2008年から2009年ごろの派遣村騒動後、社畜だったりブラック企業だったりと様々な労働の法律すら守られていない労働状況が起きている。
不満が募った犯行としては、秋葉原無差別殺傷事件や、農薬混入事件なども給与・雇用に関する不満が爆発したものと見られ、格差が最近では如実に顕著になってきている。時折外国人留学生(職業研修という名目のもの)などのトラブルも後を絶たない。
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日本の労働格差は平均年収300万円の世帯が増えているという事の反対で年収200万円未満の人の増加が最近では顕著になっている。この格差は何故おきて今後どうなるのかについて。

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就職率の誤解

就職氷河期が最も就職率が低かったといわれているが、実態の数値としては2000年が最も就職率は低かったらしい。ただしこれはマスメディアでは触れられない。就職率すら報道の刷り込みが行われている。

非正規雇用が増えた背景

1980年代末に、現在の非正規雇用のフリーターのような働き方が「新しい」「格好いい」と報じたのもマス媒体。
非正規雇用の派遣社員などとして働ける職種を増やしてきたのは自民党。結果正社員の比率は減る一方。
若者は非正規雇用にしかなれなかった人は一生低い賃金の人生
ただバブル崩壊以降は、正社員を雇い入れて終身雇用という物が不可能となると、人材はほしくても正社員として雇うには・・・という企業の意向を政治がくんだものとも思えるが、人材が使い捨てになるということを誰も危惧しなかったのか?という感じしかしない。派遣社員や、請負社員は、アルバイトなどよりもブラックな労働環境に陥ったことから考えても悲惨極まりない事件が多数起きている。

賃金格差

すき家のアルバイトが時給1500円という話題で盛り上がってる人たちがいたが、月収30万円の正社員の賃金を労働時間・日数ベースで割ると、時給2200円程度ないといけなくなる。すき家のアルバイトで時給1500円の店舗は深夜手当て込みの仕事で都市部の特定の店舗などでだけがその賃金設定であり多忙な店舗と考えることができる。8時間たちっぱなし休憩時間もまともに取れない可能性がある深夜勤務の労働で『時給1500円が高い!』と考える人は如何に愚かなのかと思うばかり。
非正規雇用の時給は、何年勤務しても上昇することも無いし賞与も無いのが普通だ。
アルバイトは、福利厚生が正社員よりも会社負担がすくなかったり、退職金やボーナスが設定されていないので、全ての面で正社員>アルバイトという構図は絶対に覆らない。

ブラック企業の蔓延

正社員では社畜とよばれるブラックな働き方
アルバイトなどは残業手当や深夜労働の割増賃金すら払わない会社など日本では労働基準法を尊守しない中小企業は多すぎる。雇用契約書を作成すらしない経営者も多いくらいだ。
罰則がないために違法行為が蔓延するわけだが、民事裁判でしか問題を訴えることができない現代の状況では労働者が泣きを見る実態がある。これは奴隷といわれても仕方が無い実態だといわざるを得ない。裁判するにも費用がかかるし、裁判の日に勤め先を休んでいくこと事態がむずかしいため、実に社会的病巣だとも感じる。わざと国がこういう風にしているとしか感じられない。労働者の人権を優先する思考が日本には無い。使い捨て社会だ。

外国人労働者

日本で働く外国人の人も今後増えるかもしれない。
ただし外国人労働者の問題も多々起きている。子度歯の壁や文化の壁など。
最大の問題点は、日本人ですら、非正規雇用の問題が多々起きているのに問題視されないために環境が整っていないのに、海外から労働者を呼び寄せても、ろくなことにはならない気がしてならない。
2014年まででも直近で日本国内での外国人による犯罪などもある為色々と問題視すべき点は多い。外国籍の人が家や土地を買い占めているという問題もある。単純に労働者を増やすために外国人を呼び込めばよいというものではない。こんなことをやっていては仕事の量や賃金でも日本人が外国人と戦わないといけなくなるため、結果日本人の賃金が下落する可能性もある。
30代40代になったら辛くなる体が資本の、介護や工事等の現場労働者、各種工場などの作業員の賃金は一生あがりにくいとも考えられる。

今後

フリーランスを増やそうとしている傾向がある。しかしながらフリーランスというのは派遣社員や、アルバイト等よりも、もっと仕事の依頼主に酷い扱われ方をする発注者しかいない。仕事を上げているという立場で無理難題を言って労働や作業時間に対して見合わない報酬しか払わない依頼主は蔓延している。
仕事を請け負う個人に対して、とことん搾取しようというハイエナしか居ない印象が現在では強い。これは単純にフリーランスを守る法律が無いことを悪用しているとも言える。
日本では裁判してもすぐ結審しない。事ある毎に、いちいち民事裁判を起こしていては、かかる日数・裁判費用・出廷日数などで割に合わないからだ。揉めごとのたびに白黒つけるには会社と個人では不均衡すぎるため、フリーランスが定着しにくい状態だ。

君の働き方に未来はあるか?~労働法の限界と、これからの雇用社会~ (光文社新書)

君の働き方に未来はあるか?~労働法の限界と、これからの雇用社会~ (光文社新書)


働くことの本質を見抜いてプロを目指せ――。「正社員であれば安泰」という時代は過去のものとなった今、「雇われて働く」ということは本来どういうことなのか、正社員のメリットとデメリットは何か、労働法は今後も頼りになるか、IT社会に向けてどのように準備すればよいか、プロとして働くとはどういうことか、等々を多角的に論じ、「これからの働き方」に迷っている人のための指針を示す。

  • 著者:大内 伸哉
  • 1963年兵庫県神戸市生まれ。東京大学法学部卒業、同大学院法学政治学研究科博士課程修了。神戸大学大学院法学研究科教授。法学博士。労働法を専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 出版社: 光文社
  • 発行日:2014-01-20

  • 君の働き方に未来はあるか?~労働法の限界と、これからの雇用社会~ (光文社新書)