村田マリがシンガポールに移住した理由とは?という記事がカチンと来る理由

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よくある海外にいくとそこの魅力ばかりに魅了されて日本は最悪だ!というパターンの記事は多いが、これは理屈ではなく感情が優先されすぎている気がする。これは欧米・欧州他の国に言った人のパターンでも似ている事は多い。
極端なところを揚げて、『日本は住みにくい国だ!」という人の発言は大抵他のマイナスの部分は直視していないで語られることが多いので、「ちょっとまて」と思う事が多い。
お前の目は節穴か?と

ひとまず金持ちであるからこそ出きることと、
一般人の年収では縁が無いこととを混同するのは良くない。

問題の記事

https://newspicks.com/news/651502/?more=trueこの記事見てカチンときた。
シンガポールが暮らしやすいと絶賛するのはいいがメイドの賃金やすくて良いという考え方は ちょっと頭にくる。
人件費が安いを魅力に揚げるのはよくない 現実そうであっても5年後10年後その比率だとは限らない。
この記事では5万円+保険などで10万円程度となっているが、これがシンガポールの賃金でどの程度の水準なのかも不明。
階級化社会の象徴にしか見えない。
そもそもシンガポールの国民は果たして同じ生活水準で暮らしているわけではなかろう。
海外から移住(国籍は移さず)ただ高収入で住んでいる人が恩恵として受けているサービスの一環でしかないと思うのだ。
5万円程度の賃金しかもらえないメイドの人は、この元記事の人と同等の暮らしをすることは出来ないわけだ。
経済格差で、恩恵を受けることを叩く必要はないが、安い賃金のところで製造したりするというのはどこの企業でも当たり前に行っているし、個人で行っても責めることは出来ない。
これは単純にある程度経済的に成功している人が見れる面であり、国際的な平均所得の人が、このサービス水準をシンガポールにいけば得られることではないことを忘れると騙されたと感じるだろう。
決してシンガポールが突出して賃金安く雇えるwwww という物ではないだろう。(日本よりは同じ仕事でも賃金の単価は安いのでしょうが)
別のサイトの記事でも以下のような現状が記されている。

  • シンガポールの富と影、出稼ぎ労働者の現状

    独立から20年、シンガポールの初代首相、リー・クアンユー(Lee Kuan Yew)氏は、外国からの投資を呼び寄せるために、自由主義経済を推進した。その試みは功を奏し、1990年代、シンガポールは金融と貿易の要衝となった。同国は現在、世界で最も生活レベルが高い国のひとつであるといえる。

     ほとんどの高層ビルは、1990年代に建てられた。同国では40階以上の建物が一般的である。またこの時期に、第三世界から世界で第3位の富裕国(一人当たりGDPにおいて)に変身も遂げた。

    しかし、高層ビルが立ち並ぶ地域は、
    豊かな英国人などが占有し、
    インド人、中国人、マレーシア人、フィリピン人、スリランカ人、
    およびシンガポールの労働者階級は、借家や湾岸部のスラムで暮らしている。

    http://jp.ibtimes.com/articles/52977/20140106/416087.htm

  • 正直移民や出稼ぎ(外国人)で成り立っている国はいつか天井にぶち当たる。アメリカのように歴史があればまだしもシンガホールの発展はここ20年の話だ。
    人口の内訳から、果たして物価差・賃金差の問題点に焦点を当てないでシンガポールは良い国というのは考えが足りない。海外からの移民による安い人件費で運営されている国家が旨く今後も回り続けれるとは考えにくい。

    シンガポールと同等にするには、日本でも格差が広がらないといけないことが前提にある。そこまでして果たして誰が喜ぶのかというと高収入な世帯だけだろう。結果学校教育などの場で良い環境ができるわけがない。或いは学校も私立だとかで差別化を図るのも無理がある。
    日本で再現するにしても勝ち組・負け組みが歴然とすることになる。
    総一億中流社会というものが壊れて結構絶ちますが、少子化対策以前に高齢化の方が声がでかいから日本が住みやすいようになることは期待できない。ただでさえ日本国民はブラック企業に酷使されているのに労働者人口の幸福度も低そうなので色々軋みは大きい。
    日本にもホームレスが居たり、野宿して過ごす人は結構いる。
    『子供の福祉優先すべきだ!』というのは理解できなくはないが、日本の場合は福祉や政治が混沌としている点が多く子育てだけで他を切り捨てるのは問題があると思う。(パチンコの3点換金を規制してからカジノは進めろという流れになっていますし)

    シンガポールでこれが問題になっていないのは、基本海外からの移民や物資は全て輸入に依存していることが大きいだろう。シンガポールだけで考えることはそもそも土台が無理だ。日本で今の状態で海外移民に依存したら色々と破綻すると思う。

    労働者が足りなくて日本でも海外からの労働者に依存しようと画策しているようだがこうなったら現代でも職業研修生が凶悪な事件を引き起こしていたりするので今後の治安やトラブル発生率は国土の面積から考えてもシンガポールの比ではなくなるだろう。


    なぜ? シンガポールは成功し続けることができるのか

    シンガポールのデメリット

    常に夏という気候で暮らしやすいエリアだとは思うが、デメリットもある

  • シンガホールは徴兵制もある国だ。
  • 国土面積も小さい(東京23区程度の大きさ)。これでは水資源は大丈夫なのか疑問。(現代の海水のろ過技術では極端なろ過は出来ない)ひとたび紛争に巻き込まれたら食料自給率も心配なものだが。外資はとっとと逃げるだろうし。
  • 移民問題も多い
  • 永住するには不向きな点もあるとは思う。⇒国籍を移すほどの魅力はない。
  • そもそも一般的な日本人がシンガポールに移住するぞとなっても英語力のハードルがあるため、必然とあきらめる。
    この手の意識高め目線の記事は何故か平均所得以下の人を煽っている印象がするのは何故だろうか。
    旅行者(お客さん)として訪問した先のサービスが魅力的だからといって悪い面が見えることはあるのだろうが自国をディするのは変。
    近所の食堂屋と高級料理店の味を比較するようなもの。
    日本とシンガポールの文化を比べて問題点を挙げるのはいいが、簡単に変化したり、シンガポールが万全というものでは無いからだ。

    そもそもシンガポールと日本では主旨が異なる。
    シンガポールは外国人の訪問が、より良くあるようにしているという面が強い。別に日本は外資に対して積極的な政策は行っていない。

    例えば移民などによる問題も先日話題になっていた気がする。

    英語が第一言語で知識てきに恵まれた教育が可能だったり、人種が色々や社会が住みやい国だったからといって必ずしも成功できたり、幸せになれるとは限らないことに気づいていないことも問題としては根底にある気がする。より良い生活を追及するのはわかるが、ただ今回の元記事のシンガポール勝算はちょっと不気味に感じることが多かった。

    そもそもシンガポールの成り立ちが、経済に関しても、外国に依存して市場価値を高くしていることが目に付き、
    スイスなども徴兵制度があったりとこの手の小規模な国が何かで突出している場合はイマイチ魅力に感じられない面は大きい。


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    なぜ? シンガポールは成功し続けることができるのか

    約50年前、東南アジアに1つの国が誕生した。
    マレーシアから分離独立した“シンガポール”である。
    だが、シンガポールは、自ら望んでその独立を果たした訳ではない。
    資源も、産業も、軍事力も、人材も、土地も、何もないシンガポールは、マレーシアから追放される形で、無理やり独立させられてしまったのだ。
    東京23区よりも少し広い程度のこの小国の前途は、余りにも多難に見えた。

  • メーカー: 峯山 政宏
  • 出版社: 彩図社
  • 発行日:2014-02-24

  • なぜ? シンガポールは成功し続けることができるのか

    人件費は高騰する

    現に日本だって誰も介護や土建をやろうとしないから人材不足が発生している。
    すき家のブラックの実態を発生させたのは賃金が安いからだ。深夜勤務で時給1500円という報酬しか与えないのであれば、望んで刷る人は居ないことにきづかない様子だが、結果全国で1000店を超える深夜営業停止になっていたりする。

    賃金が安く つまらない仕事はそのうち破綻する。すき家のバカッター投稿が2014年現在でも相次いでいることからも、程度はしれる。人件費抑えすぎた反動がどうなるのかは見て取れる。賃金の高騰化は企業としては無理だとした場合に低い賃金で人が雇えないとその事業は終わる。

    中国ですら世界の工場として拡大してきたがここ数年賃金アップの一斉デモなどで、不満爆発させている(政治的な面も多く見えますが)
    いつまでも賃金が安いままでは当然いられない。経済が発展していくと、天井を打つ。
    キツイ仕事を、移民に頼ろうとする愚策も、大抵移民問題が爆発して耐えられなくなる。

    向上などの仕事は別の人件費が安いところ(国)に移っていっていることからも結局人件費は、安いところから使うという 仕組みはわからなくはない。

    ただしその先にあったのはマクドナルドの期限切れ肉に行き着くのだろうと思う。
    何でも材料費や、人件費などのコストが『安いのが魅力」という考えは破綻する。
    無理があるものは、絶対に持たないからだ。

    国家間の通貨の差で利益を得る手法は為替や通貨価値でも変わるので比較のしようがない。たまたま日本円とシンガポールの物価(人件費)がよかっただけの副産物だろう。
    まだ所得に対する税率の魅力語られた方が納得できる。

  • 本荘修二「明日をつくる女性起業家」 2014年01月14日(火)

    代表取締役CEO・村田マリ
    1978年岐阜県生まれ。岐阜、千葉、東京、名古屋で育つ。早稲田大学文学部を卒業後、サイバーエージェント株式会社に入社し、6つの新規事業開発に参画。2005年3月コントロールプラス株式会社を設立し、ウェブ制作事業を開始。2009年にソーシャルゲームへと事業転換を成功させ、2012年にgumiに売却後、シンガポールに移住。このほど、家と暮らしのオンライン・メディア「iemo」をオープンし、2013年12月にiemo株式会社を設立。
    http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38045

  • gumiに事業売却した女性起業家の次なる挑戦は「住」がテーマのまとめサイト 2013年12月18日
    http://jp.techcrunch.com/2013/12/18/iemo-launch/
  • 本人の公式サイト?
    村田マリ
    http://muramari.com/
  • まぁなんというか、カチンと来る。海外旅行にいったり、留学したり、要するにお客として行った先の対応などが良かったからと言ってその国を全肯定するのはいただけないし裏があることはいうまでもないことの筈だが。

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