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🦍【ポポンゴとは】ナースのお仕事に一度だけ登場した幻のゴリラのぬいぐるみとの再会

バンダイ ポポンゴ ポポンゴ.Jr
この記事には、ちょっとだけ“おすすめしたいもの”がまぎれこんでいます。

💉 ポポンゴという名のゴリラ|“ナースのお仕事”で見つけた、ちょっと昔のともだち

妻が、アマゾンプライムで「ナースのお仕事」を見ている。
最初は“懐かしいなぁ”くらいだったのに、いまではすっかりハマってしまって、
夜になるとソファに座るのが、小さな日課になっている。

ドラマが始まって、松下由樹さん(先輩ナース・尾崎翔子役)が映る。
すると妻が、まるで確認するようにそっとつぶやく。
「やっぱり、松下さんはキレイやなぁ」

その声を聞くたびに、なんだか時間がゆるんでいく。
画面の向こうの物語と、こっち側の静かな暮らしが、ゆるやかにつながっていくような気がする。

🦍 ナースのお仕事で出会った「ポポンゴ」というぬいぐるみ

そんなある夜のことだった。
第4話のワンシーンで、ふいに“見覚えのないゴリラ”が登場した。

エピソードは、新人ナースが一日体験入院をするというもの。
観月ありさ演じる朝倉いずみが病室のベッドに座っている、そのそばに、茶色いゴリラのぬいぐるみがちょこんといた。

まんまるい目に、どこか力の抜けた表情。
でも、不思議と愛嬌があって、すぐに目が行った。

その場面で、病室に入ってきた沢田先生──長塚京三さんが、
ぬいぐるみに目をとめて、ふと口にしたのだった。

「これ、話しかけると動くんだよね」

ごく自然な口調。でも、どこかやさしさがにじんでいた。

その一言を聞いた妻が、反応する。
「なにあのゴリラ、かわいい~」「どこで売ってるんやろ?」

そしてスマホを手に取り、画面を一時停止。
ぬいぐるみの顔をグーグルレンズでパシャリ。

数秒後、表示された名前は──ポポンゴ。

🔍 ポポンゴを検索しても出てこない…その正体とは?

はじめて聞く名前だった。
どこかおどけた響き。でも、ふしぎと覚えやすい。

気になって検索してみたけれど、出てくる情報はほんのわずかだった。
公式サイトもなければ、Wikipediaにも載っていない。
中古市場でも、目撃例はまばら。

まるでネットの片隅に、そっと置き忘れられてしまったような存在だった。

しかもこのポポンゴ、どうやら「ナースのお仕事」第4話にしか登場していないらしい。
その後のシリーズでは、一度もその姿を見ることはなかった。

あれは、番組のスポンサーがバンダイだったのか?
それとも、観月ありささん本人のお気に入りのぬいぐるみだったのか?
あるいは、ただの小道具担当さんの遊び心?

──結局のところ、真相はわからない。
でも、だからこそ気になってしまったのかもしれない。

🦍 ヤフオクで出会えた、たったひとつのポポンゴ

それからしばらく、「ポポンゴ」で検索するのが習慣になった。

フリマアプリにも、通販サイトにも、まったく出てこない日が続いたけれど、
ある日ふと、ヤフオクで“あの顔”を見つけた。

写真越しでもすぐにわかった。
この毛並み、この顔、この、ちょっと間の抜けた感じ。

──まちがいなく、ポポンゴだった。

即決で落札。
タマ数は少ないけれど、きっとまた、どこかに残っているはず。
そんなふうに思えてしまうのが、ポポンゴという存在だった。

うちに届いたポポンゴは、ほんの少し毛並みがくたびれていたけど、
それもまた、時を超えてきたぬいぐるみらしくて、よかった。

こうして、テレビ越しに見つけたぬいぐるみが、
いま、うちのリビングにちょこんと座っている。

バンダイ ポポンゴなにもしてないけど、ちゃんと“ここにいる”。

🐒 ポポンゴ.Jrという“弟分”もいた

しばらくして、またヤフオクで見かけたぬいぐるみがいた。
名前は──ポポンゴ.Jr。

その名のとおり、本家より少し小ぶりで、顔立ちや雰囲気は似ているけれど、どこか幼さがある。
でも、たしかに“あの血筋”だった。

こちらも即決で落札。
こうして、ポポンゴとポポンゴ.Jrが、わが家にそろった。

バンダイ ポポンゴとポポンゴ.Jr「おれがポポンゴで、こっちは.Jr。名前のとおりなんだ。」

🤫 動かないJrと、元気なポポンゴ

あとから調べてわかったことだけれど、
ポポンゴ.Jrは、本来はお腹を押すと喋るぬいぐるみだったらしい。

でも、うちに来たJrは、お腹を押しても何も言わなかった。

こちらは電池式ではないようだ?
きっと、30年という時間のなかで、壊れてしまったのだろう。

それでも、不思議とさびしくはなかった。

そこにいてくれるだけで、じゅうぶんだった。

一方の本家ポポンゴは、いまでもしっかり鳴く。こちらは電池式。
「ウホウホッ!、ウホウホッ!」と、あのときテレビで聞いたままの声で。

アビ蔵がその音に驚いて、ちょっと腰を引きながら見つめていたのも、なんだか微笑ましかった。

ポポンゴとアビシニアンきみ、しゃべるのかい?
……いや、べつにしゃべらなくてもいいけどさ。

🏡 うちの棚の上で、静かに暮らしています

元気な兄と、無口な弟。
そんなふたりが、今は棚の上に並んで、
我が家の暮らしの一角に、すっかり溶け込んでいる。

どちらも、テレビ越しに出会った“ちょっと昔のともだち”だ。

…それにしても、『ナースのお仕事』って、やっぱりいいドラマだったなぁ。
笑ってばかりのようでいて、ときどき胸にすっとしみる場面がある。
「あーさーくーらー!」「せーんぱーい!」っていう声だけで、あの世界に戻れる。
だからこそ、ポポンゴみたいなぬいぐるみまで、ちゃんと印象に残るのかもしれない。

🦍
「一度だけテレビに出たぬいぐるみが、こうしてうちにいる。
その不思議さを、ぼくはけっこう気に入っているのです。」

🦍 ポポンゴにまつわる、ちいさな質問たち。

ポポンゴとはどんなぬいぐるみですか?
1996年にバンダイから発売されたぬいぐるみで、音や声に反応して「ウホウホッ」と鳴きながら首をふりふり動きます。ドラマ「ナースのお仕事」第4話に登場しました。
ポポンゴ.Jrとの違いはありますか?
ポポンゴ.Jrは一回り小さく、お腹を押すと音声が出るタイプです。ただし経年劣化により動作しない個体も多いようです。
どこで購入できますか?
現在は製造されておらず、フリマサイトやオークション(特にヤフオク)でまれに出品されるのみです。流通数はごくわずかです。
「ナースのお仕事」では何話に登場しましたか?
第1シリーズの第4話にのみ登場します。新人ナースの一日体験入院のエピソードで、朝倉いずみが病室に持参していました。

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【合同会社桔梗企画:代表】 家族の中心にいるのは、アビシニアンの“アビ蔵”。 そのアビ蔵の『たそがれタイム』に、そっと寄り添う妻。 そして、ぼく。三人暮らし、みたいなものです。 今日もなんとなく、いい日を過ごしています。 書いているのは、猫のことだったり、 ちょっといい物のことだったり、 気がつけばおいしいものの話だったり。 なんの役にも立たない日もあります。 でも、「なんか、好きだな」って思えることを、 すこしずつ集めて、生きてるような気がしています。 最近、「nufufu.com」のドメインを取得しました。 以前までの「ぬふふ.com」の人とは別人です。
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