2009年後半から市場でSATA3.0が見始めたのですが現在でももっぱらHDはSATA2がまだ多い。
SATA3.0(6Gb/s)と、SATA6.0Gbpsと表記があるのでややっこしい現在のHDドライブ事情。
SATA3.0Gbsと表記されていたら、それはSATA2.0に順ずるものなので、勘違いしやすい。
SATA3.0規格のものは、たいていGBPSで表記する場合はSATA6.0GBPPSといった名称で表示されている。(混同しやすい)
ちなみに転送速度はというと、SATA3.0の6Gbpsは、実効速度600MB/sだそうです。
Seagate 3.5インチ内蔵HDD 2TB SATA6.0Gb/s 7200rpm 64MB ST32000641AS
sata3.0対応のHDとの価格差はそんなに無く、むしろ、容量とか回転数とか消費電力などで価格帯が分かれてる状態に思う。
詳細は以下
SATA eSATA USB接続ケーブル等の一覧転送速度
規格 | 転送速度 | 実効速度 |
---|---|---|
SATA 1.0 | 1.5Gbit? | 150MBytes/sec |
SATA2.0(SATA3.0Gbpsとも記載されてる) (Revision 2.5や2.6) | 最大3Gbps | 300MBytes/sec |
SATA3.0(SATA6.0Gbpsとも記載されてる) | 最大6Gbps | 600MB/s |
eSATA 2.0 | 3Gbps | ― |
eSATA 3.0 | 6.0 Gbit/s | ― |
USB2.0 | 480Mbps | 32MB/sec |
USB 3.0 | 5.0 Gbit/s | 500MB/sec |
web情報にて、調べたかぎりの情報ですが素人調べなので保障は出来ません。
単位に関するミスがあるかも知れませんが指摘頂ければありがたいです。
参考までに。
古いSATAと新しいSATAの違い
旧:SATA2.0(Revision 2.5や2.6)は、最大3Gbpsの転送速度
新:SATA3.0は2倍の6Gbpsの転送速度
差込口などの変更は無く、sata1.0~3.0迄、互換性はあるのですが、
マザーボードが対応していないと(2.0までだと)、
逆に2.0HDでマザーだけ3.0対応でも 2.0の速度が限界値になる。
SATA2.0とSATA1.0のケーブルがあり、そして3.0だとケーブルはどうなるのか?

serial ATA 1のケーブルとserial ATA2 のケーブル
SATA2.0 黄色 2725 E209329 AWM80℃ 30V VW-1 SelialATA 26AWG LIAN FENG
SATA1.0 赤色 E119932 5u AWN 21149 80℃ 30v VW-1SerialCable 26awg ENERGY
各々には、上記のように記載されている。
ちなみに現在sata3.0対応というSATAケーブルは存在しない。
接続ケーブルは、SATA2.0 対応接続ケーブルという物はありますが2009年末に市場にSATA3.0対応のドライブが出てきたため、
接続するケーブルはどうなるんだと思い、
SATAケーブルについて調べたところ
「SATAケーブルでも、SATA3.0まで対応している」ようで、特にSATAのケーブルにはこだわらなくてもよさげです。
SATA6Gで検索すると出てはきますが、
たしかSATA1.0のケーブルでもSATA3.0(6Gbps)の転送速度に対応していた規格だったはずです。
なぜSATA2.0だけ特別にあるのかは気になりますが、まぁSATA3.0対応といったものが出てくるなら、そういうケーブルがあるに越したことはないのでしょうが、ケーブルから古いからといって速度が落ちるというものでは無いようです。
SATA3.0の性能を出す条件
マザーボードとHDorSSDがSATA3.0に対応していること。
片方がSATA2.0にしか対応していないと使えはする物の、最大値がそこでとまる。
ちなみにSATA3.0対応のマザーボードじゃないと、SATA3.0のカード機器を追加で挿しても効果は無いらしいです。
実際の速度
SATA2.0で、3Gbs出し切っているのか?というと甚だ疑問ですが、
SATA2.0での SSDとHDのベンチマークテスト結果
https://nufufu.com/?p=604
SSDに限っていえば、3.0対応のものとそうでないものではこの規格による差異は結構ありそうで・・・。
ハードディスクに関しては、実際の速度は、実際に試してみないと差異はわかりません。
そんな私はHDもSSDも、マザーボード等が2.0までの対応なのでorz
ちなみに、USB3.0の速度は?
現在普及しているUSBの接続端子は2.0なわけですが、3.0搭載のマザーボードもちらほら出てきているわけで、その気になる速度がいくつなのか?
USB2.0は480Mbpsなのに対して、
USB3.0は最大5Gbps
まさに、桁が違いますorzというか単位が違うなぁ・・・なんでだ。
SATA3.0とUSB3.0は、いつごろ普及するのか?
これらのintel チップセットの対応は2011年ごろとなっているもののUSB3.0もまだいまいち対応の製品は見かけないので今後か・・・
今年度中にはある程度普及するのかなと思っていたら。
普通にSATA3.0 USB3.0を搭載しているマザーボードがいつごろ普通に出てくるのかと思っていたら、
http://akiba-pc.watch.impress.co.jp/hotline/20110108/etc_intelm8.html
どうやら続々出てきてはいるようです。
SATA3.0搭載でも1万未満のマザーもあるようなので、気になるところ。
ツクモでH67で検索した結果
まぁ今から買うなら、マザーボードとハードディスクやSSDはSATA3.0(6GBPS)対応のものを買っておいたほうが良いと思うのでした。
参考
ドスパラがこんなページでUSB3.0とSATA3.0について、紹介ページを作っていた。
USB3.0・SATA3 登場して間もない高速新規格をご紹介! – ドスパラ公式 …
新しくマザーボードかHDなどを買う人はひとまず3.0対応の物を購入したほうが損はないと思います。
ただUSB等の、周辺機器に関してはご自身のPC環境に合わせて考慮を。
eSATA 3.0はUSB 3.0と同程度とのことなので、外付けはeSATAで当分困らないような気はする。
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