厚生労働省が「派遣労働者は”モノ扱い”」発言した問題

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派遣労働者はモノ扱いと発言した厚生労働省の問題発言。
ministry-of-health-labour-and-welfare-dispatched-workers-mono-treats-remark
このことが現状の悲惨な状況を意味する事がわからなくもないのですが、
厚生労働省が薦めきてた派遣という雇用形態故に自分の首を絞める結果に。
本音と建て前を間違えての失言か?と思ったのですが言葉の選び方をミスッタだけのようなニュース記事。

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「派遣労働はモノ扱い」発言、厚労省が謝罪

読売新聞 3月4日(水)20時17分配信

 厚生労働省は4日、民主党の雇用問題の会合で、労働者派遣法の担当課長が1月の日本人材派遣協会の会合で「派遣労働はモノ扱い」と発言したことについて、「誤解を招く不用意な言葉を用いたことをおわびする」と謝罪した。
2015/03/04 :http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150304-00050168-yom-pol

問題になった「派遣労働はモノ扱い」発言。
『厚労省は3日の衆院予算委員会の理事会で課長発言』
と続いているので 2015年3月3日の発言ということになる。
謝罪したからといってどうとも思わないが、
それよりも派遣という雇用を作って格調し続けてきた自民党政権や厚生労働省は、自分達が行った政策のミスで民間の経営者が若年層を派遣という雇用で搾り取って使い捨てにしているような常態引き起こしたとしか考えられないのに、バカなの?としか思えない。

厚労省課長「ようやく人間扱い」発言

毎日新聞 2015年03月02日 19時41分(最終更新 03月02日 20時16分)

関係者によると、1月27日に東京都内で開かれた日本人材派遣協会の新年賀詞交歓会でスピーチした厚労省の富田望・需給調整事業課長が派遣法改正案に言及し、「派遣労働は期間がきたら使い捨てだった。モノ扱いだったのが、ようやく人間扱いする法律になってきた」と話した。

これは別件なのか?
厚労省課長という人物ちょっと派遣社員に対する権利向上を図るのはいいけども、
派遣法が派遣労働者を蔑ろに扱う運用してきたのはそもそも厚生労働省だろうということ自覚しろと言いたい。
従来がモノ扱いだったという構造がそう簡単に正社員と対等な雇用待遇になるわけでもないだろうし、
一層派遣社員という働き方規制していった方が健全だと思う。
今でも派遣を制限しないことから考えても、人材を使い捨てにする仕組みは国が率先して行ってきたとしか思えない。

根本的な問題:派遣社員は必要とされているのか?

もしもAIとかロボットが発展したら契約社員は、どんどんいらなくなるのだろう。
正社員が必要ない代わりに短期雇用の労働者が手軽に集めたいから派遣社員という仕組みがあるわけで、
派遣社員が欲しいのではなくて、使い捨てにできる労働者が欲しいだけなので機械が代わりになるならどんどん設備投資しそうなものだ。
10年後、20年後その仕事があるのかの要注意だと思う

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  • 著者:岡田 良則
  • 出版社:自由国民社
  • 発行日:2014-10-02
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