ピーマンは、トウガラシ属の野菜または香辛料。
日本では一般的には野菜として食べられており炒め物の具として定番です。
ピーマン の栄養成分とカロリー・糖質などの紹介です。
苦みが強い種類や、甘味が強い種類のピーマンが存在しています。
原産地は熱帯アメリカとされていますが世界で広く育てられている野菜。
ピーマンの類似食材に色付きで大きめの品種であるパプリカが存在している。
ピーマン パプリカ違い
ナス科のトウガラシ属の野菜であるピーマンとパプリカ
ピーマンは外側の実は薄く皮のような厚みしかありません。ピーマンが熟した物はカラーピーマンと呼ばれており見た目はパプリカと似ています。しかし栄養価も実の特徴もパプリカとは異なります。
パプリカは過熱が長い調理をすると栄養素が壊れてしまうためあまり加熱せずとも甘味が有り食べれるため栄養摂取しやすいことがメリットです。
栄養成分表示
栄養素 | 内容量 |
---|---|
エネルギー(カロリー) | 22kcal |
たんぱく質 | 0.9g |
脂質 | 0.2g |
炭水化物 | 5.1g |
食物繊維 | 2.3g |
ナトリウム | 1mg |
カリウム | 190mg |
ビタミンB1 | 0.03 mg |
ビタミンB2 | 0.03 mg |
カルシウム | 11mg |
参照データ:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=6_06245_7
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl
カロリーは22キロカロリーと少な目。
ピーマンの栄養価を直で摂取したい場合には、生のままカットしてサラダなどに料理の上で食べれば栄養素をじかに摂取可能です。
ピーマンの糖質量は、炭水化物5.1gで2.3ですから糖質は2.8gと少な目です。
後述しますが、カリウムは種子やワタの部分に多く含まれています。
ピーマンの特徴
- ピーマンの旬
- 6月~8月がピーマンの旬ですがこれは普通に栽培されているものに限ります。
ハウス栽培の物は通年採れることから旬は特にありません。 - 料理方法
- ピーマンは大抵の品は生食にはむいていない為加熱して調理する。
- ピザの具には輪っかにカットしてよく使われる。
- 炒め物の具として刻んだピーマンを使う
- 肉を詰めたハンバーグの皮等
- ポイント
- 子供が苦手な野菜の定番のピーマンですが品種改良も進んでおり甘味が強いピーマンも沢山販売されています。
基本的には苦みが嫌いでも適切に熱を通せばピーマンもそれなりに美味しく食べることが出来ます。(加熱しすぎると栄養価が破壊されるというデメリットは存在します。)
動画
見直されるピーマンのワタの栄養価
ピーマンの中のわた(種の部分)は苦みが有るという先入観や食べ心地が良くなさそうだからと、古い料理の先入観から捨てることが多い。
従来は食材にするのは外の皮の部分だけでした。
しかしながらこのピーマンのワタにはカリウムが多く含まれており栄養価が高いことから美容に良いとされている。
ピラジンが含まれている為、血液サラサラ効果が期待できる。
ピーマンのワタは、食べても意外と美味しい事。
ただし注意点としてはピーマンの中の実が黒ずんでいたりヘタの部分は利用しない事。
少しでも素材に違和感を感じたら食べずに捨てる程度でキレイなピーマンのワタであれば料理に使う程度でよいでしょう。
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