2013年8月に起きた三重県の女子中学生殺害事件で思うことがあまりにも多い。容疑者が逮捕されたのは2014年3月2日早朝。3月1日が卒業式だったそうで、学校の同級生に配慮してこの時期に逮捕したという記載がインターネット上では見受けられる。
未成年の凶悪な事件は度々起きている
1990年代にも猟奇的な事件は存在していた。当然少年法が問題視されたが色々と議論はありつつも、極端な所で改正されては居ない。
現在2014年現在、されでも度々陰惨な事件は起きている。
2013年度には広島でLINEで絡んだ事件が起きた。
携帯電話がガラケーからスマートフォンになり、インターネットサービスに容易にアクセスしたり友達同士や見知らぬ人と簡単に情報交換が出来る点でデメリットも増してきている面がある。
三重の事件では容疑者のtwitterの書き込みが不気味
今回の三重県の事件は2013年8月に事件が起きていて、逮捕が翌年の3月2日だったので事件から逮捕までの期間が長かった為に犯人のtwitterアカウントの犯行跡の呟きなどが丸ごと残っているのが現実だ。
そこから浮かび上がる人物像が不気味に感じる。
友人と思われるtwitterアカウントとリプライで絡んでいる様子。
被害者遺族がこれらのツイートを知ったらこれを、どう解釈するのだろうか?普通に頭にくるどころではすまない内容ではあるのだが・・・加害者が一切反省はしていないようにしか受け取る事はできない。
J-CASTニュース 3月3日(月)19時25分配信
さらに、少年はこの日、まるで他人事のように事件をツイートしていた。
「ちょ、え、めっちゃやばいやん 地元の朝日町で女子中学生の死体が見つかったって… 四日市の女子中学生らしい… 手の震え止まらん」「THE・平和の町やったのに(T-T) 気持ちの整理つかんわ…」
少年は友人から冗談で犯人と言われると、「なんでやねん!!! 」と切り返していた。いつもツイートは少なめだったが、この日は10回以上もつぶやいていた。その意図についてははっきりしないが、事件と無関係を装うためではないかとも報じられている。
産経新聞 3月3日(月)23時54分配信
事件の動機が謎という点と
関係が無い女子中学生に対して殺意を向ける動機といい、色々と謎が多い。
空白の22分間として色々と疑問視されては居るが、逮捕まで無関係と主張していたり学校生活は普通に送っていたとされている為、謎めいている。
凶悪犯罪だけではないインターネットの未成年の行い
ひとまずインターネットとソーシャルサービス、と現実での犯行を考えると難が多く浮かび上がってくる。
以前にもいじめなどで同様のことがなかったというわけではない。
未成年の飲酒や喫煙、各種非行などは2013年のバカッター騒動を見ていれば平然とネット上に無残な投稿をする輩が多くいるのは認識できていたことだが、
今回の事件は殺人という問題なので印象が桁違いに違う。人を一人殺めておいて高校生生活を普通に送っていて、さらに就職を平然としようと考えていたとなると、普通だとはどうしても考えにくい。
むしろこの期間普通に一般的な高校生として何食わぬ顔で生活していたというのであればそれは不気味にしか感じられない。
ましてや他の同級生たちも人を殺した人と普通に生活していたとすると別の意味でトラウマものでは無いのだろうか?
近隣の住人や家族や被害者遺族だけでなく余波は大きいだろう。
未成年ということもあり、今回、犯人の氏名などは今回発表されていない。
被害者は顔写真や氏名はニュース記事で報道されている。
はっきり、これは加害者の行為として罰がどうなるのかは分からないが、今後の動向によっては、重大な事件な印象がする。
陪審員制度などが一応存在している現代の日本において、少年法を一度改める時期にきていてるのでは無いだろうか?
今後こういう事例が繰り返されるようなことがあれば良くも悪くも、インターネット利用が多少変化するかも知れない。
毎日新聞 3月4日(火)1時27分配信
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