ニッパチ(2月8月)は。儲からない?という言い伝えについて
2月と8月は売り上げが下がる。
意外と知られていないものですが、これは致命的に痛い。
これは日本の四季と行事が大きく左右する。
ニッパチに儲からない業種
- 飲食店
- 接客業(サービス業)
- 水商売等
これは中小規模の事業者にだけ当てはまる事例であり、大手や、人気がある行列店などに限ってはこの限りではない。
ニッパチと季節
1月よりも冷え込むことは少ないのですが
稀に二月が最も冷え込む日がある。
日数的にも2月は日にちが暦の上では少ない。
寒い日にわざわざ途中で飲み屋にいって飲んだりお腹を満たすよりも
さっさと深夜になって冷え込む前に帰って、家で食事は済ませたいのが実情なのだろう。
この前の月の1月の正月に出費が多くなることも原因と言える。
翌月の3月にも入学式・新社会人になったり、イベントが前後に集中しているため、
出費をどうしても控えてしまうのが心情なのだろう。
日本で、8月は最も熱い季節だ。2月とまったく真逆な悪条件下である。
帰宅中でも8月は、熱いので家でビールを飲んだりして冷房にあたりたくなるシーズンだ。
外出する位ならエアコンが利いた部屋でゴロゴロしていたい。
季節行事のお盆の帰省や、子供が夏休みだったりして食費やイベント参加などでも、出費が削られる面が大きい。
地域によっては台風や、土砂災害、様々な悪影響も多い為、前後の月よりも売り上げが落ちることは大いに想像できる。
服飾店(アパレル)でも売り場に限っては、衣替えが一段落しているため、
このシーズンに売り上げが下がることも大いにある。
展示されている商品も、セールス品ばかりが並び、既存のものからではサイズが合うものが無かったりすることで、売り上げ減少につながることも多い。
反対にインターネット通販なども脅威になるため、店頭販売には強みが薄れる。
決算シーズン
2月は、個人事業主は、確定申告、
法人は3月度決算、9月度決算で前の月が忙しいのは必然である。
税理士事務所などは2月・3月に忙しかったりで、忙しい業種は多少異なるシーズンでもある。
ニッパチでも稼げるビジネス
- 行列店
都内の行列店などは暑かろうと寒かろうと、列を為す。
普段から行列が当たり前の店舗は2月だろうと8月だろうと強い。
ただしこれは再現性は困難だと言える。 - 大手
大手飲食店や小売店では客数が途絶えることは無い。
これは一定の需要と、必須商品を取り扱い、一定の時間・日にち営業が行われている安定度が生み出す功績といえるのだろう。