自宅で二郎系っぽいラーメンが作れそうな、日清食品 行列のできる店のラーメン 最強のラーメン 背脂豚骨醤油2人前。二郎系イメージのパッケージは賭けでしかないと思っていたけど気になったので、買ってみた。
二郎系で小麦ブラン使用というのは耳にしないですし、なんか根本的に違くないか?という感じ。ただし即席めん系の二郎系ラーメンよりはまともな出来だと思います。
動画
値段
メーカーの希望小売価格は500円。オーケーの販売価格が、税別410円。-3%引きの12円マイナスで398円。税込み価格で430円程度。1食当たり訳250円程度。1人前で横型カップ麺程度の値段となる。モヤシ1袋を28円も買っても1食当たり300円程度で作れる。
先に言っておくと、この商品単体で食べることはお勧めできない。せめてモヤシだけは用意すること必須です。
合わせて買ったもの:税別価格
- 国産豚肩ブロック425円
- 緑豆もやし 28円
- 花椒12g(S&B)148円
- ミル付きブラックペッパー15g(S&B)220円
自宅の調味料が乏しいのでこの際に少し補充した。
調理方法
- 麺の茹で時間6分程度。その後ザルに上げるという仕様
- スープは熱湯250mlで溶かす。
- 背脂は後入れ。
スープ溶かす熱湯の量が一般的な生めんのスープよりも少ないことに気を付けるべきです。
食べた感想
モヤシは半分程度使用の約125g使った。(麺量がスープに対して結構多い比率なので盛りつける野菜量に注意。)スープ作りの前に先に丼にモヤシ突っ込んでティファールのケトルで沸かした熱湯ぶっかけて放置して茹で上げておく。ザルで水分切ってから別皿に上げておく。スープを丼で作り、ラーメンが仕上がり次第モヤシと他の具を乗せるだけ。
- 麺
- 麺は、つけ麺の達人 究極のつけ麺 特濃豚骨魚介よりも細めの太麺という感じ。スープ有のラーメンとしてこの麺量は結構多く茹で後のボリュームが気になってしまう。麺量だけでも普通サイズの丼にいれるの恐る恐るなのに、モヤシとスープも一緒に入れるのがおっかない量。丼は小さいやつだとまずスープがこぼれるだろう。熱いしやけどにも要注意。6分間の湯で後もそこそこ硬めで市販のラーメンにしては多くスープの熱湯量少ないのに丼がほぼ満タン。食べても麺は味というよりもわき役っぽい味。麺はセブンイレブンの中華蕎麦とみ田監修 三代目豚ラーメンよりもワシワシ感が弱い印象。「最強のラーメン 背脂豚骨醤油」もゆで加減によってはきちんと硬めで仕上がるんですけどなんか二郎系とまでいかない出来になってしまう。
- スープ
- スープダレは黒っぽさが濃い。舐めてみると醤油感はしっかり。熱湯で溶くとやや濁りが有るスープで清湯というよりも、少し乳化したような出来あがり。250mlと一般的な生めんよりも熱湯量は少なめなことにも注意すべき。塩分は強すぎない。豚骨っぽさよりも醤油の味が強め。スープの味の強みが弱い。動物系が足りないせいなのかは不明。ニンニク感も弱めに感じた。ニンニクマニアは別途ニンニクと背脂が欲しくなる。店舗の二郎系と比較したら圧倒的にスープの存在が弱い。背脂の存在もイマイチぱっとせず存在感はスープの味の濃さだけであり背脂固有の旨味は弱くなんとも言えない悲しさは残る。麺の印象もスープの味よりも具を追加した後で麺が付け合わせ的な構成になってしまうため麺に味を期待するのも無駄。この麺は小麦の旨味がどうこうなどと語れる種類ではない感じの物。まずくは無く、適度に伸びない麺なのでその点は評価しますけど、旨味という点では欠ける。スープはモヤシ入れたことで薄くなるのですかね。どうしても序盤の味の濃さは終盤には薄く感じるのでニンニクやスパイスで適宜補強しないと味がボケてくる。店舗の二郎系と比較しても油と、ニンニク成分とスープの味の強みはどうしてもライトに感じてしまう平均化された味という印象。極端に尖ってはいない。
- 具
- この商品に具は付いていないので、モヤシ買っておくことは欠かせない。豚チャーシューは、ありものがあればという程度で使うか否か。メンマやネギ・フライドガーリックがあっても良いと思えた。
行列のできる店のラーメン 最強のラーメン 背脂豚骨醤油を単品で1人前の材料だけで追加具材の野菜類無しで作って食べるのは、地雷踏みに行くのと同義。スープに物足りなさを感じるので、おろしたてのニンニクが欲しいな。醤油ダレは自前で作ってる人とかまずまず否でしょうし。香辛料などの調味料も欠かせない気がする。※ある程度要素を満たせばそれなりに店舗の二郎系に近く再現できそうですが、割とオプション用意する手間も多い。
モヤシは有った方が絶対に良い。この麺とスープだけでは絶対に「ラーメン」として物足りなさが有るはず。食べる具として、この麺はワシワシ麺とも言えない微妙な硬めの太麺だけだと食べきるのは正直つらいかも。もやし入れることであっさり食べきれる。
食べる際に七味使用。黒胡椒と、花椒は結局使わなかった。行列のできる店のラーメン 最強のラーメン 背脂豚骨醤油のスープと脂があればモヤシ結構食べれる気がした。
2食目
1回目よりも熱湯若干少な目で作ったはずなんですけど、スープ味は濃いけど旨味は弱い。
背脂 熱湯で溶かしきれていないと白いクリーム状で出てくるので萎える。
麺はヤワ目に仕上がったため前回よりも印象がマイナス。
なんか麺とスープが初回よりもさらにイマイチに感じる。このブレ幅の原因も謎。恐らく麺のゆで加減とスープの温め方などの差異でしょうけど。※1度目と2度目で乗せた具量に大した違いは無い。麺容量はつけ麺の達人 究極のつけ麺 特濃豚骨魚介と同量の200gと考えたら、モヤシつけた「最強のラーメン 背脂豚骨醤油」の方が味に飽きが来るのは必然か。中々悩ましい所ですがもっとスープにパンチが利いていてほしい。
やはりこれは付随で香辛料や野菜などつけ足さないと単体ではイマイチな仕上がりになる感じがする。下手なカップ麺とか袋麺よりはマシなんですけどね…。作り方に左右されてしまう麺商品としてはややブレ幅が大きい感じが拭えないのでした。
エス&ビー食品の「にんにく背脂」で味を適時 調節してみたいな。(一度近隣のスーパーで見かけた気がしたのですが、買おうと思って探してみると全く見かけなくなってしまった。)
栄養成分表示
栄養素 | 内容量 |
---|---|
エネルギー | 881kcal |
たんぱく質 | 23.5g |
脂質 | 36.0g |
炭水化物 | 115.7g |
食塩相当量 | 11.8g |
(めん) | 4.0g |
(スープ) | 7.8g |
炭水化物115.7gは、麺量同じでも同社のつけ麺の120gよりは少ない。
食塩相当量が11.8gと極端に他の自宅で食べれる麺類の中で食塩は多い数値。最近1食当たり10g越えの食塩見かけたことが無かったので逆に珍しい。二郎系な濃いめのスープなので仕方ないですが食塩過多に気を付けている人は要注意。※成人1人の食塩接種目安は7.5g未満です。二郎系ラーメンを頻繁に食べることによる健康への悪さは目に見えている。
原材料名
「めん」小麦粉(国内製造)、小麦外皮、食塩/酒精、加工でん粉、pH調整剤、かんすい、焼成Ca、リン酸Ca、リン酸塩(Na)、クチナシ色素、(一部に小麦・卵を含む)「添付調味料」しょうゆ、ポークエキス、ガーリックペースト、たん白加水分解物、チキンエキス、砂糖、食塩、香辛料/調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、増粘剤(キサンタンガム)、酸味料、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)「背脂入り特製油」豚脂、ポーク調味油、チキン調味油/酒精、香料、酸化防止剤(ビタミンE)、(一部に小麦・大豆・鶏肉・豚肉を含む)
毎度のことですが、添加物てんこ盛りですね。一時期袋麺やカップ麺よりもチルド麺(冷蔵の生めん)が健康的にマシとか抜かしていた人がいましたけど、どっちもどっちですな。中食需要が増えていても自宅で食べる物の原料は、気にかけておいた方が良い気がしました。
公式サイト
行列のできる店のラーメン 最強のラーメン 背脂豚骨醤油2人前
小麦ブランを配合した大盛の超強ゴシ極太めんと濃厚な豚骨スープにたっぷりの背脂とニンニクを加えたガッツリ系スープ。背脂増しパック付き
通販
Amazonで『行列のできる店のラーメン 最強のラーメン 背脂豚骨醤油』検索する。Amazonには「フレッシュ」しか取り扱いが無い。楽天市場にも行列のできる店のラーメン」はヒットするのですが「最強のラーメン 背脂豚骨醤油」は無かった。⇒楽天市場で『行列のできる店のラーメン』検索する。
他 ↓ ☆4つだったので気になったもの。通販の生めんって平気で1食当たり1000円するのでラーメン屋で普通に食べたくなってしまう
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