ハードディスクが2TBが確かに7000円台で売ってはいますが気になるのが、これらの2TBハードディスクってSATAⅡなのです。
2TBのHDD、ついに6000円台に突入
昨年7月に9000円を割り込み、10月には8000円を割り込んだ2TBモデルのHDDですが、ついに7000円を割り込み、6000円台に突入したことが明らかになりました。
たしかに安いのですが
注意したいのが、これは
Serial ATA 3.0 GbpsはSATA2.0なのです
たとえばコレ
HD204UIの詳細ページ
リンク切れ
interface : Serial ATA 3.0 Gbps となっており
この規格はSATAⅡなのです。
ですがまぁソケット775あたりの中盤以降のもの~、LGA1156あたりの殆どのマザーボードは、大抵SATAⅡのみ対応のマザーボードなのでSATA3.0だったとしても、まったく効果は無いので、特に問題はないのですが。
SATA2.0=転送速度 SATA3.0Gbps=実効速度 300MB/s
なのですよ。
詳細はSATA2.5とか細かな規格は、あるかも知れませんがどちらにしても、最大転送速度は3Gbpsなのです。
SATA300といった表記でもSATA2なのです・・・(ややこしいですが)
これらはSATA3.0が出たため今では旧式なのです。現行ではありますけど。
そのうち変わっていくということを忘れてはいけないと思う。(互換性はありますけど・・・スペック的な意味合いで)
ちなみに、
SATA3.0は 転送速度 6Gbps=実効速度600MB/s
理論値ですけどね。
むしろこれらよりも3000円~4000円程高くても、SATA3.0の2TBでHITACHI製のものとか買ったほうが長い目でみたら得な気はするのですが・・・。(スペック的にも・・・)
日立 HGST 3.5inch 7200rpm 2.0TB 64MB SATA 6.0Gbps 0S03191
>
まぁ、今あるPC環境にSATA2の2TBのハードディスクを積み込むのにはお得だなぁとは思うのですが
SATA2.0と3.0のハードディスクでの書き込み速度の比較は見たことはないですが、マザーボードとハードディスク等を、丸ごと買い換える場合は後者が得な気がしたのでした。
(ただ倍近い金額の差になるとネックか?)
SATA.0(6Gbps環境)の速度を実際に計るには?
-
SATA3.0(6Gbps)のHDだけでもなんともいえないので、
- いつになったら対応ストレージが充実するのか…
次世代高速規格SATA Revision 3.0(以下SATA3.0)&USB3.0を標準装備したマザーボード(以下M/B)がここ最近数多く出回るようになってきました。とは言え、2010年5月現在、SATA3.0に関してはチップセット内蔵で対応しているのはAMD用M/Bのサウスブリッジである『SB850』(6ポートまでOK)のみ、その他M/Bについては別途専用コントローラチップ(Marvell社製など)(1チップ2ポートまで)が必要という状況。
引用元:
http://club.coneco.net/user/13212/review/36435/ - SATA3接続できない環境でSATA600(SATA3のHD)を試したもの
http://review.kakaku.com/review/K0000090174/ReviewCD=369768/ - AMDと890FXでのSATA3.0(6Gbpsに関するもの)
http://club.coneco.net/user/11614/review/37701/
http://club.coneco.net/user/12204/review/39083/
CPUと、マザーボード、HDドライブと、すべての構成においてボトルネックになるものがない環境でSATAⅢ対応のHDが、どの程度の速度でるのかが気になるのでした。
目安に良い記事
目安までに。
別のものですが
http://www.wdc.com/wdproducts/library/SpecSheet/ENG/2879-701276.pdf
ハードディスクメーカーのスペックを見るとSATA2とSATA3でもあまり差異は無いのが気になりますが・・・。
今までは3.0のHDDの優位性はなかったということか・・・。
(9:26 2011/01/16 若干追記)
まぁ、今後SATA3.0やUSB3.0環境も追いついていくでしょうし・・・。
むしろSATA3.0環境が欲しいと思う今日この頃で、SATA2のハードディスク追加或は、安い2TBへの乗り換えは、あえてしないおいらなのでした。
コメント
ちょっと思ったのでいいですか?
>>SATA2.0=転送速度 SATA3.0Gbps=実効速度 300MB/s
>>SATA3.0は 転送速度 6Gbps=実効速度600MB/s
たしかにその通りで、これは紛れもない事実なのですが、今のハードディスクの性能から言って、SATA3.0は必要ないのではないでしょうか。というのも、
http://hardware-navi.com/hdd.php
や、PC雑誌などの記事、さらに私が実感している事として、
ハードディスクの読み出し、書き込み性能は、300MB/sを越えることはまずありません。
いまのSATA2.0規格でHDDは十分なのです。(例えてみると、マウスやキーボードが、USB2.0ではなく1.1でも十分なように、もしくは光回線でインターネットメールをするように、帯域を使い切ってないのです。)
ちなみに、注意していただきたいのが、SSDです。SSDは物によってはSATA2.0の帯域に狭さによって、本来の性能が出ないのが確かにあります。
もし、貴方が、SSDを検討なさっているのならば、SATA2.0と3.0の違いに気をつけてくださいね。
そうなんですよね。
HDの場合機械的な限界とか、基本的な構造の限界値がどこなのかという問題はあるのかと思います。
SSDだと、
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20100904/sp_ssd2.html
いった結果がでるっぽいのでSSDに関してははSATA3.0対応のものが圧倒的に高速なのですが、
■SATA3.0と、HDでマザーボードとかも完全にSATA3.0環境だと、実際にどの程度の速度が出るのか?
これに関しては当方では直接確認していないので、2.0のHD環境と3.0の環境ではどの程度差異があるのかが検討がつかないので未知数なのですorz
■今後はどうなるのか?
といった疑問もあるところなので、
一応建前の速度だけが上がって、実さいの速度は変わらないじゃないかだと、
元も子もないとは思うので、
「HDだから物理的には出ません」では矛盾な気がするので、
この辺は埋められないといけないのでは?と思ったりもするのです。
まぁHDの構造には無知なのですが、
規格が間違いやすいので注意したほうが良いのではといった記事なのでした。
最初の方が書いている通り、現行のHDD単体で300MB/sを超えることはまず無い(うちのHDDは100MB/s前後でした)ので、HDDがSATA3.0である優位性は無いですよね。
互換性についても、SATA2.0が使えなくなる時代が来るまで、今使っているSATA2.0のHDDを使い続けることはまず考えられない事から、優位性はほぼ無いと思います。
これは個人的な感覚になりますが、3000~4000円多く払ってまで欲しいものでは無いですね。
よく分からないから念のため最新のものを買っとけば間違いない!っていうのなら分かります。
3年前のものですが、このような実験があります。
http://ettcweb0.aa0.netvolante.jp/tips/SATAG1G2.html
この記事によれば、インターフェースの転送速度が性能を発揮するにはドライブの内部転送速度がインターフェースの速度の60%以上でなくてはならない、つまり、
「ドライブの内部転送速度が300×0.6=180MB/s以上の時にSATA3.0が必要になる」という事になります。
Conecoで調べたところ、現行のHDDで最速なのは日立のDeskstar 7K3000で168MB/s程度でした。
もう一歩のところで届いていません。
素人考えですが、HDDの転送速度にはまだまだ向上の余地があると思う(キャッシュバッファもプラッタ密度もさらに増えそう)ので、SATA3.0のHDDを買うのはもう少し待った方が良いかと。
RAID組むなら話は別でしょうが。
コメントありがとうございます。なるほど。
現行であればSATA2.0とSATA3.0での、実質は差は無いといったところなのですね・・・
このあたりの規格だけは出ていても、実際の数値とか現状が分かりにくいので、気長に調べてみたい思うのでありました。