マクドナルドの中国産チキンナゲットの本質的な問題点。

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「食っても死なない」と言って期限切れ肉を混ぜていたマクドナルドのナゲット工場の人の動画が流れて、7日経ちましたがこの間の日本マクドナルドの対応は呆れるものばかり。
このことが意味するのは、中国産のリスクが相当高いことを示している事と、日本マクドナルドが主張している、『高品質で安全なお食事をお届けするため、「すべてを、お客様のために」の方針のもと最善を尽くしてまいります。』これは胡散臭く見えてしまう。むしろ口からでたらめだ。その理由から揚げる。

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マクドナルドのミス

  • 7月21日 中国の工場で問題が起きて一次マクドナルドのチキンナゲット販売停止
  • 7月22日以降 該当の工場以外の製品に切り替えた
  • 7月25日以降:数日たったら中国産全部禁止
  • タイ産のみに切りかえた

産地だけ変える対応をとっており、監視がまともにできていなかったという問題点は脇において販売を継続している。飲食業として品質と安全性が確認できていないはずなのに業者を変えたり国を変えたら安全だというマクドナルドの主張が果たしてまかり通るのだろうか?
数日間販売していたチキンも危険だったのでは?という不信感。
タイ産でも危険なのでは?という不安が残る。
マクドナルドは本来であれば全てのチキンを停止すべきだったのに
その対応を取らなかったために、マクドナルドという会社のイメージが全て=怪しい会社になってしまったといえる。
消費者の安全よりも売り上げの数字を第一にする会社にしか見えないのが現状だ。

問題点を挙げる。

  • 会社ぐるみで行われていた期限切れ肉の再利用。
    入荷⇒生産⇒廃棄⇒という段階で会社が数字をごまかさない限り、廃棄肉を混ぜるということは不可能なわけであり、会社も結構大きな規模の工場であるため、余波は相当デカイ規模になった。
    この問題を事前に見つけることが出来なかったマクドナルド。
    アメリカのマクドナルドCEOの発言に欺かれた」という発言があったが1990年代初頭から該当の業者を利用していたものが、今まで気づけなかったことは致命的な材料だろう。
  • 変色した肉も使われていたとされる。
    中国での食品事情は水から野菜肉類まで色々と汚染などが取りざたされているため、危険なことはたた報道されていたが、まさか海外に輸出されている製品にまで及んでいたことは致命的な事実となった。これは従来マクドナルドが国際基準の品質を謳っていたことを根底から揺るがす事実になった。今後マクドナルドが主張する品質は、いくらでもごまかしているのでは?という印象が持たれる裏づけにまでなってしまいかねない。
  • 中の人の言い訳が在るにはある。
    中国版twitter(類似サービス)で、働いていたスタッフが日本向けの製品は品質は良いものを使っていたとされているが、信憑性はゼロだ。デマだとかステマ的な可能性も否定できない。中国というくにはインターネットは監視社会でtwitterにつなぐことも普通は出来ない情報統制社会なので信用できる情報は皆無
  • 中国のテレビ局の姿勢
    今回の事件で中国のテレビでは、「外資系企業が品質管理をきちんと行っていないためこういう事件が起きた」と棚に上げて外資を叩くコメントが放映されていた。このことは、中国産がどれほど危険であるかということを裏返して現しているとも取れる。
    今回の出来事でマクドナルド以外の外資系企業で中国で生産している食品に対するイメージは失墜した。
  • マクドナルドの公式ツイート

    今回の事件で重要なのは、マクドナルドは生産現場の品質管理をきちんと出来ていないということである。このことはどこの国で作っていても現場に問題があってもマクドナルドはキヅカナイということを現している。

    マクドナルドの対応

    該当工場の肉は停止 他の工場の肉は販売継続 ⇒その他の中国産チキンとタイ産のみ販売⇒
    タイ産なら安全という保障はどこにも発表されていないのだが?
    生産工場を変えれば問題ないと考えるマクドナルドと言う会社がオカシイ。何故他の工場なら問題ないと言い切れるのだろうか?中国だけが特殊な監視現場になっていたりしたのかどうかは発表されていない。

    普通の会社なら一次営業停止して
    各製品の製造ルートを洗って
    各商品の問題が無いか直近のデータや現物を精査した上で
    安全が改めて確認できた工場の製品だけ販売するべきだろう。
    これを一切やらなかったマクドナルドは危険だ。
    同様のことが起きるリスクはまだ残っている。

    全て製造・加工会社と、監視などをする会社(これも年に一回の抜き打ちだけらしい)に委ねているのが現状でマクドナルドは現場の監視すら行っていない。

    自分が販売する料理が安全かどうかを1年に一回しか検査せず、それすらも他人任せの料理を誰が食べるのでしょうか?
    安心・安全を謳っているのであれば自社で責任をもって全うすべきはずだと思うのだが。

     【上海時事】中国・上海の食品会社「上海福喜食品」が期限切れ肉を供給していた問題で、上海市の食品薬品監督管理局と公安局の合同捜査チームは26日、同社が返品された食品の生産日表示と包装を替えて再販売していたことが新たに分かったと発表した。

    返品された肉(ナゲット)を日付を変えて再出荷するとか、肉でこれを行うとかもう鬼畜の領域ですよね。或いは、ここで製造されたナゲットは特殊な腐っても腹を壊さないような物体に変わっていたのでしょうか?

    中国の「上海福喜食品」マックが「高品質」保証

    2014年7月26日(土)
    赤旗の記事より。

     使用期限切れ肉や不衛生な加工が問題になった中国の食品会社「上海福喜食品」の親会社は、マクドナルドが中国国内での品質や衛生管理などの監視を任せる“一流”の企業だったことが25日までに分かりました。
    http://www.jcp.or.jp/akahata/aik14/2014-07-26/2014072615_01_1.html

    ここで指し示している“一流”が何の一流なのかはわからないが中国の肉加工業者は欺くのも一流だったという感じにしか見えない。

    「中国の養鶏場などを監視する日本人担当者は常駐していますか?」と尋ねたのに対し、「マクドナルドのグローバル基準により認証を受けた製造業者である『Husi Food Company』が、マクドナルドの品質及び衛生の管理にかかわる基準に基づき中国の養鶏場や食鳥処理場に対して監視しています」と答えていました。

    これは実質マクドナルドには、直接監視していないということを明かしている。
    マクドナルドはいつも国際基準の品質といった内容を多々使うがこの国際基準がどういうものなのかは明確に提示していないので安心して食べることが出来ない要素でもある。

    最近食べたマクドナルドのバーガーの動画

    最近はチキンは2012年12月の問題以降避けていたが、今では牛肉ですら品質や安全が疑問視してしまう水準だろう。今後マクドナルドでバーガー類を食べることがリスクに思えてならない。
    問題が起きたマズさと、マクドナルドの対応のまずさ。マクドナルドの保障を取らないという姿勢。危機管理能力の無さ。これらが明るみに為ったといえる事件であり、さすがに子供に与えても良いファーストフードだとは断言ができない会社だ。

    今後できる自衛策

    中国産の食品を避けるための自衛策で何が考えられるか?
    加工肉を使っている食品は食べるべきではない。
    中国産チキンは販売されていないかもしれないが、冷凍肉などで産地がわかりにくいものは避けるべき。
    加工食品も避けるべき。冷凍食品系統も極力さけるべきだ。コンビに弁当や弁当屋の弁当や惣菜もハイリスクである。
    外食産業のメニューで中には産地を明らかにしていない飲食店も多い。産地がホームページなどで掲載していない会社では食べないほうが良い。

    動画

    2014/07/22
    日本マクドナルドの人気商品チキンナゲットの一部で、期限切れの鶏肉が使われた疑いが­あることがわかった。

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