

ちいさな疑問に、そっとおこたえします。

オムココのオムライスはテイクアウトできますか?
はい、ふつうにテイクアウトできます。専用の容器に入れてもらえるので、ふわとろ感もそのまま楽しめますよ。
名物かまどの喫茶スペースは予約できますか?
基本的には予約なしで利用できます。席数が限られているので、土日など混雑時は早めの時間帯が安心かもしれません。
抹茶の粉はモンブランにどうやって使うの?
スプーンでちょっとすくって、モンブランに添えてみてください。やさしい甘さに、ほんの少しの苦味が加わって、なんだか奥ゆかしい味になります。

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【合同会社桔梗企画:代表】 家族の中心にいるのは、アビシニアンの“アビ蔵”。 そのアビ蔵の『たそがれタイム』に、そっと寄り添う妻。 そして、ぼく。三人暮らし、みたいなものです。 今日もなんとなく、いい日を過ごしています。 書いているのは、猫のことだったり、 ちょっといい物のことだったり、 気がつけばおいしいものの話だったり。 なんの役にも立たない日もあります。 でも、「なんか、好きだな」って思えることを、 すこしずつ集めて、生きてるような気がしています。 最近、「nufufu.com」のドメインを取得しました。 以前までの「ぬふふ.com」の人とは別人です。
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