2012年6月15日の この「違法ダウンロード刑事罰導入を可決」という出来事は、日本国内のインターネットの利用に関して影を落とすと思うんだが・・・。
違法ダウンロードの拙速な刑事罰化に反対する国会議員が徐々に増えているが、予断を許さぬ状況に変わりはない。「ユーザーは選挙区の議員に働きかけてほしい」と、津田大介さんは言う。[ITmedia]
ITmediaの記事が、これって2012年06月14日 01時37分 の記事なのだが、翌15日で可決だと・・・。
以下twitter
1998年のCD売上ピーク、翌99年のiモードの登場が「終わりのはじまり」だとすると2012年の違法ダウンロード刑罰化はメジャーがリードしてきた音楽業界が最後の自爆スイッチを押した感じ。「別に音楽なんてなくても生きていける」って若者が気づいちゃったらホントに終わりじゃんね。
— 津田大介さん (@tsuda) 6月 14, 2012
「違法ダウンロード刑事罰化(罰則化)」の法案が可決・成立したら、後の国政選挙で賛成した議員や政党には、到底投票できんな。捜査当局に事実上無制限な物件押収や別件逮捕の口実を与えるなど、原発再稼動や消費税増税やマニフェスト撤回なんかよりある意味重過失な意思決定
— HASHIMOTO Fumioさん (@bunzo78) 6月 15, 2012
閣法は全会一致、修正案は僕が見た限りでは3名反対でした。ただ傍聴席からは全員が見えるわけではないのでもっといたかも(と思いたい)。この議員の名前は調べて、ちゃんと報告します。
— みゃうたんさん (@miautan) 6月 15, 2012
閣法は全会一致、修正案は僕が見た限りでは3名反対でした。ただ傍聴席からは全員が見えるわけではないのでもっといたかも(と思いたい)。この議員の名前は調べて、ちゃんと報告します。
— みゃうたんさん (@miautan) 6月 15, 2012
文部科学委員会傍聴してきました。ネットで見るより集中して見れたので言ってよかったです。既報の通り、衆議院文部科学委員会で違法ダウンロード刑事罰化は可決されました。13時からの本会議で衆議院を通過する見込みです。
— みゃうたんさん (@miautan) 6月 15, 2012
衆議院の文科委員会で違法ダウンロード法案が通りました。インターネット社会で、著作権などを守る制度はあるのに、さらに刑罰も科すような法案になっています。社民党は刑罰化に反対していますし、こんな窮屈な社会にしていいんでしょうか。
— 福島みずほさん (@mizuhofukushima) 6月 15, 2012
違法ダウンロード刑事罰導入を可決@衆議院文部科学委員会(2012/06/15) togetter.com/li/320985
— ゆかたん (IT戦士・岡田有花)さん (@yukatan) 6月 15, 2012
宮本たけし議員サイト“与党民主党は、「衆議院では議論しなかったが参議院では参考人質疑を含めて丁寧にやりたい」などと言ってきましたが”/「無許可ダウンロード刑事罰化」ついに民自公で強行!参議院に送付される miyamoto-net.net/column2/diary/… #知財ネタ #著作権
— 江口秀治 Hideharu Eguchiさん (@hideharus) 6月 15, 2012
「無許可ダウンロード刑事罰化」ついに民自公で強行!参議院に送付される
詳しくは「衆議院TVインターネット審議中継」をご覧下さい。見ていただいたら、わが党の立場がよくわかっていただけると思います。採決では新党きづなも反対の立場をとったのをはじめ、名前は書きませんが、民主党からも1人が反対、1人が退席。やっぱり、誰がどう考えても、この修正案と今日の委員会運営には道理がないことは明らかなようです。 http://www.miyamoto-net.net/column2/diary/1339748807.html
日本弁護士連合会
違法ダウンロード行為者を全て検挙することは非現実的であり、警察による恣意的な運用がなされるおそれがあることから、国民のネットワーク利用に対する萎縮的効果は計り知れないものがある。また、インターネットの利用者には青少年も多いため、その影響についても考慮されるべきである。
よって、今回の違法ダウンロードに対する刑事罰の導入には反対であり、今通常国会において拙速な修正案の提案やそれに関する審議がなされることがないように強く求める。http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120427_2.html2012年(平成24年)4月27日
日本弁護士連合会
会長 宇都宮 健児
違法ダウンロード刑事罰化・著作権法改正案が衆院で可決
itmedia
違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が衆院を通過。
違法ダウンロードへの刑事罰導入を盛り込んだ著作権法改正案が6月15日、衆議院本会議で与野党の賛成多数で可決された。
同日午前の文部科学委員会で、政府が提案した改正案の採決前に自民・公明が刑事罰化を盛り込む修正案を提出し、民主を含め賛成多数で可決。午後の本会議で修正案を含む形で可決された
政府提案の改正案では、暗号によるコピー防止技術が施されたDVDなどの複製を私的複製の範囲外とした。CSSによるコピー防止が施されているDVDをPCのHDDに吸い出すリッピングは、ユーザーが購入したDVDを自分のPCに落とす限りにおいては私的複製として認められてきたが、施行されれば今後は違法になる。罰則規定はないが、DVDをリッピングできるプログラムの提供などには罰則が科される。http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/15/news057.html
リッピング違法化
リッピング違法化もどうかと思うんだが・・・・
http://internet.watch.impress.co.jp/docs/news/20120615_540420.htmlリッピング違法化については強い反対意見があるのも事実だが、この規定を含む政府案は、文化庁の文化審議会での議論や報告書、パブリックコメントなどを経て出てきたものだ。対して、修正案の私的違法ダウンロード刑罰化は、オープンな議論がないまま立法化されようとしていることで問題視されている。
なんでこんな刑事罰がすんなり通った?
後は参院しか無いわけだろう?
これから、親告罪とはいえ、どんどん魔女狩りが始まる気がする。
現状では動画と音楽が対象らしいですが、
警察がホイホイ動ける法案が通ったわけなので、どう考えても恐ろしい社会ができあがる。
子供が知らず知らずに違法にアップロードされていた動画やMP3をダウンロードしていたということで罰金200万円とかで警察のお世話になるとかだと、本当怖い世の中になる気がする。
追記
2012年06月20日この法案は参議院でも可決されたそうな
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1206/20/news090.html違法ダウンロードに刑事罰を導入する著作権法改正案が6月20日午後、参議院本会議で賛成多数で可決、
ってこの政治家達無能だろう。賛成したひとは、今後この取締りが行われて無罪の人が迷惑を蒙ることに対する罪を背負って生きてく覚悟はあるんだろうか?
捜査に関しては十分に慎重にするなどいう記載は一部みられるものの、現在の違法アップロードの取り締まりみているとそれと同様のながれになると、関係が無い第3者も被害を蒙ることになりかねない。
この法案が明らかにいまでも警察のP2P捜査の有りようには不気味なものがあるのに、警察に魔女狩りさせても問題ない大義名分を与えたことになるという危険性を十二分に提示しないまま、市民生活のプライベートを荒らすような行為に加担したんだから、現在の、衆議院、参議院議員はいろんな意味合いで無能いぜんに危険な人物達だと思うだ。
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