キュレーションサービスという単語を最近見かけるのですがこの意味について。キュレーションサービスは、curating service, curation serviceで情報をまとめて 紹介するサービスだ。
例えると Naverまとめやtoggeterなどを想像するとわかりやすいがまとめる人がいて幾つかのサイトや画像 twitterのツイートなどを織り交ぜて一つのテーマで紹介している。
キュレーションとは?
誰かがWEB上の様々な情報を1つにまとめて掲載するサービスのこと。
Aというサイトや Bというサイト Cというサイト等の任意の情報を
Eというサイトの1ページにまとめることが多い
リンクや概要等を、特定のテーマでまとめたものが多い。情報のつぎ足しがなされることも多い。
Naverまとめやtoggeterは完全にユーザーが投稿する形のサービスだったが
最近では会社が 『まとめて』配信するという仕組みが出てきた。
キュレーションだけでのサービス展開
これらは完全に運営会社の意図で配信されている媒体。
最近ではグノシー Anntena などアプリ固有で配信するサービスも増えてきている。
Gunosy(グノシー)|ニュースが無料で読める!
http://gunosy.com/
https://antenna.jp/
このようなまとめサービスで紹介する事例は過去から存在している。例えるならディレクトリ型検索(Yahooカテゴリ)等もある種ひとつのまとめだろう。(大半は有料登録のサービスで無料で申請されて登録される事例はすくないようですが)
昔から似たようなサービスは存在する
ここで従来のサービスと異なる点は「キュレーションサービス」は、まとめる人がいるということ。
naverまとめやtoggeterもキュレーションだといえる。
対照なのは、検索エンジン等で、検索エンジンはアルゴリズムを用いた形式で提示している。
Googleニュースなどもプログラムがピックアップして表示している。
「キュレーションサービス」に関していえば、誰かが任意で提示している情報の紹介であるため今後はまとめる人のセンスが問われることになるかもしれない。
web製作者はどうすればよいのか?
ただし、必ずしも「キュレーションサービス」が優位だとは感じえず検索エンジンの銅線を食い破るほどだとは到底思えない。
ソーシャルメディアでtwitterやfacebook、Google+が出てきたときに今後はソーシャルの時代だ!と煽っていた人たちが存在したが、実際ソーシャルサービスでトラフィック獲得できる事例は本の一握りの成功者たちだけだった。
この手の常に出てくる新しいサービスに対してアンテナを張ることは悪くはないものの、根本的なコンテンツが無いことには始まることは存在しない。
2014/10/14 http://lrandcom.com/do_not_use_pv
2014年現在がバスサービスなどの媒体はゴミだなどと言ってのける現実がある。
facebook取締役ですら流行でトラフィックに目を向けることは価値が無いとも言っている。そろそろ「アクセス数⇒お金」という物差しを辞めるべきなのだろう。
PV=報酬という価値観が破壊されるべき自体が来るのかもしれない。
Denaのwelq問題
Welqに代表されるDenaが運営していたサイトが格安な報酬でWEB上のクラウドソーシングで不特定多数の人に記事を書かせていた問題で2016年末に一気に問題化した事例。
nanapiも記事一部非公開、DeNAのWELQ発端の問題未だ拡大中
これは医療等の観点から考えても明らかに非常識なことが掲載されていてその記事が検索結果上位に表示されていたことで問題になった。
誰が書いたのかわからない記事が大企業の規模で投稿される文字数と現在の検索エンジンの点から、様々な意味で問題が叩かれるようになった。
その後Denaのキュレーションサイト群は非公開化され
他社でも同様の事例があったWEBサイトは非公開などの自主的な流れが見られた。
キュレーションサイトが問題になった点
- とんでも記事 例:肩こりが幽霊の可能性等
- 医学:専門知識がない素人の記事が検索結果上位にありそれを鵜吞みにしては危険な可能性がある場合
- 著作権侵害:コンテンツ(主に文章)や画像の権利侵害
DenaのWelqでは上記の事が問題として挙げられていたがこの問題点は他のキュレーションサイトでも度々見受けられる。
キュレーションのWEBサイト
今後キュレーションのWEBサイトが無くなることは無いだろう
現にNaverまとめの方が悪質だといわれても、問題点はあれどもNaverまとめは終わることすらないですし、まだ続ける気満々でいる。
対策は取ろうとしているようですが、権利者が異議申し立てしないといけないとかいう面倒な姿勢のままで継続しようとしている点でも疑念が残る
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