いきなり!ステーキは2013年12月に1号店を出した。6年間で500店舗目指そうとした所で50店舗近い数の突然閉店。テレビ番組の「ガイアの夜明け」で自信をのぞかせていたが…2019年11月に発表された四半期決算時で「16億8500万円の特別損失を計上」が発表。ここで「いきなり!ステーキ」の経営を不安視する声が出てくる。
業績不振と、財務の問題で締めたい店も占めることができないと推測される中どうなるのか?
※個人的には、いくつかのペッパーランチ問題があったことは記憶していますが、ペッパーフードサービスのいきなり!ステーキは極端に嫌いというわけではない。※2019年時点ペッパーフードサービスの
いきなりステーキは不況な状態ですが、ペッパーランチは客入りが減っていないという状態になっている。ここの社長とか、店舗スタッフはちょっと雑なのかなという感じはヒシヒシする。複数の要素でいきなり!ステーキから客足が遠のくのはすぐに気づけそうなものなのにブームで急拡大した漬けが今出ているのだろう。いきなり不景気になるのは当然だったとも思えて仕方ない。
2019年12月初めTwitterで出回ったいきなりステーキ渋谷店の張り紙が注目されることに。いきなり!ステーキが社長直筆の「お願い」全店掲出へが不気味肉マイレージランカーのトップの人ですらきもちわるいというツイートがなされるなど既存利用者も疑問を抱いたこの騒動。
「いきなり!ステーキ」は社長も非常識だった
安倍晋三首相に宛てた渾身の手紙とは?2017/04/16 6:00
「俺のイタリアン」が流行っていた。おいしいし、お値打ちだった。https://toyokeizai.net/articles/-/167889
いきなりステーキ思いついた理由は、コレらしい。
普通は4000円、5000円する厚切りステーキが1500円、2000円ぐらいで食べられたら、お客さんは感動する。https://toyokeizai.net/articles/-/167889?page=2
300gで考える。創業当初は、300gで1100円程度だったワイルドステーキ。6年間で値上げが数回あり今は1500円1500円だとハンバーグか、ワイルドカットステーキぐらいしか食べれない。2000円だとリブ200gくらいだろう。サーロイン等の他の肉はもっと高く3000円以上するものもある。いきなり!ステーキの一番高い肉 黒毛和牛真芯サーロインステーキを食べてみた本格熟成国産牛サーロインステーキ|いきなり!ステーキ墨田太平店
「いきなり!ステーキ」ブーム終焉と通期赤字転落予想
ブーム終焉「いきなり!ステーキ」運営会社が通期赤字転落予想。成長モデルは8月には崩れていた!
月次数字に異変が生じたのは8月しかし8月は既存店のみならず、遂に全店売上も対前年同月比マイナスに転じ、9月もマイナス成長が継続しました。よって月次の数字からは、同社の成長モデルが第3四半期(Q3)で機能を停止していたことが分かります。
引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191123-00014520-toushin-bus_all
会社の体質の問題
【ブラック企業】「いきなりステーキ」、ひどい朝礼を行っていることが世間にバレる
https://matomame.jp/user/yonepo665/c12dfc6bb4cafd9323d6
これは今時体育会系の命令系統が時代と外れていることが認識できていない時点で察し。世間とのズレを認識できない人がトップにいるのは実に残念感。世の中のニーズ掴んでいないよね。
「いきなり!ステーキ」は社長も非常識だった安倍晋三首相に宛てた渾身の手紙とは?https://toyokeizai.net/articles/-/167889
いきなり!ステーキが失速しているのか?
メニューの問題

いきなり!ステーキの黒烏龍茶
サントリー黒烏龍茶
を自社監修の薄いなんちゃって黒烏龍茶に変更したりした時点でこの会社センスの欠片も無いわと思ったのですが、この辺りからもうだめかもとは思っていた。その後もメニュー内容はさらに酷くなっていくことに。餅は餅屋
ランチタイムにカレーも並行して販売するようなことも何屋なのか意味不明。ステーキだけでは自信なくしたかのような迷走の序章だったといえる。カレー屋がつけ麺販売したようなものだ。まずいカレーつけめん山小屋
ワイルドステーキの部位と栄養価と価格の変化について|いきなり!ステーキ
左官の垣根
サイドメニューも変
いきなり!ステーキの店舗に行くと、サブメニューにステーキやとは到底思えないメニューが目に留まる。
水大福の販売だとか理解不可能。ステーキと和菓子食いたい人ってそもそもいないだろうよ。
「フランスパン」とオニオンだかガーリックのパン販売していたりするのもピンとが謎。
止めには『牡蠣』の販売開始だ。オーダーカットのステーキが売りじゃなかったんですかね?強みを減少させる商品ばかり投入していたらそれこそ売れなくなる要素を自ら作り出しているといえる。
物価と価格
東京都は最低賃金が最も高く、所得でも高額納税者が最も集中しているエリアだろう。特に都心部。
その都内と同じ価格のステーキで、地方でも同様に販売したら思うように売れなかったという事が起きるのはたやすく予想が出来る。
東京都と神奈川県で最低賃金の時給1000円超 模索
「いきなり!ステーキの価格が高い理由」
ハンバーガー等のファーストフードのようにワンコイン(500円)前後の料理ならまだしも
1食2000円程度~のメニューでは地方で都内と同じ感覚で売り出すのは強気すぎるのだ。
日本経済が成長しているだとか給与が増えているといったマスメディアや政治家のホラに騙されると、一般庶民との乖離が理解できなくなるだろうな。
※同社のペッパーランチに限っては1品肉メニューで1000円未満の物もありますが「いきなり!ステーキ」は完全に1100円以上~という価格。
人的負荷、仕入れコスト・廃棄コストばかり増えるラインナップ揃えるのは飲食店では自分の首絞めるだけだろうに。
ここの経営者と上層部連中は、一般的な消費者のニーズ調査全くしていないし見込める予想立てるの下手すぎるだろう。
※過去にラーメン屋でソフトクリーム販売している謎店舗があったがそれくらいに違和感がある商品の売り方。麺処なんでやねん 最寄り駅:東武線曳舟駅(墨田区)|ラーメン屋
今のいきなり!ステーキのままで業績を盛り返せる要素は無い気がする。
「いきなり!ステーキ」大量閉店で、“肉マネー”パニックが続出
倒産を予感したファンが「肉マネー」を使い切るべく店に殺到!
「肉マネー」とは、アプリにチャージして会計時に使用できるプリペイド式の独自システムだ。1000円単位でアプリにチャージすることができ、加えて3000円以上をチャージすると1%、5000円以上で2%、10000円以上で3%と多額であればあるほどお得になるということもあり、まとめてチャージしていたファンが多い。引用元: https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191226-01633109-sspa-soci&p=2
実際の業績の悪さが伝えられているから、倒産の可能性が出てくるとチャージしている肉マネー(プリベイトカードのようなもの)は使おうとするのが消費者ですよね。
大量閉店
ペッパーフードサービスが、倒産しなくても 肉マネーにリスクはある。近所の店が閉店すること知ったら、まず肉マネーを使う場所が無くなる。肉マネーの有効期限は最終利用日から1年間しかなく、その間に利用しないとチャージした金額は失効してしまう。車で数十分や電車で数駅とか離れた場所までいかないといきなりステーキが食べれなくなったら結構肉マネー消費するのは大変なことになるだろう。
- 不安を掻き立てる要素
- 閉店リスクが見えたこと。
- 倒産リスクも現実的な物だと認識させてしまったこと。
このことから最初に肉マネーの有効期限を数年に延長することができないと不安で肉マネー離れは高まると考えられる。
2019年12月29日の「29の日」にも肉マネーボーナス5倍は行っていますが、従来のチャージ日よりも集まる金額は低くなるのではと思う。今肉マネーチャージ行いたい人は何割ぐらいか非常に疑問だ。年末の書き入れ時なのにペッパーフードサービスは暗い年越しになるだろうな。
拡大路線に出て駄目になっていくチェーン店は多く存在している。
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増資
年末・年始に変なジャンボステーキのセール打ち出してるけど税込み価格だと3000円以上だし。
「いきなり!ステーキ」を展開するペッパーフードサービスは27日、第三者割当による新株予約権を発行して資金調達すると発表
2019年12月27日
68億円ほどの増資を決定したようだ。しかし実際に集めれる金額は40億円程度と予想されている。キャンペーンに期待が出来ない。年末年始のいきなりステーキのキャンペーンがビッグサイズステーキというものですが、これ1つ注文すると税込み会計価格は3000円超えのメニューであり決して安くは無い。
いきなりステーキが駄目なところ
- 味
- 美味しい肉では無い。安いワイルドステーキは脂身や筋張った肉で割高に感じるし、2000円前後からのリブもうま味はイマイチ
3000円以上の、ヒレとかサーロインだと普通に高いし美味ではない。 - ステーキ需要
- 日本人は頻繁にステーキを食べない※ニューヨーク出店が失敗したのもアメリカ人がランチにステーキ食べることは無いというのが指摘されていた。肉を一人で食べたいという需要は、いきなりステーキが出来る何年も前から存在する。ただしステーキを1人で立ち食いで頻繁に食べたいという層は焼肉と比較すると少ないだろう。焼肉だったら毎日食べても苦にならなくても「ステーキはちょっと」と感じる人が多い筈だ。どうせ開業するなら焼肉店が無難。独立・開業を応援するフランチャイズ比較サイト【BMフランチャイズ】
- サービス品質
- いきなりステーキに関して、チェーン展開でサービス品質も味のクオリティーも下がり価格に対して割高に感じるようになったため足が遠くなるのは当然だ。店員やスタッフ教育が追い付いていない急激な多店舗展開が裏目に出たのだろう。品物間違えて配膳しようとするなどの事例も
同業他社
沖縄発のやっぱりステーキが好調らしいですが、ここはライススープサラダが最初からセットの形式で「いきなり!ステーキ」とは大きくスタンスが違う。
松屋フーズの「ステーキ屋松」もライスにスープとサラダ付きで最初からセットで販売しておりなおかついきなりステーキよりも安価で東京都で3店舗のみだが営業している。
株価にみる競合と差
PBR:株価純資産倍率
株価を1株当りの純資産(BPS)で割った値。
同業のブロンコビリー (株)ブロンコビリー【3091】2.41倍
ステーキのあさくま (株)あさくま【7678】2.25倍
PBRは各社2.3倍程度ですが、
ペッパーフードサービス【3053】 PBR 21.81倍
PBRで考えると、ペッパーフードサービスの理論株価は136円
飲食店でで既存店売上高が90%を切るのは稀
https://maonline.jp/articles/papperfood_ikinaristeak_20191122?page=3
新業態でも作らないと今のままではペッパーフードサービスに未来は無さそうだ。
いきなりステーキは既に限界店舗数突破しきっている。
「いきなり!ステーキ」大量閉店 ネットで反響 社長を直撃
12/24(火) 18:57配信
全国501店舗のうち、東京・虎ノ門店や新橋店など、26店舗が2020年1月13日に一斉閉店。
東京の都心ともいえる虎ノ門店や新橋店といえば財布事情は豊かそうな大人が多いエリアですが、ここで営業がうまくいかず撤退だったとしたら相当深刻なのでは?とすら思える。
考えられる理由は以前の記事で書いたけど ⇒ いきなり!ステーキが社長直筆の「お願い」全店掲出へが不気味
多分ペッパーフードサービスは客のニーズ全く考えていないのだろうな。
社長は未だ勘違いし続けている?
「いきなり!ステーキ」大量閉店 ネットで反響 社長を直撃
フジテレビ系(FNN) 12/24(火) 18:57配信
一瀬邦夫社長「新たな魅力をどう創出していくか、それはお客さまが求めてるとは限らない。でも僕が一生懸命考えて自分が魅力を感じたものは、お客さまの理解が得られると思う」
引用元: 参照記事のタイトル
『お客さまが求めてるとは限らない。』
⇒そもそもこの会社客のニーズくみ取ったり改善する姿勢が全く感じられないのですけど。
「自分が魅力を感じたものは、お客さまの理解が得られると思う」」
⇒牡蠣大ヒットしたのか?
なぜ立ち食いステーキが強みだったのに椅子用意したり
カレー販売開始したり水大福とかまで販売しちゃうのか?
自意識過剰
可能性
もしかすると不景気な状態に陥って強気発言することでカリスマ経営者にでもなりたいんですかね。
過去に倒産寸前から復活した経験があるだけに崖っぷちでも強気でいるんだろうなという印象しかない。
一つ思う事は、この強気スタイルは客からするといきなり!ステーキが魅力的には到底思えなくなってきているのですけど客離れ加速させる火に油状態です。
自筆の張り紙の掲載も結構酷評ですし、社長との記念撮影が特賞のキャンペーンなども立て続けに不評なのだから。
主観だけで運営していて消費者目線にたっていないので、これもう救いの手は無い気がする。
客商売の基本と大幅に真逆路線なのだからそりゃぁ傾きますよね。
客が求めているのは、価格と味、サービス品質の安定なのに。
こんなのだと増資しても一時しのぎにもならないと思う。
ここの会社トップが変わらないともう駄目だろうな。
ちなみに株価は1000円未満の予想が濃厚そうだけどどうなるか見ものだ。
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