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ICF-EX5MK2、寝室へ引っ越す。
ざらついた音が、なんだかちょうどいい夜がある。
うちには、長いことリビングにいたラジオがある。ソニーの「ICF-EX5MK2」。
たぶん、うちの家電の中でいちばん“聴き上手”なやつだ。
けれど、ある日「Amazon Echo Show 5」がやってきた。
radikoの声は、クリアで、きれいで、文句のつけようがなかった。
それからというもの、ICF-EX5MK2の出番は少しずつ減っていった。
だけど、なんだろうな。
あのラジオの、ちょっとざらついた音が、やっぱり好きなんだ。

デジタルの便利さと、アナログの居心地
便利さって、すごいと思う。スピーカーひとつで音声検索できたり、
ベッドに寝転がったまま声で局を変えられたり。
ラジオも、スマートになった。
だけど、そのぶん“音”がただの「情報」になってしまう気もした。
ICF-EX5MK2は、音がちょっと不安定だ。
ときどきジリ…とノイズが混ざる。
でも、その“揺らぎ”が、なんだかいい。
人の声が、少しあたたかく聴こえる夜がある。
ラジオは、時間をゆっくりと運んでくれる
寝室にICF-EX5MK2を置くことにした。理由は単純で、ICF-EX5MK2を寝室で使うと、ちょうどいい“音の距離感”があるからだ。
アラームとして使うわけじゃない。
音楽を聴くためだけでもない。
ただ、眠る前に、遠くの声をひとつ、ふたつ、拾ってみたい。
その“間”に、今日の疲れを落としていける気がするから。
デジタルの完璧さじゃなく、アナログの“あいまいさ”が、
ときには心にちょうどよかったりする。
ICF-EX5MK2の楽しみ方|Bluetoothじゃない、音の楽しみ方
ICF-EX5MK2には、チューニングの“手ごたえ”がある。
指先に小さな抵抗を感じながら、ダイヤルを回す。
ほんの少しズレた声が、逆に心地よいときもある。
「ぴったり」じゃないことが、なんだか嬉しい。
ICF-EX5MK2の特徴と音質レビュー的なこと

見た目:黒くて、まじめそう。でも角が丸くて、ちょっとやさしい。
性格:AMが得意。遠くの放送も、がんばって拾う。
特技:同期検波。混信をやわらげて、声をすくい上げるのがうまい。
音って、時間なんだと思う
このラジオで流れてる音って、たぶん“今”より“ちょっと前”。
わずかにノイズが混ざって、少しゆらぎがあって、
でも、その「ゆるさ」こそが、生活にちょうどよかったりする。
それでも、誰かがしゃべってるってだけで、ほっとする。
ざらざらって、悪くない。
今夜から、このラジオと一緒に眠ろうと思う。
ノイズも、フェージングも、うるさくない。
むしろ、ちょうどいい。
ICF-EX5MK2。
名前はちょっと無骨だけど、
うちでは“あのラジオ”と呼んでいる。
きっと、また出番が増えてくると思う。
これはレビューじゃないけれど、ICF-EX5MK2を寝室で使ってみて、あらためて「音って、記憶を連れてくるな」と思った。
今日つかったもの。
✅なんだか気になる、っていうのは、たぶん「ちょっと、いいかも」ってことです。
『ICF-EX5MK2』のこと、もうちょっと知りたい人はこちら。
それでね、これもあるんです。
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