音楽ビジネスモデルが破綻してきた理由を考えるとして以下の理由が思い浮かんだ。
これらは今後どうなるのか?
興味の多様化
インターネットの普及で、テレビを見る層が減ったこと。
従来は、テレビを娯楽として消費することが当たり前だったため、
テレビからの情報は誰もが見ている媒体だった為、過半数の国民に届いた。
21世紀の現在において
今ではインターネットで有象無象のコンテンツがあるため、テレビの影響力が希薄に為ったこと。
消費者が受動的ではなく能動的になったと言える。
媒体の変化。
CDやレーコード等を買わないと、20世紀までは音楽を楽しむことはできなかった。
現代はインターネットでゴロゴロと音楽が自由に聴ける。
Youtubeやニコニコ動画が普及したのは2006年くらいからだが、今では音楽が聞けないというサイトは殆ど無い。
動画埋め込みプレーヤーでどんなHTMLサイトにも埋め込むことが可能だから。
インターネット配信での音楽販売だけでなく、ストリーミングで月額課金のようなサイトも出てきたことでCDの売り上げ減につながる。
握手権アイドル
握手権付のアイドルCDが、ランキング上位に居たりすると
それらの人気や知名度が高いのか?と錯覚すること。
本当一方的なマスメディアにイ
ンターネットが、普及しても釣られる人がいるのだから痛々しい限りである。
小子化
人口はどんどん減っていく。
従来みたいに3人兄弟ばかり家庭が主体といったものが殆どではない。
90年代には、鍵っ子 と呼ばれたような、共働き世帯も珍しくは無い。
むしろ今後は労働人口も減少が憂いとしてあるため、高齢者が増えるというマーケットで
どう消費者にリーチしていくのかは。日本国内だけでは無理がある。破綻する。
実際に韓国が5千万人程度の国民数が居なくて日本や中国にコンテンツをごり押しするかのように売りに来ていることからも想像は容易くできる。
CDプレイヤーが無い
ヤマハ ネットワークCDプレーヤー CD-N500
正直PCで再生可能なため CDプレイヤーという音楽再生用の機器をワザワザ買う必要がなくなったこと。
音響にこだわるマニアックな人を除いて音質に拘る人は、そうそういない。
人は年を取る方が耳が劣化するという点でもハイレゾなど出してきても何の価値も見いだせない人の方が多いだろう。
居てもスピーカーやヘッドフォンにこだわる程度なので、CDに固執するひとの方が稀。
CD自体はPCにデータで取り込めば劣化することは無いため、CD自体が嵩張るという問題も有る。
今後
例えばアマチュアであれば、同人誌を販売するかのように、
CDを作ったりグッズを作って販売していればライブをする人でも売り上げは相応に出るだろう。
プロに関していえば、少なからず、CDを売るビジネスモデルから脱却しないと死亡フラグだ。
破綻してからでは立ち直りは厳しいと思う。従来のようなビジネスモデルでいつまでも続けていくことは小子化などを考えても明確なのでとっとと画期的な策を見つけてほしいものだ。
従来のようにレコード会社に所属して、CDを何万枚も刷って販売し、売り上げ枚数で宣伝していくやり方だと音楽業界はどう足掻いても無理だろう。
通販サイト
⇒Amazonで『CDプレーヤー』を探す
⇒楽天市場でで『CDプレーヤー』を探す
本当15年位前と比べるとMDディスクだとかCDRとか必要性すらなくなったので昨今のプレイヤーの形に若干違和感がある。
コメント