ユッケ事件以降の様々な肉の食中毒事件で、色々な生肉の提供は禁止し続けられている日本ですが、ここにきて「レアステーキ」食べた女性が死亡という謎事例が報道されていた。
- 生肉は危険だという事。
- 肉はきちんと加熱処理すべき。
- レアで食べれる商品でも子供や年寄りにはリスクが高いという事。
報道
「レアステーキ」食べた女性が死亡 精肉店で購入 食中毒とみられる症状で 女性からはO157検出9/15(木) 17:33配信 関西テレビ
京都府によると、このレアステーキは、「ユッケ」のような状態で販売されていたということで、加熱などの処理が十分ではなかった可能性があるということです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/108614d2bd007e40ed836bc943b83423b1e2bc8f
要点
- 店舗
- 京都府宇治市の「MEAT & FRESH TAKAMI」
- 店の形態
- 精肉店
- 商品
- 先月22日から26日の間に「レアステーキ」と「ローストビーフ」
- 提供のされ方
- レアステーキは、「ユッケ」のような状態で販売されていた
- 食中毒の原因
- 腸管出血性大腸菌O157
仮に加熱した牛肉でもユッケとして販売するには、ユッケの加工調理に必要な申請が必要。しかし該当の店は届け出は行っていなかったようだ。
5日間で、客22人が食中毒の症状を訴えていたというのは何食この期間に売り上げがあったのか不明ですが、発症率はかなりの数だと思える。
飲食店で食中毒
レアステーキなどであれば食中毒は起きにくい筈ですが、今回の事例は恐らく調理台か包丁などが適切に管理されていなかったんだろうな。とにかく生ものを扱ううえで菌は目に見えないから迂闊な衛生管理だと簡単に感染する。生やけで提供することが前提である調理ならそれこそかなり厳しく運用されないといけないわけですが大手チェーン店とか厨房はアルバイトでも回せる仕組みづくりにしていってるし世の中安全は担保されないよなとつくづく思う。
牛肉はレアでも食べれるとは言っても、元々衛生状態がきちんと管理されていた肉というのが前提条件ですからね。常温で何時間も放置されていた肉などだとこの限りではないですし。
検査と実態の乖離
保健所の立ち入り検査も事前通知ありきで行われている為実態とはことなる運営が行われていたといったパターンも多々存在するわけで。どこぞの餃子チェーン店の事例があったことですし。性善説ありきなんだよな。
他の事業との比較
ラーメン店のレアチャーシューは鶏だけでなく豚でも怖い店は多い。このことはかなり以前からラーメン店主が再三言及していたのに大抵事故起こすのはチェーン展開するような店の出来事なので素人調理がハイリスクに感じる。※個人店はピンキリすぎるので割愛。牛肉だといきなりステーキに関するツイートで生で腹壊したとかいった物が検索すると見受けられるが、ハンバーグ注文して生とかで食うなよと思う。あれはいきなりステーキの仕組み理解していないし、店舗の提供方法の通知が徹底されていないよなぁとただ思うばかり
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