ロシアによる、ウクライナをきっかけとする 世界的に起きた燃料高と原料高、で様々食品が値上がりしていますが、これが原因でラーメン1杯千円時代もくるか?という問題について
ニュース記事
麺、スープにチャーシューなどのトッピング…。町のラーメン店にも今、値上げの波が押し寄せ、ラーメン店の店主は「今までこんなことはなかった」と困惑しています。食材の業者やラーメン店が直面する、価格高騰の現状を取材しました。
https://news.ntv.co.jp/category/economy/97061828bf654e57a0f7a6047d9019a9
取材されている店舗は、「らーめんバリ男 岩崎誠店主」
モヤシも麺も脂も値上がりしているという。
- 背脂が30%値上
- 豚肉のチャーシューは10%アップ。
- スープに使う骨とモヤシは10%、
- 麺 7%
らーめんバリ男について
呼び戻しと呼ばれる久留米ラーメンの手法で、開店当初より継ぎ足しながら守り続けてきた、バリ男の『命』であるスープ。
らーめん バリ男 BARIO http://www.bario.co.jp/
らーめんバリ男は、二郎インスパイアの店だ。
値上げ要素
- 麺
- 圧倒的に麺の価格高騰は小麦が値上がりの一途なので、スーパーなどで市販されている小麦製品も軒並み値上げの様相なので値上がりは避けられない。小麦粉は殆どが外国からの輸入に頼っている為上がる一途。海外からの輸入コストでも運賃があがっていることも値上げ要因。製麺所の燃料費の運用コストも増加しているでしょうし。
- スープの原料
- 豚骨や鶏ガラなどがラーメンのスープの原料ですが、穀物を飼料として餌で与えている為中長期てきに見ても価格上昇はさけられないだろう。鶏は国産の鶏ガラつかっていても原料の餌の値上がりは当然あるわけですから、豚同様高くなる気がする。国産の飼育だと「飛騨牛ピンチ、飼料高騰で農家悲鳴」という報道もありましたから。
- チャーシュー
- ラーメンの具であるチャーシューは煮た豚肉が殆どですが、これも当然スープ同様値上げは起きる。
- もやし
- 安定供給されているモヤシですが、生産者の意見に元々モヤシの値段は実売価格が安すぎという声がある。これは世の中の値上げ以前に実質的には値上がりすべきだろう。
- 脂・油
- ラードも豚が原料なので値上げの一途。先日、家系ラーメン店の鶏油(チーユ)不足が問題化し、油マシを中止するといったことが報じられていましたが、ラードは鶏よりは採れる率は高いですが、良質な高めの背脂使っていたラーメン店は痛いでしょう。
吉野家の牛丼並盛が426円に値上げにみる業績の傾向と外食の動向。
光熱費の値上がり
光熱費も値上がりの一途。電気代は17カ月連続で値上がりしていると報じられた。ガス台も値上がりし続けている。スープを店舗内で炊いている店はキツイだろうな。
思う事。
原材料などの値上げということから1杯の値上がりするというのは悲しいですね。これが単に人件費の為に値上げという事なら、給料が上がることは良い事なので歓迎すべきでしょうけど。原料高によって値上げしたラーメンの価格はそれが当たり前になったら今度は原料費が安価におちついても値下げは中々起きないだろうし。(この辺りは近隣他店の動向しだいでしょうけども)
海外と比較するアホ
日本では、およそ約30年間一般庶民の給料は殆ど上がっていない為、ワンコインランチブームは結構長い事存在している。それに対してラーメン1杯が海外と同じように値付けできるはずがないということを理解できない大人がいるようだ。
※ラーメン一杯の価格が海外の主要都市では2000円が当たり前とか言っているポンコツな人は頭がオカシイとしかいえないのでちょっとイラっとくるのでした。「ここは日本だ」ということを理解すらしていないポンコツばっか。ラーメン店の競合は近隣の牛丼チェーンとかコンビニ・町の弁当屋などだったりするのでラーメンだけが値上げしたら速攻でつぶれるだろうに。現実の物価という価値観抜きで絵空事をさも当然のように実名で書き込める人って恥ずかしくないんですかね。日本人の賃金が過去30年間以上において上がっていない事すら考えることができない無知な人たちなんでしょうけども。なんで毎回その都度海外と比較するんですかね?
人口減少と少子化、雇用形態は、非正規雇用が当たり前に浸透し拡大しつづけてきた日本と、派遣社員がかなり制限されている海外と一々比較する輩は狂気としか思えない。
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