グラボは物によっては、エアフローを考慮したほうが無難だ。
夏場など高熱になりやすいグラボはそのファンの音だけでもやかましいことになる。
ローエンドのグラボだったりするとあまりそういう問題はでないのですが、ミドルレンジの上位からハイエンドは、ピーク時100度などという温度なので想像すると怖い状況だ。
このためエアーフロー改善が必要なわけですが目に見えないだけに手ごわい。
ひとまず電源コード類やSATAケーブルなどはこまめにまとめて縛っておいたりして空気の流れを妨げないことだけは基本としておく。
最近のPCケースではコード類は、背面を通して接続できるタイプもあるので、これらは十分に利用すべきです。
エアーフローに関しても、ケースによって異なり、後ろの上部電源あたりと後ろ上部のファンから排気するものが殆どですが、
ケース上部に排気ファンが着いていたりするものもある。
例えば、この記事の画像のエアーフローの図だと「6」から吸い込んだ空気を、PCIスロットの背面から逃がしているようにも見える。
この若干のエアフローの構成はPCケースで変わる。
グラボのエアフロー改善アイテム。
拡張スロットに取り付けるクーラー。PCケース内で回転し、CPUやグラフィックボードの放熱を促す。高回転&低騒音モーターを採用している。
SANWA SUPPLY TK-CLS02K システムクーラー
ケース側
通常は吸気口としてだけのPCケースの側面の穴にファンをとりけるパターン。(専用のPCケースで無い場合はまれ。)
この手のケースカバーであれば側面にファンを取り付けることが可能。(このケースの位置だと、グラボの位置とCPUファンの位置がごっちゃな感じがしなくも無いですが。)
こういう側面の物であれば電源コードが足りていたり、グラフィックカードと接触しないのであれば、ケース側の側面にファンを増設する。
これが可能かどうかは、PCケースの形や、大きさなどで取り付けが可能かが、変わってくる。
使われるサイズとしては、20cmファンが多い。
PCケースも物によっては、別個ファンの取り付けようのオプションパーツ等があったりするし、ファンが専用のものがあったりする。
サイドパネルのファンは本当に種類(サイズや規格)が、千差万別なので注意が必要です。
ハイエンドのグラボを積むのであれば、空冷のことも事前に考慮してPCケースは選ぶべきです。(水冷化もしかり。)
これは完全に側面のファンは、グラボ向きの空冷装置が側面についている。
20cmファンらしい。
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これはCPU側の吸入口だと思いますが前面部分にも2個空冷ファンが付属しているタイプのケースだ。
NZXT社のフルタワーPCケースシリーズ「PHANTOM(ファントム)」のサイドパネル専用200mm角ファンです。
NZXT PHANTOMサイドパネル専用の静音200mmファン レッドLED搭載 FS200LED-RD
荒業 グラボのファンを取り替える
空冷ファンを取り替える場合、リファレンス式のビデオカードであればこういうものに付け替えれる。
GELID ハイエンドVGAクーラー ICY VISION Rev.2
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