バナナは植物に出来る実のことだ。
木になるのではなく草に出来る。
バナナの木は構造的には草が一塊になって木に見えているだけで一般的な木とは構造が異なる。
基本的にバナナは日本では自生していない。
熱帯の気候で育つ果物です。
多年性植物で数年間生え続けるが日本の雪が降る冬を越冬することは出来ないからだ。
一部で島バナナと呼ばれる小さいサイズのバナナが沖縄県~南西諸島に自生しているが生産規模は大きくないため地元で食べられる程度。
ここではバナナに関する栄養成分とカロリー・糖質などを紹介します。
バナナの旬は国産で取れる島バナナは「夏」
輸入バナナは通年です。
バナナの栄養成分表示
栄養素 | 内容量 |
---|---|
エネルギー(カロリー) | 86kcal |
たんぱく質 | 1.1g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 22.5g |
食物繊維 | 1.1g |
ナトリウム | -g |
カリウム | 360mg |
ビタミンB1 | 0.05mg |
ビタミンB2 | 0.04mg |
カルシウム | 6mg |
参照データ:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=7_07107_7
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl
バナナの糖質量
炭水化物22.5gですが、食物繊維は1.1gであることから糖質は21.4gとそこそこ有る為、柔らかく食べやすい果物のバナナですから食べ過ぎには注意が必要です。
皮手軽に栄養がとれて食べれるバナナは、急な栄養補給には食べやすさが良い点なんですけど糖質量的には危険です。糖質制限ダイエットには不向き。
ただしバナナの糖質の特徴として
ご飯ほどゆっくりでもなく
ジュースほど急激に血糖値を上げることが無い特徴が有ることから低血糖に対しては効果が期待できる
バナナの栄養価で注目したい点
カリウムが豊富なのでむくみ解消の効果も有りポリフェノールも多く含んでいる為抗酸化作用が期待できます。
オリゴ糖を多く含んでいるバナナは、食べても消化吸収が良く腸内で善玉菌の栄養になることから便秘予防や改善の効果が期待できます。
バナナの香りはオイゲーノールという成分は白血球の一部「好中球」を活性化させる。
バナナを食べた後48時間も持続するオイゲノールには抗酸化作用や殺菌作用が有るとされている。
免疫力を上げてくれることから風邪予防にも期待できる。
バナナは房を切り取ったらそのバナナの木は切り倒される。
ただしこの時点で新しい新芽が出ており植える必要性はなく再度収穫が可能だ
船積みで到着したバナナはまだ青く果実として食べれる食材ではない
台所などで吊るしておくか新聞紙を被せて放置して2日程度待つ必要がある
皮全体が黒くなり始めるころは過熟の時期で糖化が最大値で食べごろです。
腐敗したバナナは茶褐色になった状態。腐ったところを切り捨ててまだ皮が黒く中身が白い実は食べることが出来る
バナナの特徴
黄緑の状態のバナナの房が収穫される。輸出されて輸入され店頭に並ぶころ合いまでに完熟するタイミングで出回っているのがバナナです。
- 旬
- 輸入バナナは通年。いつが美味しいといった旬は無い。
島バナナは6月~8月の暑い季節
バナナの皮にシュガースポットと呼ばれる黒い斑点が、出てきたころが食べごろです。熟したバナナほど糖質が多くなる性質があります。 - 料理方法
-
- 直で食べる方法が一般的
- 他のフルーツとあえたりする料理。例:フルーツポンチ等
- ミキサーにかけてドリンクにして飲む調理フルーツジュースなど。近年ではスムージーなどでも使われる。
- パンケーキなどの具に入れる方法
- チョコバナナ
- ドライフルーツに加工されたバナナも市販されている。
- ポイント
- バナナは皮を剥くと痛みやすい。
栄養価から考えた組み合わせとしては小松菜やバナナとの食べ合わせがベストです。
ドライフルーツのバナナチップスよりもっちりとした食感で
自宅でも薄くかっとして干し物の網に入れて2日~4日程度で簡単に作れます。
ベータカロチン16倍食物繊維は7倍に増える
高血圧やコレステロール増加に効果の期待できる食べ方です。
色々とバナナの栄養素のことを知ると炭水化物量以前に様々なメリットの方が大きいことが理解できる。
エネルギー食としてバナナが日本国内で多く消費されているのは医学的にも様々な根拠が有るといえる。
動画
市販されているバナナを原料に使ったアイスクリーム商品。
明治チョコバナナアイスパフェ|ラクトアイス
バナナの皮
バナナの皮で滑るのは皮の内側にある実が削れていくため滑る。
逆に皮の外側は摩擦が起きにくい。
皮の内側が下に有れば乗っかって滑ることが出来ますが
反対に川の内側が上向きだと乗っかった人だけが転倒する可能性が高い。
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