アビ蔵が、なにかをじっと見つめていた。
ぼくたちには、何も見えない。だけど、あの子には見えているらしい。
その視線の先を追ったとき、不意に──子猫の頃の“あの事件”を思い出した。

Contents
アビシニアンの本能?好奇心で動く猫・アビ蔵のこと
うちの猫、アビ蔵はとにかく好奇心盛んな子です。
子猫の頃なんて、見慣れないものを見つけたら、すぐに近よっていって“とりあえずツン”が基本スタイルでした。
ある日、そんなアビ蔵が出会ったのが――カメムシ。
カメムシ、登場|部屋に迷い込んだ“においの主”
部屋にふらりと入り込んできたカメムシ。
ぼくにはただの“難問な虫”だったけれど、アビ蔵にとっては未知との遭遇。
しっぽをピンと立てて、くりくりの目でじーっと見つめる。
そして、ほんの軽い気持ちで、鼻先で「ツン」。
その瞬間――。
猫とカメムシの悲劇|ツンとした瞬間に起きたこと
ぷしゅっ
という音が聞こえた気がしたかと思えば(実際は聞こえませんでしたが)、次の瞬間には、アビ蔵がゲボゲボ言いながら、
よだれをだらだら流して、床の上を転げ回っていたんです。
まるで「人生で最大の後悔」みたいな顔。
もう、こっちは心配よりも先に笑いがこみ上げてしまって。
甘えん坊アビ蔵、カメムシのあとでも変わらずに
しばらくして落ち着いたアビ蔵は、
いつものようにゴロゴロ喉を鳴らしながら、ぼくのそばにやってきました。
「……おぉ、よしよし。怖かったな」
そう言いながら、顔を近づけたそのとき。
――くさッ!カメムシくさッ!!
思わずのけぞるぼく。
それでもアビ蔵はうっとり顔で、ぴったり寄り添ってくる。
もう、なんていうか……愛おしさと臭さのハーモニーでした。
翌日も残る余韻|カメムシの香りと猫のけろっと顔
結局、次の日くらいまで、アビ蔵の顔はかすかにカメムシの香りがしていました。
でも、そんなこと、本人はまるで気にしていない様子。
たぶん、あの体験すら「ちょっと不思議だったなぁ」くらいで済ませてるんでしょうね。
まとめ|猫の“ツン”は、ちいさな冒険のはじまり
猫って、何かに触れてみないと気がすまないところがあります。
ときには失敗して、転げ回って、よだれだらけになることもあるけれど、
それでもまた、新しい“ツン”を探して歩き出す。
アビ蔵のその姿は、なんだか、ぼくたちにも通じるところがある気がするんです。
ね、ちょっとだけ勇気が湧いてきませんか?
🐾
それでも今日も、アビ蔵はなにかに“ツン”している。
きっと、それが猫なんだ。
そうそう、部屋に入ってきたカメムシはどうなった?って。
アビ蔵が悶絶している間に、ティッシュで包んでトイレに流しましたよー🚽
✅ アビシニアンとの暮らし、気になる“その後”もどうぞ。
🐾 アビ蔵も、きっともう少し早く知ってたら…。
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