ニートや引きこもりについて。

ニートや引きこもりについて。
ニートや引きこもりは年々増加傾向だ。一部で減ったという主張を安倍政権が行っていたがあれは年齢が既にカウントされない層に繰り上げられたために、少子化なので人口がへり失業率が減ったように見えるだけだ。

ニートや引きこもりは減らないどころか増えるだろう。

  • ニートの定義は、18歳~34歳までの年齢働いていない就職活動していない無職の状態を指す。
    本来の意味であれば、貯金や資産があろうと、無就学・無就労だとニートの定義には当てはまる。
    しかし日本ではこのあたりの線引きは無い。
  • 引篭もりは、自宅に引篭もっている状態で外に出る事が無い、社会的に他者と接点が無い状態。
    (かならずしも24時間365日自室に篭っている状態ではなく、数日に1回買い物にいくなども含まれる場合もある。)

共にに同一視して蔑む言葉として使う本来の意味を勘違いしている人がいるが、このあたりは割愛。

ニートや引きこもりが問題化する理由

この二つで自身が働いた事がなく自分で稼ぐことも出来ない、一人暮らししたことが無いような事例についてリスクになるべきことを紹介する。
彼らが親が死んだりするとどうなるのかということについて紹介したい。

公的な手続きすら困難

親が死んだ場合。例えば父親が亡くなり、母親が死んだ場合。
両親ともに居なくなると、一人で全ての公的な機関や光熱費の支払いなどを行わないといけなくなる。
今まで一人暮らししたことがないままで、おっさんになっているとハードルは高い。
健康保険証や住民票の手続きやその他財産の処分や引きつぎの手続きなどもヒキコモリの人にはハードルは相当高いだろう。

就職は困難

例えば学校や大学卒業後一度も働いた事が無い人を会社としては採用したくないだろう。
よっぽど能力がない限りは、求人が有ったとしても雇ってくれる会社はブラックな仕事や会社くらいだ。
当然そういう環境で、引きこもっていた人が継続して働けるケースはないので、こき使われてリタイアすることは濃厚だ。
一般的な大学生でも正社員の就職が内定が決まらずに自殺する事件もあるため、ニートやヒキコモリのように就職経験が乏しく、ホワイトな会社で勤務できる確立は相当少ないとも考えられる。
個人的な魅力やツテがないと就職の機会は難しいだろう。
アルバイトになんとかつけても将来の展望は険しい。

持ち家パターン

住居が戸建てマンション問わず親から受け継ぐ場合を想定している引きこもりは多い。
ただし相続税や住民税、その他諸々の税金が世帯主に掛かることは想定していない妄想が多い。
このため万一親が死んで収入がない場合には、必ずしも余生を過ごせるというものではない。

一生人付き合いがなくなる。

結婚は昨今年収200万円代の世帯が増えているということで結婚に至る人も減少傾向だ。
ニートやヒキコモリの人が社会復帰したとしても、年収が平均年収に届く就労にありつけることは可能性を考えても絶望的だろう。
結婚どころか恋人や友人が簡単に作れるとも思えず社会から孤立してしまう可能制は、
一般的な働き続けていた労働者の人よりもリスクは高いと思う。
普通に働いている人でも療養休暇などを取っている間に孤独死の事例もあるくらいだ。
就職や社会復帰、一般的な家庭やコミュニケーションを構築するには、高齢になればなるほどリスクは更に跳ね上がる。
ニートや引きこもりだったという過去は、普通の人よりも孤独死のリスクは格段に高くなる。

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引きこもりに社会復帰を促すことの方が無理

例えばひきこもりにも様々な原因がある
病気や家族の介護、金銭など借金苦等の問題で引きこもりに追い込まれるパターンは
まだ問題が解決して、本人の自助努力と職場さえあれば
社会復帰は可能だ。

  • 最悪なパターンは、
    登校拒否⇒社会に出ず⇒そのまま引きこもり
    このパターンは最悪コミュニケーション能力を一から鍛えなおさないといけないため、
    くじける可能性が最も高い。
  • 社会の方がつらい

    小学校・中学校・高校などよりも、社会の方がつらい
    社会で生きるということは、最初からハードモードのゲームに初心者がいきなり挑むようなものだ。
    素人の野球しかやったことが無い人が、いきなりプロ野球選手と戦いにいくようなものは、
    最初から勝負が見えている。

    直接的に目に見えるいじめこそなくとも
    パワハラやセクハラ、その他様々な社会の癌が存在している。
    中には、ブラック企業が社畜として社員を過労死に追い込む事例まである。
    下手すると社会の奴隷になるのがオチだ。
    子供のころのいじめを回避したり、逃げて別の道を選択することが出来なかった人が、一般的な就労努力だけで社会復帰できると考える方が無理がある。
    一般社会のコミュニケーションに合っていないのだから。

    ニートや引きこもりの最終手段

    独自に稼ぐ事が出来ないと無理だといえる。
    ただし胡散臭い塾形式にカモにされるパターンは泥沼だ。
    普通に就職すること以上の努力がないと、もともな生活が送れないという認識が無いと、社会で普通に暮らすのはハードルが高いことを認識すべきだ。

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    ひきこもりニートの人生は、詰んでなんかいない。ただ「社会」を「自分」を、「誤解」しているだけだ。

  • 著者: 地雷屋,石原まこちん
  • 福井県出身。専門学校卒業後、計6年間ニート。正社員を経て、現在はネットビジネスで生計をたてつつ、人気ブログ『とあるニートの成功目録』を運営中。

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