魚介類のなかでも冬に鍋の具として代表格のカニの栄養成分とカロリー・糖質・旬などの紹介です。
漢字では「蟹」。英語は「crab」のこと。
甲殻類のカニは、箕が起き鋳物が食用にされることが多く単価は高い。
北海道や北陸で取れるものがメインである。冷凍品には輸入物も多い。
seafood-nutritional-information-and-calories-2
栄養成分表示
栄養素 | 内容量 |
---|---|
エネルギー(カロリー) | 63kcal |
たんぱく質 | 13.9g |
脂質 | 0.4g |
炭水化物 | 0.1g |
食物繊維 | 0g |
ナトリウム | 310mg |
カリウム | 310mg |
ビタミンB1 | 0.24mg |
ビタミンB2 | 0.60mg |
カルシウム | 90mg |
参照データ:https://fooddb.mext.go.jp/details/details.pl?ITEM_NO=10_10335_7
https://fooddb.mext.go.jp/index.pl
炭水化物と脂質はほぼゼロ(糖質ゼロ)
- ビタミンE・カルウム・マグネシウム・亜鉛が豊富
- みそに含まれるグリコーゲンが脂肪燃焼効果を促進してくれるため、ダイエットに適した食材です。
- 赤い色素はアスタキサンチン⇒コレステロール排出に効果
- 殻に多く含まれている「キチン」不溶性食物繊維⇒有害物質排出効果
キチンはエビやカニに含まれている成分です。キチンやキトサンは、免疫細胞を活性化させることで免疫効果を高めてくれ自然治癒力の効果アップに。
ガンを防ぐ手助けをする成分が含まれているとも考えられています。
この成分は、甲殻類の殻の中に多く含まれている成分であるためサプリメントなどで摂取する人が多いのも特徴です。
コレスケアキトサン青汁(大正製薬)
キトサンが、コレステロールから作られる胆汁酸を吸着排出してくれる働き。
カニの特徴
- 肉が柔らかく美味であることから、世界中で広く食べられているカニは高級な料理として扱われることが多い。
- 旬
- カニの旬は、国内の物は冬から春先11月~3月頃。
水揚げされる地域や種類でも旬は微妙に異なる。
選び方:見た目がきれいな物。関節が黒ずんでいないものを選ぶ事。 - 料理方法
-
- 茹でて剥き身を食べる。
- 焼きで食べることも可能
- 鍋物の具として・カニ鍋・しゃぶしゃぶ。
- 加工品:カニ缶など
カニ料理の通販について (蟹)|鍋料理など
寄生虫がいる可能性が有る為生食でない限りはしっかりと火を通す事が肝心です - ポイント
- 販売されているカニは茹でか冷凍物が殆ど。茹では買った日に食べきることをお勧めします。
活カニは、茹でるときには足が折れるとうま味が逃げるため足を縛って茹でる事
生食用のみ生で食べることが可能。他は加熱して食べる。
カニにはプリン体が多く含まれている食材なので気になる人は割けた方が良い食材です。
カニの種類
名称 | 特徴 |
ズワイガニ | 見た目はタラバガニと似ている。 ズワイガニは足が八本に対してタラバガニは6本 みそは食べれます。毛ガニ同様美味 |
タラバガニ | 足が他のカニよりも一本少なくヤドカリに近いとされています。 アブラガニが、タラバガニとして販売されていることも有ります。 カニ缶の原料に使われるは一般的にはタラバガニです。 タラバガニのみそは食べれなくは無いのですが美味しくは無い。鮮度が良くないと臭みが強い。 |
カニの王様と言われる蟹
毛ガニ | みそにはグリコーゲンが多く含まれていて脂肪燃焼に効果的です。 |
甘味が強く柔らかい肉質。
カニの特徴
かには、真ん中で割っても左右対称の形
しかしタラバガニは左右異なる形をしているためカニではなくヤドカリの仲間とされる。タラバガニの種類にもアブラガニ・ハナサキガニ・イバラガニと複数いる。イバラガニは日本近海に生息する体長が1m近くにもなる種類。
動画
一般的なカニ風味のかまぼこにはカニは含まれていない。ただし上記の商品にはカニが含まれているとして販売されている製品だ。※ズワイガニ肉使用と記載されている。
カニに関すること
カニには食物アレルギーとして該当する可能性も有ります。発症年齢は、学童期から成人まで。耐性は寛解しにくく改善は困難。食物性依存症運動誘発アナフィラキシー(FDEIA)
カニの名前の由来
蟹という文字は中国で肢体がバラバラになる意味。
日本語では「かに」は「殻」の”か”と、”に”は赤い意味を指すとされている。
カニの産地
かには、海の中を歩いて移動するため、日本で取れたカニとロシアで取れるカニに差は無い。近海で生息していない筈の遠方のカニが来ていることも有る。
領海すら大きく移動する水産資源であり、国家間でも火花を散らす要素になる。
日本国内で流通するカニの量
日本でカニの流通が最大規模なのは築地市場ですがカニに関しては市場を通さずにそれ以外の場所で流通している品の方が多数であることが存在しており流通量は不透明です。
割安なカニの大衆化は、輸入物のカニが増えたことで手軽にカニが食べれるようになったといえる。
カニ関連記事
北海道といえばカニ&すし。『カニ・すし・ジンギスカン』
甲殻類では「エビ」も人気は高いし安いためよく食べられている食材です。
エビの栄養成分とカロリー・糖質・旬など|魚介類
コメント