裁判資料から明らかになった田口容疑者と阿武町との、駆け引きの問題

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田口容疑者と阿武町との“駆け引き” 裁判資料から明らかになったものの一部に『「これでご飯でも」職員が金を渡そうと』というトンデモナイ文言が。
弁護士が町の税金取り立てを名目にして、引き落とし先・振込先の金額を差し押さえようとして返金されたという流れですが、これはこれで別問題がでてきそうな気がしますが、役場が納得した上での行政の判断としたらまた別の問題なので置いておいて、返金はどうあるべきなのかという具体的な仕組みの問題。

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ニュース

田口容疑者と阿武町との“駆け引き” 裁判資料から明らかに 「これでご飯でも」職員が金を渡そうとすると…

山口・阿武町で4630万円が誤って振り込まれた問題で、裁判資料に残されていた“詳細な経緯”を書き写すと、田口容疑者と阿武町、双方の“駆け引き”ともとれる新たなやりとりが次々と明らかになっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/4880d56a2e5fedf9320a35134d908a43307e74d0

問題点

今回の騒動容疑者が悪いのですが、町役場も大概にしろと思える位ボロが明らかになってきていて擁護できんだろう。容疑者の悪質さと掛け合わせて町の対応のマズサがにじみ出ている。

山口・阿武町役場職員が田口容疑者の自宅を訪れた際、“おわびの気持ち”だったのか、役場職員は田口容疑者に「これでご飯でも食べて…」と“金”を渡そうとしたといいます。しかし、田口容疑者は、受けとりを拒否したということです。

電話など⇒居留守⇒見張り続けたことも。

22分間の会話「手に負える状況じゃなくなりました。」と主張

決済代行業者が肩代わりしたのでは?という疑惑

ひとまず町役場の対応はこれがすべてでは無い物のこういう態度とられたらイラッとするのは分るんだけどな。

悪手

これでご飯でも食べて…」の金は担当者が独断でやったものとされているが、この事は致命的に悪手だ。
今後、日本各地で役場(市区町村)に、迷惑かけられたらごねたら詫び賃もらえると勘違いするモンスタークレーマーが生まれない事を祈るのみだ。権利だけ異様に主張する迷惑な外国人とか何を言い出すかわかったもんじゃないですからね。

仮に4630万円返金手続き完了してから時間を割いてしまった謝礼として渡そうとするなら、今回の事件にはならず完全に丸く収まっていただろうに、今回の騒動の関係者に風当たりはさらに強くなるだろう。

決済代行業者が肩代わりというのは、捜査機関に腹黒い点を操作で探られたくないからと予想しているようですが、今回目を付けられただけで怪しい点があったら別件ででも警察・税務署などは即動きそうなものですけどどうなんですかね。

今後実刑くらわなくても容疑者はのうのうと暮らしていけるのかが疑問だし不安要素多いのではと思ってしまう。弁護士費用の負担と税金遅延の利息金の支払いも結局、事件がどう転ぼうと発生するだろうし。最初の使い込みは安易な発想だったのかもしれないが、やった罪が計り知れない。

金融面の問題

銀行側・デビットカードの運営会社・決済代行業者・オンラインカジノ。

銀行

銀行サイドは現在の法律がどうなっているのかしりませんが、市区町村の振り込みに対する何かしらの監視とか無いものなんですかね。従来でも誤振り込みとかありますが。

そういえば、みずほ銀行から数百円間違った振り込みで10年以上前から返してもらっていない金があるな。どこどこの窓口まで行って手続きしろといわれて交通費だけで赤字なのでほったらかしていたんだ。ひとまず銀行も旧態然としたままで、窓口営業減らす気が頭っからない現象は多く奇怪に見える。

デビットカード

デビット決済だとVISAとかJCBなど、クレジット決済をデビットカードで行える会社は何種類か有名所がありますが、デビットカードでも利用額の上限枠は設定できるが上限額の値とか普段の利用歴を監視したりしないのですかね。今回の事件で気づいたこととして、不当に入手したお金の使い道については銀行もクレジットサービスも、抜本的に保障外なんですね。

代行業者

決済代行業者は、今回もっとも怪しまれているポジションにたたされているわけですが実態が不透明なのでなんとも言えない。

ネットカジノ

オンラインカジノに関しては100%海外のサービスだったら日本の国内法ではどうしようもないのでグレー。日本国内から利用規制する法案でもない限り解消することは無いだろう。送金だけ出来ないようにすることは現実的でもないこと。オンラインカジノの利用が発覚したら即事件化できるように刑事罰を改正するくらいしかないんだろうけど、そもそも賭博がそこまで悪質な事件なのかということと社会的に今回のような事件が稀すぎるので労力に見合わないだろう。

誤振り込みは、防げないのか?

市区町村が誤振り込みをするというのは、今回のような突発的な振り込みだけでなく普段から恒常的にある税金の返金などでも誤処理が起きているという事が明るみになった。
新人がどうこうとかいう問題ではなく、単に市区町村のお金の使い方が雑に思えてしまう感じが否めない。

全国で“役所の誤支給”

「早く返金していただきたい」大阪でも1502万円が未回収…実は全国で“役所の誤支給”が頻発しているワケ

1502万円も過大に還付
 間違いが起きたのは2018年春。市役所の課税部門で納税申告書類をコンピュータ入力していた時、本来は166万とすべきところを職員が1ケタ多く打ち込んだ。このため住民の男性に1502万円も過大な住民税を還付してしまった。

https://news.yahoo.co.jp/articles/2082cfc343f8c8aaebc852df837764cc72108898

この他にも誤振り込みは、過去3年間の期間だけでかなりの数が多々散見される。定額給付金の二重振り込みなどでも誤振り込みは増えている。
こういった人的ミスによる振り込み間違いが多発しているような人たちがマイナンバーやマイナンバーに紐づいたデータを管理できるのかが信用できないのですけど日本という国は一体何を考えているのですかね?国の責任も大きいと思うのですけど。

4630万円誤給付の男 詐欺容疑で逮捕という展開。|山口県阿武町
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