4Kテレビは流行るのか?ということは気になる話題だろう。アナログからデジタルの対応で切り替えたりこの間に3Dテレビがあったりなどでテレビメーカーは一体何をやりたいんだ?という感じが強いが、次の世代として日本のテレビメーカー各社が開発している「4K」テレビというものがどういうものか?これがいつ主流になることがくるのか?ということを解説したい。

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「4K(よんけー)テレビ」

4Kは4000という意味。
現在普及しているフルHDの解像度は1920*1080
これがたて横2倍でほぼ4倍になる。

テレビメーカーの迷走

4Kテレビは技術としては、期待はしますが、実際に普及するにはちょっと的筈れな気がする。
普及したとしても大きいテレビを設置できる会社や、店舗などへしか普及しないと思う。
この理由に50型以上のテレビを主として4K画質を搭載しているものばかりだからだ。
一部のメーカーのマイナスイオンを発生できるテレビのようなネタを飛ばす家電メーカーだけは、消え去っても良いと思う。
ただし小型の画面でも高画質というとAppleのレティナ液晶などは、4kには及ばなくとも、フルHD以上には、高解像度の画面ではある。

現状

地上波デジタルで高画質な放送をテレビでできるようになって、テレビの買い替え需要はアナログ放送からデジタル放送対応の機器に切り替わったのが2011年だ。311の影響で多少地域差はおきたが過半数の世帯では既にデジタルをいちいち切り替えてアナログ次代のテレビで見るよりも、消費電力や画質の面でも高性能で安価な最新のテレビの方がお得な時代だ。
ひとまずテレビ自体は早々壊れるものでもない。自宅で1日8時間ずっとつけっぱなしで見ていても2-3年で壊れるようなヤワな製品は草々ない。
電源や半導体などの故障だけで考えてもデスクトップパソコンの方が壊れる率は高い。
テレビの買い替え需要は故障などでは急にはおきないだろう。

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SONY 55V型 地上・BS・110度CSチューナー内蔵 3D対応4K対応液晶テレビ KD-55X9200A(USB HDD録画対応)

  • メーカー: ソニー
  • SONY 55V型 地上・BS・110度CSチューナー内蔵 3D対応4K対応液晶テレビ KD-55X9200A(USB HDD録画対応)

    4Kテレビのスペック

    少し前に3D対応テレビなども過熱して売ろうとしていたテレビ業界だったが見事に消え去ってこんどは4Kテレビを仕掛けているわけですが、このスペックについて

    表示パネルの画素数が、フルハイビジョンの4倍ある高画質化を追求したテレビ。横(水平画素)が3840(約4000)で、1000は1K (キロ)という単位で表されるため、4Kテレビと呼ばれる。http://kotobank.jp/word/4Kテレビ

    フルハイビジョンが横1920×縦1080
    この4倍が 4Kテレビ「横3840×縦2160」 のスペックということになる。
    ※2015年2月現在8Kテレビを開発中とのこと。

    4Kテレビは高画質ではある

    一応どの程度4kテレビなどの次世代のテレビが高画質なのかというのはデモの動画などを見てもそれなりに高画質なんだろうなというのは理解できる。
    しかしテレビの大型化を今の少子高齢化、1世帯が3-4人という家族構成の世の中でパソコンや携帯電話にタブレット端末などでも動画が見れる時代に大型のテレビに需要があるのかどうかは、やや疑問視する。

    コンテンツの問題

    現在動画再生の再生媒体はBDかDVDだ。BD(ブルーレイディスク)は現状の一般的な企画だと1080pという単位で解像度だと
    4kはフルHDの4倍。
    1920×1080(フルHD)くらいの単位。
    DVDは720p(HD画質) というサイズでBDの1/4程度だ。(多分)
    古いDVDだともっと小さいサイズで収録されていたりする。古いものは4:3サイズの対比だったりするので、現在の16:9のワイド画面にすら対応していないコンテンツも多い。再生画面が変わると古いコンテンツは見た目的にも劣化してしまう。

    これらの媒体を、4Kテレビだと荒れそうな気がする。むしろそのまま高画質に表示したとしても驚きは無いだろう。
    むしろノペーっとした画にみえてしまって、萎える。フルHD画質はフルHDの画面で見るのが無難。
    それ以上の画面でみるとどうしてもガッカリしてしまうことが致命的なのだ。
    テレビメーカーは先にコンテンツの確保や、再生プレーヤーなどの販売を容易していないわけでは無いとは思うが、見るものが無いのに買いたいとは思わない気がする。

    理解しにくい人は windowsXPの初期の頃に購入した動画などを、当時15インチ~18インチで液晶モニターですらない画面が普通に存在していたりした時代。解像度は1020くらい。今のデスクトップPC環境(最近では23インチ~27インチが普通)で再生すると実に目が粗い。今は1920(フルHD)程度が普通。
    大きい画面で小さい動画を見ても全画面表示にしたら荒が目立つというよりもうすっぺらくみえてしまう。

    テレビ放送のイメージも悪い

    一部衛生放送などのコンテンツは高画質配信しているらしいが、テレビ離れもNHKの評判がわるかったり、民放の他国に寄り添っている動向や偏屈報道で飽きられる要素には拍車を欠けているとも思う。
    ニュースを見るだけであれば、新聞やネットやラジオでもいいので高画質である必要性や 『テレビ』を見る必然さが無いとも言える。
    テレビを設置しているだけでNHKに毎月放送受信料を支払わないといけないという法律なども見ていなくても金とられるという不公平さと。
    日本の報道が日本国内のものしか無く海外の出来事は知りにくいことや原発などの事故の報道などでも不信感はある気がする。
    メーカーが作るハードとしてのテレビ以前に、放送としてのテレビがどうも足を引っ張る要素も大きい。
    民法やNHKなども、わざとやっているのだろうから、テレビ業界が先行きが暗いのは必然だろう。

    海外のコンテンツ販売

    海外はもっぱらインターネット配信に力を注いでいる。
    アマゾンやアップルGoogleなどのIT関連企業までもが機器でテレビに動画を配信するアイテム販売を乗り出している。ただしこれらのネットで配信されるコンテンツも高画質な動画は殆ど無い。
    ストリーミングだろうとダウンロード型の買いきり型のコンテンツだったとしてもインターネットを通じたコンテンツ配信は低解像度だ。
    最近販売しだしたテレビを兼ね合いにインターネットと掛け合わせて使う機器でもフルHD(108p)までしか対応していない為4Kテレビではイマイチになる。

  • アメリカのアマゾンが販売したゲームもできる動画ストリーミングサービス用デバイス『Amazon FireTV』
    Delivers stunning 1080p HD video and immersive Dolby Digital Plus surround sound.

     http://phx.corporate-ir.net/phoenix.zhtml?c=176060&p=irol-newsArticle&ID=1915168&highlight=

  • Apple TV
    1080pまたは720p対応のHDMI対応高精細テレビ


    http://store.apple.com/jp/buy-appletv/appletv

  • Google Chromecast

    1080P HDMI TV output対応

  • Youtubeなどは一応最大1080pに対応してはいるがこれは閲覧者の回線に自動で調節されるため常に高画質だとは限らない。これも今後4Kテレビ画質に対応したとしてもそれをスムーズに受信するには100M程度のFTTH回線では無理だと思う。
    何Gを専用で契約していないと閲覧は不可能だろう。
    動画のアップロードやダウンロードに関しても日本のISPでは1日何Gまでという制限を設けている所が殆どであり、4Kテレビ並みの、高画質な動画が一般的になるとは考えにくい。むしろ現在のインターネットの有り様からすると不可能だろう。

    高速なインターネット網が普及したとはいえ日本では光インフラが普及しているがアメリカなどはケーブルテレビだったり地域でネットインフラに結構隔たりがある。ネット大国だとされる韓国などもASDL環境が普通らしい。

    4Kテレビなどの高画質な画面で見られるソフト(コンテンツ)が存在していないと居えるだろう。
    ただしカメラなどは高解像度な動画を撮影する機器は存在しているので今後増える可能性はある。
    タイミングとしては再生メディア媒体がBDの次の世代が普及するころになれば多少可能性は見えるかもしれない。
    ただし、大きいテレビを置くには、引越しのときの手間や掃除、取り付け 模様替えなどで不便極まりない。少子高齢化ということも考えると大型テレビを買い求める需要がどれ程掘り起こせるのか?というのは疑問だろう。
    現在でもテレビ離れは加速している。動画そのものはテレビでなくても閲覧できる。
    ウェアラブル端末など次世代の端末が出てくれば、もしかするとディスプレイそのものが不必要になる可能性があってもいいはずだが。(現状でも壁に映像投影する機器などは多々模索されているので)
    ひとまず4Kテレビは余裕がある世帯向けにしか感じられない。

    韓国のケーブルテレビ 世界で初めて4K放送開始

    聯合ニュース 4月10日(木)17時44分配信

     【済州聯合ニュース】韓国のケーブルテレビがフルハイビジョン(HD)の約4倍の解像度を持つ4K放送を世界に先駆け実用化する。

    日本よりも先に韓国が先んじて4Kテレビ向けの配信を開始した様子。
    ただ韓国の場合コンテンツがそもそも難だと思うが、日本のテレビ業界やメディアコンテンツを保有する業界がいつ、どういう手段で展開してくるのかは見物だろう。
    ただし4Kの画質となるとHDD(ハードディスクドライブ)でも録画が追いつかない気がするのだが2TBのHDDがすぐに満タンになっていては消化するのも貯めるのも難点が大きい気がする。現状BDでも1作品を無劣化で保存するには数G~数十G居ると考えると、データ容量だけが大きくなっていく気がする。反面HDDの性能や容量は頭打ちだろう?
    こうなってくると次世代の保存機器が出てくるか別サービスがないと回らない気がしてならない。