2021年10月21日(木曜日)の11時から販売開始していた吉野家の鍋膳。「牛すき鍋膳」「あさり豚チゲ御膳」と販売していますが、牛すき鍋膳の突出したリニューアル要素はなさそうなのであさり豚チゲが気になっていたのです。
熊本産の産地偽装あさりの話題も有り国産アサリは全く見かけることが無くなった代りに中国産と記載したアサリがスーパーに並んでいますが、吉野家初の海鮮鍋となる『あさり豚チゲ御膳』648円(税込712円)食べてみた。過去に販売していたチゲ鍋は牛のみだったんですねと勘違いしたら、海鮮鍋で初ということであさり使った鍋は初ということか。あさり自体は汁物で以前から取り扱ったのに何でなのかは不明すぎる。販売開始当時から気にはなっていたのですが、吉野家の高齢者が占める混雑率高めなので行ってなかった。
動画
Asari Clam and Spicy Pork Jjigae Hot Pot Meal
食べた感想
初対面の「あさり豚チゲ御膳」はすごく盛られている感じはしないものの見た目は相応に整っている感じ。見た目や匂いで期待値は未知数。
お新香は以前は誰かの食い残しかよと思えるショボイ量だったのが、今回は普通の見栄えでホッとした。
『麻辣牛鍋膳 ご飯付の物 2019年度版吉野家の鍋膳 』ただしお新香は、今回もショボかった。一口も食べる前からこの盛り付けなのだから。
牛すき鍋膳(ご飯有りのもの)お新香がショボイ 2019年度版 吉野家の鍋膳 5回目
ごはんが並みだと結構少なめな盛に見えた。ご飯お替り無料だからどうでもいいですけど。
牛すき鍋以外の鍋膳メニューだと生卵付かないのに牛すき鍋よりも価格が高いことが多かったんですけど今年はどちらも同じ値段か。卵が付かないだけ豚キム鍋の方が印象は少し弱いですけど。生玉子を1個追加すると68円 (税込 74円)もかかるのは、地味に財布に痛い。
- 出汁の味
- 味は辛さよりも酸っぱさが強め。キムチらしさのせいかな。キムチは入ってないですけど。味は特段「海鮮の旨味がー」とかいうものでもなく、あっさりなチゲ風鍋という感じの味で変な癖とかも無いので無難に食べれる。辛さは万人受けしそうな適度な辛さで強すぎない。ただし辛い料理や、酸っぱめな料理が苦手な人にはお勧めできません。
- 具
薄切りの豚肉は数枚で微量でしたが、あさりもあるので、たんぱく質源のバランスは適度。ただこの少ない豚肉でそんなにたんぱく質有るのかは疑わしい。+278円(税込305円)で豚肉2倍盛に変更できます。とのことらしいが、あさり豚チゲ御膳で肉2倍よりも牛すき鍋膳で肉2倍の方が満足度は高そうだ。
きしめんは少なめ。以前までの各種鍋膳よりも量がかなり減った感じ。
葱は上に乗っかっているざく切りなネギと棒状の細く小さ目な物が数キレでネギが強い印象に残ることは無い。絹豆腐1個。ニンジンとタマネギが微量。野菜では白菜の比率が最も多い。
あさりの個数だけは結構あるけど貝のサイズも小さく身はさらに小さい。
あさりの身
- あさりの外観
- アサリの見た目
あさり豚チゲ御膳に使われているアサリの見た目が貝が白っぽいので外国産だろうな。公式サイトの産地情報にもあさりの産地は一切記載されていない。
あさり豚チゲ御膳が残念に感じた要素
貝殻が割れているのも有ったのがガッカリ。
あさり数個中、二個が割れていて一つは欠片見つけることができなかった。これ勢いよく鍋の具食べていたら口に貝殻入ったら歯が欠けたり口切ったりしかねない怖さ。
ツイートにも幾つか
Twitterでもいくつか同様に貝殻が割れていたり口にしてしまった人がいたようだ。
あさり豚チゲ鍋御膳、肉少ない野菜煮えてない割れた細かい貝殻がジャリジャリするわで残念すぎた… pic.twitter.com/J3w96WOA94
— やなさんやせましょう (@87sarukani) October 24, 2021
吉野家のあさり豚チゲ御膳食べた。
美味しかったけど貝殻が割れて破片を口の中でガリッてなるのが辛い。
やむえないが・・・#吉野家— NaruTo@うなぎ食べない教 (@KAZAMAI_NaruTo) November 7, 2021
吉野家のあさり豚チゲ鍋好きなんだけどアサリの貝殻が結構な確率で割れて沈んでて破片が口に入ったり噛んだりしちゃうのでどうにかなりませんか
— ぞろ@ぐんにゃり (@all_zoroblack) January 6, 2022
恐らくアサリが小さい事と運輸方法が雑なんじゃねえーのという気がしてしまう。貝殻ってちょっとやそっとの加熱で割れること無いだろうし鍋の水炊き程度の100度未満の火力程度では、まず割れない気がするんですけど。
あさり豚チゲ御膳と牛すき鍋膳の比較
牛すき鍋膳はご「ご飯」に「お新香」と「生卵」が付いてくる。あさり豚チゲ御膳は「ご飯」に「お新香」のみ付いてくる。
牛すき鍋単品は生卵が付いてくる。あさり豚チゲ単品は何も付いてこない。
栄養価だと牛すき鍋膳よりも、あさり豚チゲ御膳は炭水化物が20g程度少ないことはメリット。並盛 たんぱく質26.7gに、炭水化物115.7gと牛丼並みを超えるのは毎度の鍋膳仕様だ。あさり豚チゲ鍋 単品だと炭水化物は33.4g。この場合お新香もつかないのでデメリットが大きいですけど。
会計価格
定価だと税込み712円。
吉野家アプリのクーポンとか、確認する事すら失念していた。-30円引きがあったのに。少し前ならPayPayか何かキャッシュレス決済にもクーポンがあった気がしたけど特に現在はなかった。
栄養成分表示
栄養素 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
---|---|---|---|---|---|
並盛 | 717kcal | 26.7g | 14.6g | 115.7g | 5.4g |
2倍盛 | 927kcal | 34.3g | 32.4g | 118.1g | 5.8g |
栄養素 | エネルギー | たんぱく質 | 脂質 | 炭水化物 | 食塩相当量 |
---|---|---|---|---|---|
並盛 | 344kcal | 21.0g | 13.9g | 33.4g | 5.1g |
2倍盛 | 554kcal | 28.6g | 31.8g | 35.8g | 5.6g |
あさり豚チゲ御膳単品でも炭水化物が33.4gとあることから、まいばすけっとの海鮮鍋と比較すると結構吉野家の鍋は糖質が多いと考えられる。基本糖質制限気にした場合の鍋料理は自炊か市販されている商品の栄養価を見てから考えないと外食の鍋だと判断は難しい。
原産地が…
原産地情報一覧 2022年2月1日現在https://www.yoshinoya.com/pdf/producing_area/
原産地情報が玉ねぎ、長ネギなどが中国産が含まれている。『 米につきましては「国産米」「国産、米国産ブレンド米」を使用しております。』というのも微妙な感じ。アメリカ人がお米栽培している動機が謎。米国産のお米利用するメリットって何かあるんですかね?価格なんでしょうけど。確かラノベ版の「のうりん」でアメリカでの米の農作についてエピソードが有った気がしたけど全く中身覚えてないや。
当然アサリの原産地は書いていない。考えられる理由として吉野家で使われているメインの原材料ではないからかもしれませんけど常設のサイドメニューに汁物のあさり汁が常に販売しているからあさりの原産地も乗っけておくべきな感じがする。反対にうなぎの産地は掲載されているんですけどね。外食チェーンで当然の中国産ですけど。外食産業が産地を明記しない慣習はなんとも言い難い物が有る。国産とか輸入物すら公開していないものは多いですからね。個人経営の店だと公式サイトすらない店も多い為どこの産地なのかなど全く不透明ですし。アサリは国産だったら黒っぽい色から黒みがかった色か、北海道産が赤から茶色みがかった色なので吉野家のあさりは間違いなく外国産アサリでしょうけど。
反対に輸入物のアサリはコンクリートみたいな色とされることが多い。
国産あさりに白っぽい貝殻の物が無いわけではないのですが、比率として黒っぽいものや茶色みがかった物が多い。最近のアサリは小粒なものが当たり前になってきていますが国産アサリを重視するのであれば一層、貝殻のサイズが何センチ以上から出荷可能とかに規制すればいいきがするのですけどね。
公式サイト
あさり豚チゲ御膳 | 吉野家公式ホームページ
「あさり豚チゲ」とご飯、お漬物を御膳仕立てで提供。あさりと豚肉、白菜、玉ねぎ、人参、絹豆腐、きしめん、特製チゲたれと共に熱々に煮込み、辛さと合わさった極上にうまい海鮮鍋となっています♪一食で半日分の野菜が摂れて、ご飯は増量・おかわりともに無料!
【10月21日販売開始】「牛すき鍋膳」「あさり豚チゲ御膳」
牛肉のうまみが鍋一杯に行き渡った『牛すき鍋膳』と、あさりと豚のダブルのうまみを味わえる辛めの『あさり豚チゲ御膳』は、両商品ともに火が灯された卓上コンロの上に供された五徳の上に鉄鍋を置いて提供します。目の前でグツグツと煮込まれる鍋一食には成人が必要とする半日分の野菜が含まれています。ご飯は増量・おかわりともに無料です。
asari buta chige zen YOSHINOYA
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