焼きそばについて｜麺料理｜知識

焼きそばとは、中華麺を蒸しあげて鉄板で味付けしながら炒める麺料理の事。味付はウスターソースが用いられる。具は豚肉・キャベツ・ニンジン・玉葱などの野菜が多い。類似の料理に焼きうどんが存在する。焼きそばは、決して蕎麦ではない点も注すべき点です。

焼きそば

焼きそばの特徴は、それだけで商売として成り立たないことが他の麺料理と大きくイメージが異なる。ラーメン店も、そば屋もうどん屋も麺料理メインで商売ができるが、焼きそば専門店はかなり少ない。皆無ではない。焼きそばの形態として、お好み焼屋やもんじゃ屋など鉄板調理が可能な飲食店、屋台の出店で売られるものなどが代表的。屋台のような小規模な商売ならもだしもお好み焼き屋などでサブメニューで販売することが多いのが特徴です。中華麺を使うのにラーメン店で焼きそばを取り扱ったところは見たことが無い。これは鉄板の有無と火力設備のハードルだ。あと焼きそばが安価な商品であることも大きい。※期間限定メニューは除く。一時期ラーメン店がスープで焼いたような限定メニューが存在した記憶がある。蒸して油でコーティングして炒めるという手間の違いが大きい。

麺

麺は細めんが一般的ですが静岡県の富士宮やきそばのように太めの中華麺を使うものも存在する。ラーメンのように極太麺の焼きそばは存在していない。

ソース

ソースもウスターソースやとんかつソースだけではなく、塩焼きそばや、あんかけ焼きそば、パスタ風のアレンジなど派生は幅広い。

具

豚バラ肉・キャベツ・もやし・ニンジン・玉葱、等。塩焼きそばや、具材にシーフード等アレンジのものも。

トッピング

あおさ(青粉)、紅ショウガ、目玉焼き、玉子焼き(オムそばなど)。

小売店の焼きそば

スーパーの弁当総菜コーナーでも出来合いの物が昔から販売されている。作り置きでも常温で保存性が他の麺料理よりも長い事が強いのだろう。

上海焼きそば｜オーケー

コンビニでも色んな種類の焼きそばが販売されている。

冷蔵 生焼きそば

静岡 富士宮やきそば｜シマダヤ(冷蔵麺)

生タイプの蒸された麺に油がふりかけられた状態で1人前ずつ梱包されて大体2~3人前セットで販売している商品。スーパーなどで100円程度で買える為、生のうどんと同等の価格帯です。自宅で焼きそばづくりと言えば、この冷蔵タイプの焼きそばが主流。3人前が安く多い為、5人家族でもホットプレートなどで6食分を一気にまとめて焼いて調理したりすることが可能で他の麺料理と比べると楽な点が便利。粉末ソースがついている商品が多いため別途用意するのは、お好みで野菜か肉程度というお手軽ども強い。

カップ焼きそば

カップ焼きそばは、焼きの工程がない為、焼きそばとは呼べないのですが、日清UFOやペヤングなど長い事親しまれてきた製品も多い。味の調整はかなり工夫がされているのだと考えられる。ラーメン類にもまぜそばが存在していますが、今だクオリティーの比較でカップ焼きそばには追い付けているとは感じない。
価格は100円程度から200円の価格帯が主流。カップラーメンよりも麺量が多いことが特徴の一つで空腹時にお腹を満たすのに適している。
かやくにキャベツが入っている。
ソースは液体タイプか粉末ソース又は両方がセットされていたりする。
商品によっては、ふりかけや海苔、天かす、マヨネーズが付いてくるものも有ったりする。
個性的な商品が多く存在している。

サッポロ一番オタフクお好みソース味焼きそば[カップ焼きそば]

焼きそばの派生

「そばめし」そばめしは兵庫県発祥のグルメ。鉄板の上で焼きそばを細かく刻んで、ご飯と一緒に炒めたもの。冷えたご飯と焼きそばを炒めて温めたことが始まり。

オタフクソース お好みソース 500ｇ通常版