ユーチューバーとニコニコ生主の収入の違いについて、
詳細な事例を紹介する。
最大の違い
- 広告
- ニコニコに広告出稿は出来ない。(動画の宣伝なら可能)
- Youtubeには広告出稿が出来る。(アドワーズ広告等)
- リンク
- ニコニコ生放送でリンクが、張れない。(動画内・説明欄等)
- YouTubeは特定条件下に限りリンクが張れる。
YouTubeはログインしていなくても動画は閲覧可能ですが
ニコニコはログインしていないと動画を見ることは基本的には出来ない。※その後仕様が変更されてみることは可能になった。
速攻PC&iPhoneでライブ放送がすぐできるストリーミング配信をはじめよう!―ニコニコ生放送・スティッカム・Ustreamで番組作り!
ユーチューバー
- YouTubeで稼ぐユーチューバーは誰でも収益化できる。
アドセンスアカウントが取得できれば動画そのものを収益化できる。
※2018年に改悪された。YouTube パートナー プログラムの変更で収益化が厳しくなる。絶望的 - 動画アドセンスだけではない収益も。
例えばシバターという人は2016年12月の収益が300万円超えたといっているが、
出会い系サイトへのリンクを掲載しているのが疑問点として残る。
メインの動画収益以外にもオフラインの活動の収入も有るので純粋な動画収益ではない。
YouTubeにも生配信機能は存在していますが、歴史が浅い為機能は、弱い。
この点に限ってはニコニコ生放送が分が強い。
桐崎栄二(きりざきえいじ)という高校生ユーチューバー月収150万超え
ニコニコ生放送
誰でも収益化はできない。
ニコニコ動画に限ってクリエイター奨励プログラムを利用すれば収益化は可能。
動画の生配信に限ってはコミュニティー人数が少なくとも
Youtubeのチャンネル登録者が少ない人よりは、閲覧者を集めやすい仕組みは存在している。
ニコ生主の本を作ってみた (エンターブレインムック)
動画サービスの規模の違い。
- YouTubeはサイト内検索の規模がデカイ。
国際規模で考えるとyoutube.com内のトラフィックは規模が計り知れない。
YouかTubeと同じ規模の動画サイトは他にない。
この点でもYouTubeは秀でている。 - ニコニコは動画宣伝の出稿が楽だが、
Youtubeほどリーチ力は無い。
宣伝の効果を確認すのも機能は弱い。
ニコニコ動画・生放送の他の国対応は、Youtubeよりは遥かに劣る
10年前なら、ニコニコ動画と、YouTubeは殆ど遜色ないアクティブユーザーがいたかもしれませんが、現在の若年層ほどニコニコを利用する人は少ないといえる。
他のツイキャスなどの方が利用のしやすさが大きい上に、SNSの動画機能も増えたためだ。
例えばPPAPのピコ太郎のヒットもYouTubeだったからの大ヒットであり、ニコニコ動画にだけ投稿していたらここまで大ブレークすることは無かっただろう。
PIKOTARO(ピコ太郎)のPPAPが伸びた理由と本人の素性
両方のサービスの閲覧者の違い
- Youtubeはキッズが多い。
大人向けの専門的な動画を紹介したとしてもヒットしにくい。
受けが良いコンテンツでないとチャンネルが育たない可能性が有る。 - ニコニコは、良くも悪くも濃い人が多い
ニコニコの方が高い収益には繋げやすい。
しかし広告も多い為、純粋なトラフィックを得たり、収益化につなげる導線は皆無といえる。
他収入源
イベント⇒人によりけり。
ニコニコは大手とかありますが
YoutubeにはMCNなどがある。
この辺りでもYoutubeは大規模・将来的な拡大は未知数の期待値が有る。
ニコニコ動画・生放送は現在プレミアム会員の減少など陰りが見えてきている。
ブログや動画で稼ぐ事と攻略方法
効率性
Youtubeとニコニコを使い収益化すると考えた場合には、両方のサービスの違いと閲覧層の違いを理解した上でどちらが有利なのかを考えないと難しい。
さらにアカウント停止や通報機能により、動画サイトが停止にされるリスクもある。
システム的な誤BANも稀にあることで、このあたりの対策がしっかりとれていない人程リスクは高い。
ニコニコ生放送は、トラフィックは集めやすいが、
労働型の仕組みでしかない。
ミラーなどが多発する可能性もあるため、純粋な利益獲得を逃しやすいサービスでもある。
余裕が有る人なら、どちらも利用するのは吉。
ただしニコニコに手間を割く暇がない人は、YouTube特化でも十分に良いという印象が大きい。
こればっかりは、コンテンツが何なのかに左右されやすい。
ユーチューバーやニコニコ生配信者の末路:YouTube