懲役14年6ヶ月という小金井ストーカー判決|事件

東京都小金井市で2016年5月におきた事件の判決が出た。
求刑は17年なのに、慣例的な判決に思えてならない。
懲役14年6ヶ月という小金井ストーカー判決らしいのですが、動機と被害とで考えてもこれでいいのかと思ってしまう事件の結果だ。

小金井ストーカー判決:懲役14年6月 東京地裁立川支部 – 毎日新聞

裁判員裁判で、東京地裁立川支部(阿部浩巳裁判長)は28日、懲役14年6月(求刑・懲役17年)を言い渡した。
http://mainichi.jp/articles/20170228/k00/00e/040/207000c

 検察側は論告で「一定の計画性があり殺意も強固。類例のない悪質性、反社会性がある」と指摘していた。
http://mainichi.jp/articles/20170228/k00/00e/040/207000c

『悪質性、反社会性』と言っても14年の刑期だけというのは、釈然としない。
犯人無職となっているが民事訴訟で賠償請求しても大して能力なさそうなのも致命的に思う。
犯人の住所は群馬となっているが、わざわざ東京の小金井まで来て犯行に及ぶのも謎。
無職で資金はどうやっていたのかが引っかかる。
20歳の時に20か所以上刺されて後遺症というのも実に悲惨でしかないし…。
刺された数は更に増えている回数(34回等)も言及されているが、
これって死ななかっただけで刺された跡は意識不明だったりしたので、助かったことのほうが稀な事件だと思う。
被害者が奇跡的に命が助かって『殺人 未遂』という結果で殺人事件よりも加害者の罪が軽くなるというのは解せない。
三十回も刺すって亡くならなかっただけで、普通に殺人と同等だと思うのですが…

産経

冨田さんは一時意識不明の重体となり、現在も口や舌、視力などに後遺症がある。
http://www.sankei.com/affairs/news/170228/afr1702280029-n1.html

後遺症があると一生この事件の事は忘れられないんだろうなと思うのが悲惨な事件。
法廷でも被害者の陳述に対して怒声を挙げていることからも現時点で全く懲りていないだろう。

「犯人は心の中で笑っていて、反省なんて1つもしていない。犯人はまた絶対同じことをする」と話していたところ、岩埼被告は「じゃあ殺せよ!」と怒鳴った。

これで刑期が14年だったら
40歳くらいになったらこの被告は出所するわけだし、被害者はその時35位になっていると思うのでどちらにしても恐怖だろう。
過去にも出所してから再犯にいたった事件って何件か存在しているわけだし恐ろしいことしか想像つかん。
この犯人は過去にも他のアイドル類に対して罵声コメントを発言していたようだし、出所後に今回の被害者が見つからなくとも、他のターゲット探す可能性も危惧される。
全てが自己中な犯行なのに求刑から減らされた判決なのが腑に落ちない。
これに対する監視機能は無いだろう?
GPS埋め込みとかもないのだろうし被害者の負荷のほうが大きい気がする。
絶対に更生する要素が見当たらないし、逆恨み強めそうな材料しか見当たらない。
こんな人が14年後あなたの隣の物件に引っ越して来たらどう思うのでしょうか?
しかしそんなことは誰にも分らないし知ることは出来ない。
ついでに社会に出しても就職先なんざないだろうし、生活保護パターンで高齢化して老害化する人生歩むとしても、社会に何の益もない気がするが。

小金井市の地図。

刑期の長さと罰

小金井ストーカー事件の判決懲役14年が短いか長いかの議論は不毛であり、
例えばあなたが三十回も刺されて犯人が14年で出所したら納得できるか?という物だ。
妻だとか娘がそんな被害にあっても14年で許せるか?というと普通は許容できないはずなのですが、これでも長いという意見が見られるのは不気味だ。

この小金井ストーカー事件はストーカー事件で警察が動かないだとか
ネットストーカーの事が度々疑問視された事件ではある。
その後インターネット上における類似の粘着書き込みなどが、減ったか?というとそんな印象はあまり無い。
それでも2017年には地下アイドルブログに「てめえを殺すぜ」⇒捜査というニュースが流れていたりするので、あまり一般人には歯止めになっていない気がする。
これはIP偽装の匿名化ソフトを使って書き込まれていたようなので、 犯行の周到性だけが際立つ結果になっている。
三鷹ストーカー事件:元交際相手に懲役22年というものもあったが
これは被害者が10代で殺害されたことが最も大きいものの20年超という刑期ではありますが、どちらにしてもこういった刑事罰で済むのか?という印象は残る。

  • 人を殺傷して死ななかったら10年程度
  • 死んだとしても20年
  • 中には股間のナニ切断した事件が懲役4年6月という判決だったのも釈然としなかったりする。
  • 下腹部切断された弁護士の事件の動機や背景
    日本の懲役刑って基準が曖昧な感じが残る。

    人気商売

    Nikatto 折りたたみナイフ フォールディング アウトドア 登山 地震防災 キャンプ 家庭用
    なんというか、 顔出し・芸で売るような商売している人たちって危機管理能力が欠如しているのではと思う。
    目立つことは=でリスクが存在する。
    良い意味で目立っても、嫉妬や妬みは生まれてくるのが陰湿な社会だし
    日本だと元々陰湿な面が顕著な民族だったりする。
    これは学校内のいじめもそうだしママさん社会もそうだしムラ社会でもみられる上に
    ビジネスの場ですら足の引っ張り合いは多々起きる。
    非効率なことするのが好きな人たちが一定数出てくるのが不思議な馬鹿な人たちが多い。

    危険性で考えても中には意味不明な凶行に走る人も見受けられる。
    AKB48握手会事件で使われた凶器「ワイヤーソー のこぎり」とは
    AKB規模でも凶器で襲われたりすることがあるのに
    地下アイドルなんざ無防備そのものと言えるだろうよ。
    昨今ユーチューバーとかで素人がさも煽りまくったり、悪さが際立つ動画投稿者が多いが
    ちょっと頭がオカシイ人に目をつけられたらそれこそ面倒くさい人生になること請け合いだろうよ。

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