吉野家の牛丼並盛が426円に値上げにみる業績の傾向と外食の動向。

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吉野家牛丼並盛 斜め上から見た写真

吉野家で2021年10月29日の15時ごろから牛丼並盛が426円に値上げしたとのこと。他のサイズや、定食などのセットメニューも一定の品が値上げ。なぜ吉野家は急に値上げしたのか?
衆議院銀選挙日の直前の平日に値上げするというのもなんか釈然としないが今後どうなるやら。

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値上げ

ITmedia ビジネスオンライン

 牛丼の並盛は387円から426円に、特盛は706円から778円に、超特盛は805円から899円に、朝牛セット小盛は437円から481円にそれぞれ値上げする。

https://news.yahoo.co.jp/articles/fa0a5b36b95df33b124f0878d437a00112e4ae1f

牛丼並盛だけでなく、朝牛セット小盛ですら50円近い値上げ

少し前に8%から10%になった時にも実質値上がりしたわけで直近の今迄は税込み価格だと387円でしたが…。426円だと50円近い値上がり率だ。過去一番高い時期が一時期400円はありましたけど、実に20年~30年ぶり近い久しぶりの事です。
426円に値上げの発表が金曜日の午後3時に公開したというのも株価の影響きにしたんですかね?
超特盛は805円から899円とかもうなんというか、よくわからんですね。
これまた働き盛りの非正規雇用やサラリーマンの財布にも痛そうな値上げ報道だ。
数か月前に松屋プレ牛辞めて「牛めし」の価格を全国で値上げしたことのインパクトもあってなのだろうろか?その後の松屋の売り上げの方が気になってしまう。

牛丼食べたくなったら、千代田区民・秋葉原近辺が生活圏ならば、サンボにいけばボリュームと価格でコスパ的に良さそうですけど。牛丼専門サンボ 牛丼並500円|秋葉原

値上げの理由

今回の値上げの理由が牛肉の高騰化。原油談などの影響も。
この事に関しては人件費がとかいう問題ではないことが痛い。単に原料が値上がりしたからという必然的な値上がりだといえ今後は原料が安定して安くなったとしても値下がりする事は期待できない。(そもそも肉類は国際的な需要が右肩上がりなのだ。)
中国のアメリカ産牛の1頭買が牛肉の高騰化の要因なので恐らく長期的に見ても解消する材料は無いだろう。

牛丼チェーン店よりもコンビニ弁当の牛丼が高かったりする謎の価格 逆転現象もあったりするのですけどなんなんでしょうね?あと冷凍食品の牛丼の具もわりかし高い気がするのが謎要素だったりします。

競合との比較

吉野家とすき家の「牛丼並盛」に、37円の差がある意味 コロナ禍で明暗を分けた戦略を読み解く

すき家と吉野家の価格戦略
 次に価格戦略を見てみます。例えば牛丼の価格に関してですが、最もオーダー率が高い並盛で比較をすると、すき家は350円、吉野家は387円です。すき家の方が37円安くなっています。しかし、牛丼カテゴリーにおける並盛の全アイテムの平均単価を見てみると、すき家は508円、吉野家は490円となっており、すき家の方が18円高くなっています。

https://news.yahoo.co.jp/articles/c6139679a6dca1c71cbb507dfad886f3ca244030?page=2

メニュー数が豊富なことが強みとしているようですが、そこまで頻繁にすき家利用したい人もまずいない気がする。
最安メニューはすき家が安いが、平均的な価格帯だと、すき家の方が高いということ。これは店舗の売り上げデータとかでも比較しないとわからんですけどね。

2000年代中頃に一時期200円ラーメンなどが増えてたことがありましたけど、今では都内のラーメン店だと普通に味玉付けるだけで、1000円超えがあたりまえになってきましたからね…。反対に倒産も増えているようで。ラーメン店の倒産が過去最多になる見込み|ラーメン知識
この二十年飲食店だけでなく、すべての日本国民の賃金は増えていないのですけど物価と税金だけは右肩上がりに増えています。

雑感

スタグフレーション
景気後退している中で(背景は少子高齢化)、物価は高くなっている状態の事。

  • スタグネーション:景気後退のこと。
  • +

  • インフレ:物価が高くなること。反対のデフレは物価が安くなること。

早くて安いが売りだった牛丼のはずですがが、1杯500円近くなると利用者数はかなり減る気がすることが問題点。※コンビニ弁当は2021年時点で500円越えは珍しくないものの498円など未満でボリューム少な目で抑えているメニューも多い。
値段上げればよい物ではないという事例:てんやの天丼が、540円から⇒500円になっていた

日本人の貧乏化への一途

実質過去30年賃金そのままで、税金だけ上がり続けた日本ですから財布事情は牛丼1杯280円近くだったころよりも厳しい層が最も多いと考えられるのですが。
あとは弁当チェーンでも最近は500円超える弁当メニューが当たり前になってきている会社も多いですが少なからず500円未満の商品がないわけでもない。
吉野屋は牛丼並みが主力商品のはずですが、近ごろはメニュー数増やしていることが仇になっているのではとしか思えない。単にアメリカ産の牛肉高騰だけが致命的な問題ではない気がするんですけどね。

高齢者が異様に増えた

牛丼チェーンで高齢の夫婦とか一人の老人見かける頻度も年々増えてますからね。10年20年前と比較しても実態の客層も変わってきている気がしてしまう。
牛丼チェーン店で使えるデジタル決済サービス
正直吉野家のプリペイドカードも1-2回程度しかチャージしたことが無く、スマホのデジタル決済導入が最も遅かったのが吉野家でしたからね。自社クーポンのサービスとかの解説もアルバイトに行き届いてませんでしたし。

他食品も値上がり

他に値上がりが酷い物としてはホエイプロテインの高騰がホエイが中国の豚飼料につかわれるということで原料のホエイ(乳清)が、値上がりしているなどコロナの影響による畜産の復旧のダメージも今後1年は続くらしい。その後どうなるかは不透明ですが、安めのホエイプロテインが1kg2000円前半で変えていたものが今では平気で2700円とかしていますし。
マイプロテインに虫が沸く騒動はメーカー側の態度が理解不可能

消費税も値上げの一途。
牛丼だけでなく着実に飲食店での外食費は値上がりの一途ですし。
タバコも値上げばっかり+喫煙可能場所も減らされるばかり。飲食店での喫煙もかなり厳しいものとなったりしているし。
生活は苦しくなる一途ですね。

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